雑誌を他の人にすすめる
アメリカ,カンザス州のあるエホバの証者(女性)は,次のような手紙を寄せてきました。「私は『ものみの塔』と『目ざめよ!』誌を用いて,ある区域を3年つづけて伝道しています。この区域にかなりよく雑誌を求める家が一軒あります。『目ざめよ!』の予約運動のとき,私はその家で聖書の話をし,予約することをすすめました。ご主人と奥さんが私の話を聞いていて,ご主人は『読む物はたくさんありますから』と断りましたが,『目ざめよ!』がいろんな点で時間の節約になることを説明したところ,その人は予約しました。私は『目ざめよ!』が郵送されるようになるまで,一部ずつその家にとどけ,『ものみの塔』も同時に置いてくることにしました。12月には『新世訳聖書』をその夫妻に配布しました。1月になって,奥さんのほうに『エホバの証者とはだれか』という聖書の話をしたところ,彼女は『またぜひおいでください』と言いました。そこで2週間たたぬうちにその家を訪問しました。奥さんは『ものみの塔』を予約しました。それでいま雑誌が郵送されてくるまで,最新号の『ものみの塔』をとどけることにしていますが,その際にその人と『良いたより』という小冊子を用いて聖書の研究をしています。最近その家を訪ねた時は,ご主人が家にいました。そしてこう言いました。『この雑誌を求める機会は何年間もあったのですが,ひとつひとつの記事がこんなにおもしろく,真実を伝えていることを最近までまったく気づきませんでした』。『先週でしたか,近所の人が読みたいというのでいく冊かあげたところです』とつけ加えました」。
同業者と患者にすすめる
ミズーリ州のエホバの証者は次のように伝えてきました。「指圧治療を受けに行ったときのことです。私は指圧師に『目ざめよ!』の『育椎指圧法の技術と科学』という記事を見せました。彼はその『目ざめよ!』を,もう1部余分に欲しいと言いました。私はそれをもって行くことを約束しました。家に帰ってしばらくすると電話が鳴りました。例の指圧師からです。彼は指圧の記事のことを盛んに話し,注文を20冊にふやしました。そしてその雑誌をとどけた時にわかったのですが,彼はそれらの雑誌を他の指圧師に配るのだ,ということでした。その時彼は『目ざめよ!』をさら20冊注文しました。2,3週間まえのこと,ある人がひとりのエホバの証者に近づいて,この指圧師はエホバの証者ですか,と尋ねました。証者は,そうではありませんと答えたのですが,その指圧師はカトリック教徒だったので,なぜそんなことをお聞きになるのですか,と尋ねてみました。するとはその人のいわく,「私が治療に行った時あの人は「目ざめよ!」をくれましたよ』」。
友人に送る
ワシントンDCで,公益事業関係の仕事をしているある男の人 ― エホバの証者ではない ― が,協会に次のような手紙を書いてきました。「私は『目ざめよ!』と『ものみの塔』を予約している者ですが,しばらくまえ一つの実験を試みたところ非常にうまくいったので,そのことをお知らせしたいと思います。私はこれらの雑誌を読み終えると,同じ包装紙に包み,住所を書きなおして,[郵送料を払い]いく人かの友人に送りました。また別の試みとして,8人の友人の名前を,貴協会の代表者に渡しました。彼はそれらの友人に雑誌を送りました。2週間もたたぬうちに私はそのうちの6人から手紙を受け取りました。彼らはいま貴協会発行の雑誌の予約者です。以上2つのことから考えたのですが,貴協会が雑誌の表紙に,読み終えたらお友だちにお送り下さい,とでも1行印刷されるのは名案だと思います。そうすれば貴協会の新しいメンバーは毎年ふえるでしょう。貴協会は公共の益のために,とりわけ,1年365日人々を圧迫しつづける道徳たい廃の風潮を阻止するという面で,すばらしい仕事をしておられます」。
担任の先生にすすめる
オハイオ州の小さな町に住む女の子は,「ものみの塔」と「目ざめよ!」を3年の担任の先生に定期的にとどけました。その後ある証者が,いつもの戸別伝道でその先生に会いました。彼女は「新世訳聖書」を手に入れたいと言いました。そして自分の受け持っている3年生のクラスにいるその若い証者についていろいろ話しました。結局その女の子の父親が先生を訪問することになり,女の子も父親と一緒に行くことにし,家庭聖書研究が始まりました。彼女はいま4年の担任の先生に雑誌をとどけています。