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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1957
塔57 4/1 123–125ページ

なぜ神は人間をつくつたか

利己的な事柄のみを追求するのが生活ですか。或は,生活には高い貴い目的というものがありますか。聖書は次の答を与えています。

神がなぜ人間をつくつたかを知るためには,聖書をひもどきなさい。なぜなら,神は聖書の中で答を述べられているからです。霊感を受けた使徒パウロは,ピリピ人にこう書送りました『恐れおののきつつ自分の救を得るよう努めなさい。神は御自身の良きよろこびのために,あなた方が意志を持つて働くように,あなた方の中にあつて働かれているのである。』すると,パウロの言葉によると,人間は創造主の愛,智恵,正義そして力の属性に与るため,神の『良きよろこび』のためにつくられたことになります。天の御使たちも,歌の中で同様な答を述べました『私たちの神なるヱホバよ,あなたこそは,栄光とほまれと力とを受けるにふさわしい方である。あなたは万物をつくられました。御旨によつて万物は存在し,また造られたのです。』― ピリピ 2:12,13。黙示 4:11,新世。

創造主の像と状につくられた完全な人は,造り主の属性を地上に完全に反映すべきでした。しかし,今日の人間が反映しているものは,全知で平和を愛する創造主の属性とは,およそかけへだてているものです。人間には何が起りましたか。モーセは次のように答えています,『彼らはヱホバにむかいて悪しきことを行う者にて,その子にはあらず。只これがきずとなるのみ。その人為はよこしまにして曲れり。』― 申命 32:5。

すべての人がそうだ,とはモーセは言つていません。特にクリスチャンの人はそうでありません。クリスチャンは,なぜ生きているのか,その理由を知つています。叡知を持つ者として,人間は神を崇拝し,かくして神に讚美とよろこびを捧げねばならぬ,とクリスチャンは認識しています。もしそうしないなら,神は人間を存在せしめないようにすることができます。そのわけで,パウロはこうさとしているのです,『あなた方が責められるところのない純真な者となり,曲つた邪悪な時代のただ中にあつて,傷のない神の子となるためである。あなた方は,生命の言葉を堅く持つて,彼らの間で星のようにこの世に輝いている。』イエスは,クリスチャンの弟子たちを『世の光』と呼び,次のように告げました,『あなたがたの光を人々の前に輝かし,そして,人々があなた方の良いおこないを見て,天にいますあなた方の父をあがめるようにしなさい。』― ピリピ 2:15,16。マタイ 5:14-16,新口。

この暗い世で光を輝すことは,正しい業を行つて,責められるところのない純真な者であることです。そのような者は,こう告げられています,『神を恐れ,神に栄光を帰せよ。神のさばきの時が来たからである。天と地と海と水の源とを造られたかたを伏し拝め。』地上の人間として自分の責任を果すためには,その人はヱホバ神の真の崇拝者でなけばなりません。―黙示 14:7,新口。

完全な人間,イエスはこのことをしました。そして,彼については,『見よ,この人だ』と言われました。イエスは,御父なるヱホバの像を完全に反映したため,自分自身に関して『私を見た者は父を見たのである。』と述べています。イエスの生涯を書いたヨハネは,次のように語つています,『私たちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であつて,めぐみとまこととに充ちていた。』― ヨハネ 19:5。14:9; 1:14,新口。

完全な生涯を送られたイエスは,ヱホバの栄光をどのように反映すべきか,を人々に教えました。彼の言葉は,次のようです,『弟子はその師以上のものではないが,修業をつめば,みなその師のようになろう。善人は良い心の倉から良い物を取り出し,悪人は悪い倉から悪い物を取り出す。心からあふれ出ることを,口が語るものである。』イエスは,御父から学んだ生命と救に肝要な大真理を,弟子たちに伝えました。こんどは,弟子たちはこの貴重な音信を他の人々に伝えたのです。彼らは,御言葉を聞くだけでなく,行わねばならなかつたのです。そして,全国民の他の人々を弟子となし,イエスの命じたことを守るよう教えねばなりませんでした。この責任を忠実に果すなら,人はよろこびに溢れ,創造主は幸いを感じます。―ルカ 6:40,45。マタイ 28:19,20,新世。

この20世紀にキリスト教の存在していることは,弟子たちがイエスのいましめを遂行したことを,絶対明白に証明するものです。パウロはキリスト教の真理がどのように知らされたかをローマ人に示しました,『「言葉はあなたの近くにある。あなたの口にあり,心にある。」この言葉とは,私たちが宣べ伝えている信仰の言葉である。すなわち,自分の口で,イエスは主であると告白し,自分の心で,神が死人の中からイエスをよみがえらせたと信じるなら,あなたは救われる。なぜなら,人は心に信じて義とされ,口で告白して救われるからである。』― ロマ 10:8-10,新口。

今日の生活の理由

現在において人間が生活する理由は,その舌を正しく用いることと多くの関係を有しています。なぜなら,人間のからだのその小さな器官によつて,人は造り主に栄光を帰したり,又は非難の言葉を吐きます。或は造り主に名誉を帰したり,不名誉を帰したりします。予言者イザヤは,次のように書きました,『主ヱホバは教をうけしものの舌をわれに与え,言葉をもて疲れたるものを扶け支うることを知得しめたもう。』(イザヤ 50:4)この聖句のアメリカ訳は,次のように述べています,『主なる神は,教えるための舌を私に与えた。それは,言葉でもつて私が疲れた者を救い得る仕方を知るためである。』

予言者ダニエルは,この世の終に『知識増すべし』と示しています。ヱホバは『国々の民に清き唇を与え,彼らをしてすべてヱホバの名を呼ばわしめ,心を合せてこれにつかえしめん。』と予言者ゼパニヤは述べています。信ずる者は,何時の日か,皆『ヱホバに教をうけ,なんじの子らの平安は大ならん。』とイザヤは言つています。シンゲンは,次のように述べています,『知恵ある者の舌は人をいやす。』『やさしき舌は,生命の樹なり。』― ダニエル 12:4。ゼパニヤ 3:9。イザヤ 54:13。シンゲン 12:18; 15:4。

神はこれらの予言を今日成就せしめられました。なぜなら,いまの地上には,神に栄光と誉を捧げる人々がいるからです。これらの人々は,聖書真理の光を地の果までも輝すことにより,この世の光になつています。彼らは,霊と真をもつてヱホバを崇拝し,この悪しき邪しまな時代にあつて,責めるところのない汚れなき状態を保ち,そして他の人々に生命に達する道を知らせることにより,正しい業を行つています。神を恐れる人々で成立つこの群は,ヱホバの証者の新しい世の社会に代表されています。ヱホバの証者について,現代の一作家は次のように述べていました。

『彼らは,この時代の切迫した終と神権政府の来ることを知らせる義務を神から課せられた証者として,あらゆる手段を用いて,人々にこの音信を伝えようとする。彼らはいろいろな新しい方法を案出してくる。もうそれには驚くに当るまい。……ヱホバの証者は,文字通りに地を証言で覆つた。』それから,配布される莫大な量の文書について報告してから,その作家は次のように言葉を続けています,『地上にある宗教的な群の一つとして,ヱホバの証者程の熱心と忍耐強さをもつて御国の良いたよりの拡大に努めているものはない。それは過言ではない。……現代のクリスチャンの中で,証者程に聖書をいつも用いたり,聖句をたくさん覚える者はいない。聖書のことでヱホバの証者と議論して勝つためには,今日の現代主義教会の大多数の成長以上に聖句を良く知らねばならない。』― チャールス・サムヱル・ブレイデン著『これらの人々も信ずる』(英文),1950年,370,380頁。

ヱホバの証者が聖書を知つていて語る,ということは全く本当です。神に誉を帰すためには,聖書を知らねばなりません。彼らは聖書の知識によつて強い要塞をも破壊し,さまざまな議論を破り,神の知恵に逆らつて立てられたあらゆる障害物を打ちこわし,すべての思いをとりこにしてキリストに服従させます。―コリント後 10:4,5,新口。

『地的のもので,語られた言葉程に人間の心を影響するものはない。』とエドウイン・ジー・ローレンスは言いました。『その故に,教育を受けた言語は人間の持ち得る最大の武器と言える。』そして,言語の目的は『ひとりの人から別の人に考えを伝えることであり,広い意味では,その言語を聞く人に影響を及ぼす為である。』

それは,正しくキリスト教の目的です。その正しい希望に充ちた言語により,キリスト教は或る人々に影響して正義と生命に向わせます。善意を持つ人々といつしよに神の知識と,神の御国に分け与ることは,現在の生活にたいする最も高く,しかも最も高尚な目的であります。あなたが,この最も幸福な生活に与り得ますように。

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