正しい土台の上に
1 あなたの信仰の土台がしっかりと据えられ,クリスチャンとしてのひととなりが,キリスト・イエスを土台の隅石として築かれていることを喜んでください。(エペソ 2:20)しかし今やあなたは,同じ正しい土台の上に他の奉仕者の信仰を築くわざにおいて,神とともに働けることを喜んでください。(コリント前 3:6-9,11)それこそわたしたちの宣教の目的,また目標とするところだからです。すなわち,新しい人々を教え,その人々の心と思いに真理を鳴りひびかせ,かつ,エホバと,キリストによる御国に対する認識を深めるように彼らを助けることです。その結果,彼らも他の人々に良いたよりを伝える者となるでしょう。
2 正しい土台の上に信仰を築くための強力な手だての一つは「ものみの塔」誌です。ゆえに,戸別訪問に際してはいつも熱心に「ものみの塔」の予約を勧めましょう。予約は時々得られます。しかし,予約する人を時々どこかで見い出すには,あらゆる戸口で予約を熱心に勧めることが必要です。家の人が関心を示さないなら,すぐに2冊の雑誌を提供しましょう。分別を働かせてください。そうすれば,わたしたちを快く迎えて話に耳を傾ける人に多くの時間を費やせるでしょう。(マタイ 10:11-13)会話的な親しい態度で話を進め,自分もその雑誌を読んで大きな助けを得ているということを話してください。家の人は両方の雑誌を,あるいは少なくとも「ものみの塔」を喜んで予約するかもしれません。また分別を働かせるなら,雑誌の日に会う関心を示す人に予約を効果的に提供できるでしょう。
3 関心を示す人に会ったなら6か月間の聖書研究の取り決めを忘れずに説明してください。それからその場で,あるいは再び訪問して,研究の仕方を示せます。聖書研究を勧めるちらしの量は限られていますが,ちらしを賢明に用いて,聖書研究を勧めてください。
記念式の週の週末
4 記念式は一年のうちで最大の行事です。それは,イエスが追随者に毎年守るようにと命じられた唯一の祝いです。それに,この祝いは組織全体を強め,かつ一致を促進させるものであることを考えてください。今年,各会衆は3月21日の祭日を利用して,土曜日と日曜日を一日中,予約の提供や雑誌活動に費やせるでしょう。その時期はまた,真理に関する知識を十分に持ち,資格を得た新しい人々を奉仕に誘うのに良い時となるかもしれません。すべての伝道者はこの時期の活動に十分にあずかることが勧められています。そうすれば,記念式の時期の活動に対する各人の認識は高まるでしょう。
5 記念式は日曜日の午後6時以後に行なわれます。あらゆる努力を払って,この祝いに対する期待を高めてください。新しい人を招待する際「ものみの塔」3月1日号や「目ざめよ!」3月8日号の裏面にある発表を用いることもできます。もし望まれるなら,「目ざめよ!」3月8日号32ページ下部に,記念式の招待状の裏に押すのと同じようなゴムスタンプをきちんと押してもかまいません。もし記念式の時に初めて集会に出席した人がいたなら,毎週の「ものみの塔」研究や公開集会に出席することの大切さを強調するのは良いことです。
特別公開講演
6 3月29日の公開講演の題,「楽園の平和に戻る道」はなんと心暖まるものでしょう。これは昨年に開かれた一連の国際大会の最後のものとなった太平洋諸島とメキシコ大会において,公開講演として話されたものです。すべての人がこの講演を広く宣伝するように勧められています。記念式の招待状といっしょにこの講演の招待ビラを関心のあるすべての人に配布してください。
7 そうです,3月は活動に満ちる月となるでしょう。古い伝道者も新しい伝道者もエホバを賛美するわざに参加するのですから,多くの会衆や孤立した群れは伝道者の新最高数を得ることでしょう。エホバの民のすべての間では,とりわけ,霊の思いは大いに深められるでしょう。他の奉仕者の信仰を正しい土台の上に築きつづけるみなさんに,エホバが豊かな繁栄を与えられますように。
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他の奉仕者を正しい土台の上に建てる
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記念式と特別講演に,ほかにだれを招待できますか