その聖書の序文を書いたのはだれか
極東では印刷経費が比較的安いのが大変魅力的だったため,英国の子供向けの新しい聖書の発行者は,東洋の印刷所にその聖書の印刷を行なわせました。その聖書の序文を書いたのはカンタベリー大主教(the Archbishop of Canterbury)でした。印刷された聖書が届いたとき,英国の発行者はその表紙を開いて,がく然とすると共に,経費を節約すると,時には正確さが犠牲にされる場合があることを学ばされました。「リーダーズ」誌によれば,その聖書の表題紙には,「カンタベリー主教,アーキ(Archie, the Bishop of Canterbury)の前書き付き」となっているということです。