ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目98 3/8 28–29ページ
  • 世界展望

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 世界展望
  • 目ざめよ! 1998
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • 聖書通読がもたらす益
  • 赤ちゃんが聞いていること
  • 強力なダニ
  • 二人は一人に勝る
  • 声のケア
  • チベットの気象観測
  • ローマ政府の遺跡がイスラエルで発掘される
  • パンジャブ人と腎臓結石
  • 「オフィス病」
  • 読書をするブラジルの若者
  • 薬としてのアリ
  • キャッサバを食べましょう
    目ざめよ! 1993
  • 「ありの所に行きなさい」
    目ざめよ! 1976
  • キャッサバの葉 ― 多くの人が毎日食べるもの
    目ざめよ! 1996
  • 世界展望
    目ざめよ! 1982
もっと見る
目ざめよ! 1998
目98 3/8 28–29ページ

世界展望

聖書通読がもたらす益

ある調査によると,聖書を少なくとも週に1度読む米国人は,それ以下の人に比べて,人生により多くの喜びや満足,より大きな目的意識を感じていると,AP通信は伝えている。イリノイ州のマーケット・ファクツ社が米国人の成人を無作為に選んで調査したところ,聖書をよく読む人たちの90%は,いつも,あるいはほとんどいつも思いが平安であるのに対し,月に1度も読まない人たちの場合その比率は58%であった。さらに,他の人に受け入れられるかどうかを気にしていると答えた人たちは,定期的に聖書を読む人たちの15%であったのに対し,定期的に読んでいない人たちの場合は28%であった。死について時々,あるいはいつも心配していると答えた人たちの割合は,定期的な聖書の読者でわずか12%,あまり読まない人たちの場合は22%だった。

赤ちゃんが聞いていること

ニューヨーク・タイムズ紙が伝えたところによると,幼児が聞く言葉の量や口調は,理性的に考え,問題を解決し,抽象的に推論する子供の能力に影響を与えることが最近の研究で裏付けられた。アイオワ大学が行なったある調査で,専門職に就いている親の子供は毎時平均2,100語を耳にしたが,労働者階級に属する親の子は1,200語,福祉関係の仕事をしている親の子は600語足らずであったことが分かった。親の口調 ― 励まし,小言,温かさ,命令 ― にも注意が払われた。2年半に及ぶ研究で,子供が取り入れる様々な情報は,「子供が4歳になるまでに,物事を概念的に考える子供の能力に大きな影響をもたらす」ことが分かった。研究者の一人ベティー・ハート博士は,幼児は養育や言語の学習を全面的に大人に依存しているので,人生の中で最初の3年間は特異な時期であると述べている。

強力なダニ

キャッサバは約2億のアフリカ人の主食であるが,Typhlodromalus aripoと呼ばれる小さな捕食性のダニのおかげで,今では,さらに大量のキャッサバが出回るようになった。ニュー・サイエンティスト誌によると,T. aripoは,世界で最も破壊的なキャッサバの害虫であるグリーン・スパイダー・マイト(ハダニ科)と闘うためにブラジルから輸入された。このハダニはアフリカのキャッサバの約3分の1を壊滅させた張本人である。研究者たちは,ブラジルの北東部にはキャッサバが豊富にあり,このハダニによる問題がほとんどないことを発見した。小さな捕食性のダニのT. aripoがキャッサバの上に座って,ハダニが現われるのを待ち構え,それらを捕まえて食べてしまうことが分かった。T. aripoはこのハダニの90%を殺すだけにとどまらず,農薬を買う余裕のない多くの農夫が,農薬を使わないですませるのにも役立っている,と同誌は述べている。

二人は一人に勝る

英国のニュー・サイエンティスト誌によると,より健康的なライフスタイルを取り入れようとする際,配偶者が同じことをしているほうが,それに成功する公算は大きい。これは,「家庭医学録」に掲載された,1,204組の夫婦を対象に行なった調査から出された結論である。ロンドン衛生・熱帯医学学校のスティーブン・パイクは,「もし配偶者双方がアドバイスに従うなら,禁煙したり,コレステロールや体重を減らしたりする見込みが大きくなるだろう」と語った。

声のケア

カナダのトロント・スター紙によると,教師のようによく声を使う人は,声を傷めたり声が出なくなったりする危険がある。同様に,騒がしい環境の中で絶えず声を張り上げていると声帯を傷めることがある。ささやいたり,習慣的に咳払いをしたりすることも声を傷めると,言葉と話し方の病理学者ボニー・マンは言う。マンは,問題が深刻にならないうちに対処するようにと助言し,姿勢をよくして首と肩の緊張をほぐすことも勧めている。さらにマンは,「のどを湿らせておくことが特に大切だ」と述べ,よく声を使わなければならない人には,一日じゅう水を少しずつ飲むことを勧めている。

チベットの気象観測

アジア太平洋地域の10か国は,モンスーンを研究するための実験を組織した,とニュー・サイエンティスト誌は報じている。アジアの広大な地域における農業は,モンスーンがもたらす雨に頼っているが,降水量は年ごとに大きく変動する。気象学者たちは,チベット高原がモンスーンの雨を降らせるおもな原因と考えていたが,分析に役立つデータはチベットからは得られなかった。中国と交渉の末,今では無人装置がチベットに設置され,気温,湿度,風,またヒマラヤの他の気象要素を観測するようになった。研究者たちは,得られたデータからアジアのモンスーンに関する理解がさらに深まることを期待している。

ローマ政府の遺跡がイスラエルで発掘される

イスラエルの考古学者たちは,カエサレアでローマ政府の建物群を発掘したが,これは使徒パウロが投獄された執政官官邸であった可能性がある,とロイター通信は伝えている。カエサレアにあるイスラエル考古局の局長ヨーセフ・パラスによると,考古学者たちはその遺跡から,その建物群の一つの公舎が国内の安定を司った政庁であった可能性を示す,ラテン語の文字の刻まれたモザイクを発掘した。「この銘刻は,新約聖書に記されている,ローマ総督の前での聖パウロに対する尋問がどこで行なわれたかという疑問を解決するのに役立つ」とパラスは言う。またこの遺跡は,イスラエルで発掘されたローマ政府の所在地としては唯一のもので,古代ローマ世界の中でも数えるほどしかないと述べている。

パンジャブ人と腎臓結石

インドのパンジャブ州とその周辺の地域に住む人々は,世界のどの地域に住む人々よりも腎臓結石になりやすい,とインディア・トゥデー・インターナショナル誌は伝えている。その記事によると,パンジャブ人はよく働きよく食べることで知られているが,焼けつくように暑い夏の時期でも十分の量の水を飲まないことが多い。そういうことからこの地域は,最近開かれた国際泌尿器科会議で,世界の「腎臓結石地帯<ストーン・ベルト>」と呼ばれた。腎石の大きさは欧米では平均1㌢であるのに対し,その地域では平均2ないし3㌢である。記事はその原因を,多くのインド人が少々の痛みは無視する,あるいは治療を受けるのを後回しにする傾向をもっていることにあるとしている。泌尿器科の専門医は,健康な人はきれいな水を毎日最低2㍑ぐらいは飲むべきだと言っている。

「オフィス病」

シエナ大学姿勢センターの所長マウリツィオ・リチャルディ教授が行なった調査によると,イタリア人の80%あまりが,座ることの多い生活様式から生じる姿勢の問題を経験している。「オフィス病」の人の半数以上は,腰痛,頭痛,吐き気,めまいや平衡感覚の問題,血圧の変動,下痢,便秘,結腸炎,胃炎などを訴えることもある,とイル・メッサジェロ紙は伝えている。こうした問題に対処するため「日本人や中国人は仕事中1時間ごとに幾らか運動をするが,我々の場合は,コーヒーブレークをとるだけである」と,リチャルディは述べている。

読書をするブラジルの若者

ブラジルでは,識字率と学校に通う年数が共に上昇している,とエザーミ誌は述べている。ブラジル地理・統計学研究所によると,改善の余地は大いにあるものの,1991年から1995年の間に,7歳から14歳までの年齢層における非識字率は36%減少した。1990年から1995年の間に,学校に通う平均年数は10%増加した。ブラジルの若者の読書に対する関心は,最近リオデジャネイロで開かれた書籍展示会に行った学生の数が40%近く増加したことに表われているかもしれない。展示会で最も売れた書籍は,若者向けに書かれた書籍で,総売り上げの24%を占めた,とオー・エスタド・デ・サンパウロ紙は伝えている。

薬としてのアリ

中国の軍医,呉志成<ウ ジチェン>は1947年の戦闘で,負傷兵の感染症を防ぐ必要があったが,医薬品は底をついてしまった。困り果てた志成は,地元の医師に助けを求めた。その医師は中国の伝統的な薬 ― アリを煎じた傷口洗浄用水や特別な種類のアリから作った薬 ― を処方してくれた。チャイナ・トゥデー誌によると,その薬がたいへん良い結果をもたらしたため,呉博士は,長年にわたり,アリを医薬に利用する研究に取り組むようになった。アリから作った薬は免疫機構のバランスを保つと信じている博士はこう述べている。「アリは小さな栄養庫である。アリには,人体が必要とする50種以上の栄養素,28種のアミノ酸,様々なミネラルや化合物が含まれている」。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする