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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1975
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ロシア語のモーセ五書

● 1917年に共産主義革命が起きて以来,ソ連では一冊の聖書も出版されていません。ところがソ連の宗教事情協議会の議長代理ビクトル・N・チトフは,モーセの五書,すなわち聖書の最初の五冊の書がロシア語で再版されることを発表しました。宗教指導者の中には,これを「緊張の緩和」が宗教の分野にまで広がりつつある証拠であると見なす人もいます。こうした本が何冊くらい手に入るようになるのか,また政府がその配布をどう規制するのかは,まだ分かりません。とにかく,少しでもあるほうが何もないよりはましです。

聖人になるための多額の費用

● 去る9月14日,エリザベス・シートンは,ローマの聖ペトロ大聖堂で,米国生まれの人としては初めて「聖人」の列に正式に加えられました。聖人になるまでの道は長く,その費用はたいへんなものでした。

1882年,ボルチモアのギボンズ枢機卿は,このシートン夫人を聖人候補として推薦し始めました。それ以来,約1万2,000人の修道女を含む何千人もの人が,この運動に関係してきました。ウォール・ストリート・ジャーナル紙が伝える通り,こうした人々は資金を集め,「どんな政治運動よりも困難で,大抵の政治運動と同じほど費用のかかる」計画のために働きました。カトリックの聖人に関する権威フランシス・X・マーフィー司祭は,「シートン修道院長のために使われた費用は数百万ドルに上る」と考えています。なぜこれほどまでに費用がかかるのでしょう。

バチカンの神学者は,シートン夫人の個人記録を調査し,この聖人候補者に『重大な個人的欠点』がなかったかどうかを確かめますが,同夫人の後援者たちはその個人記録すべてをイタリア語に翻訳する費用を負担せねばなりませんでした。シートン夫人が行なったとされる数々の奇跡は,教会の調査官によって吟味され,次いで医師によって調べられましたが,後援者たちはそのような費用もすべて支払わねばなりませんでした。「列福」式(カトリックの聖人になるまでの途中の段階)に,聖ペトロ大聖堂を使ったため1万ドルの使用料が必要でした。シートン夫人の遺体は墓から出され,その骨は運び出されました(骨のうち一本は法王へ,残りは箱に入れられて,彼女を聖人にするために最もよく働いた人々のもとへ送られた)が,これにもお金がかかりました。ローマでの実際の列聖式では,「多額の費用をかけた祝典」が行なわれ,その勘定書もこの新しい聖人の支持者のもとへ送られました。そのために,彼らは十万ドル(約3,000万円)を当てていました。

しかし「聖人」になるには,金銭以上のことが関係しています。他の二人のアメリカ人を聖人にする運動をしているフランシス・リッツ司祭によると,たとえどんなに努力しても,世界の政治情勢と合っていなければ聖人に選ばれない場合があるようです。シートン夫人が聖人に加えられる日が1976年の米国の建国二百年祭と時間的に近いのは,単なる偶然の一致以上のことと見る人は少なくありません。カトリック季刊誌の一編集者ジョエル・ウェルズは,バチカンは「米国教会内の衰退する志気を高める」ためにシートン修道院長を選んだ,と述べていますが,彼自身,果たしてその目的が達成されるかどうか疑問視しています。

武装しながら平和を語る

● 世界の「超大国」の指導者は,軍備の縮小および平和確保のための同様の措置を周期的に呼び掛けています。核弾頭ミサイルの数を制限する「上限」に関して,米国とソ連は合意に達しました。さらに最近のことですが,軍事目的のために天候を変える技術を非合法化し,さらに大量殺りくの新方式を禁止する協定を結ぶことが求められています。ソ連の指導者レオニド・ブレジネフは,こうした新しい兵器が今ある核兵器より「さらに恐ろしい」ものである,と最近述べました。しかしこうした話し合いと並行して,実際にはどんなことが行なわれているのでしょうか。

世界の諸国は兵器のために,昨年だけでも2,100億ドル(約63兆円)以上を費やしました。その大半は米国とソ連が兵器の貯蔵を増やすのに使ったもので,ストックホルム国際平和研究所は両国の兵器貯蔵に関して,「両大国とも軍事的あるいは政治的に考え得る必要量をはるかに上回っている」と述べています。米国は現在,八千基以上の戦略兵器を配備しており,ソ連は二千八百基のミサイル(個別的には米国のそれより破壊的)を保有しています。これらの兵器のうち,最も弱いものでも,広島を荒廃させた爆弾と比べて,少なくとも三倍の力を持っており,1万6,000倍の爆発力を持つものもあります。しかも兵器の研究,生産および配備は依然として進められています。ニューヨーク・ポスト紙の社説は,「人間の必需品の確保が軍事的な狂気との戦いに敗れつつあること」に関して語り,次のように問いかけています。「正気が勝てば,世界中にある飢餓状態をどんなにか克服できることだろう」。

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