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目ざめよ! 1986
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きれいな日焼けも肌には危険?

人々は太陽を求めて,海岸や公園や屋上のテラスにこぞってやって来ます。それは何のためでしょうか。あの大変望ましい,美しい日焼けを得るためです。あなたもそのような人たちの一人でしょうか。では,よく注意してください! 日焼けはあなたの肌が傷んでいることを意味するかもしれません。

日焼けの化学作用

皮膚は体の中で最も面積の広い,露出した器官です。日光浴をしたり,屋外で長時間働いたり遊んだりすると,あなたは太陽の有害な紫外線に肌をさらすことになります。体はメラニンと呼ばれる保護色素の生産を増やすことによって,この危険な光線に反応します。すると,肌は黒ずんで,望ましい日焼けが得られるわけです。しかし,このきれいな日焼けも危険なしるしとなるのです。

もともと浅黒い,あるいは色の黒い皮膚の人は肌がよく守られていますが,それでも長時間太陽光線にさらされると,皮膚はある程度傷みます。

危険の原因となるもの

日光に短時間さらされた場合,直接受ける影響はごくわずかです。しかし,その影響は何年かの間に徐々に蓄積されてゆきます。皮膚の結合組織や血管や細胞は次第に弱ってゆきます。およそ15年もすると,早くもしわや皮膚のたるみが出はじめます。

肌の傷みがさらに深刻になることもあり得ます。医学の研究は,悪性黒色腫(皮膚がん)の症例の増加と太陽の紫外線に肌をさらす人々が増えていることとが関連していることを示しています。この関係は十分に理解されているわけではありませんが,日光に肌を長時間さらすと,体の免疫機構の機能の低下を助長すると考えられています。

「アメリカン・ヘルス」誌によると,ハーバード大学医学部の皮膚病学教授,ジョン・A・パリシュは,前述のことを血液のおよそ10%が常に皮膚の中にあるということと関連づけており,こう述べています。「血液全体の量に匹敵する分量の血が数分以内に皮膚を通っており,それは紫外線の影響を受け得る皮膚の高さのところを通る」。この光線は,病原菌による感染と闘う血球の生産を阻み,体は皮膚がんや,単純疱疹を引き起こすヘルペスウイルスに冒されやすい状態に陥ります。

皮膚を守りましょう

これは日光浴をしたり,海辺に行ったり,日なたで働いたりすることはやめなければならないという意味でしょうか。そうではありません。あなたは自分の皮膚を守ることができます。実際には,体を無防備のままむき出しにしすぎることが危険なのです。もちろん,日焼けした肌は体を保護するものとはなりません。体を保護してくれるのは衣服です。口紅やおしろいなどの化粧顔料その他の化粧品も保護してくれます。

亜鉛白や酸化鉄(タイシャセキ)なども日焼け防止剤として使えます。これらとほかのある種の化合物を調合して,肌に塗る日焼け止め<サンスクリーン>が作られてきました。こうして体を守るなら,二,三時間日光浴をしたり,他の戸外活動に参加したりすることができます。日焼け止め<サンスクリーン>を使わないで,毎日30分以上体をむき出しにして日光に当てるのは賢明なことではありません。健康によい日光浴をするのは30分で十分です。

また,水や雪が紫外線を反射しますし,雲は紫外線を防げないことも忘れないでください。つまり,冬の雪の中や暑い熱帯地方で,あまり日光に当たりすぎると,有害な影響を受ける恐れがあるのです。ですから,そのような条件のもとでは肌をあまりさらさないようにしてください。皮膚が一番傷みやすいのは,明らかに,夏の時期,あるいは熱帯地方では日が高く昇っている時間中です。

それで,日焼けは普通,皮膚が傷んでいるしるしです。しかし,肌を守る外用薬を使ったり,分別を働かせて日光浴の時間を調整したりすれば,重大な結果を食い止めたり,そのような割合を大幅に減少させたりすることができるでしょう。

[27ページの拡大文]

『血液全体が数分以内に紫外線の影響を受け得る』

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