神を喜ばせる
1 人類の大多数は健全な教えを退けています。しかしエホバの証人であるわたしたちは,神のことばの擁護者です。神のことばを急いで,かつ教える術をつくして,宣べ伝えるのはわたしたちの特権です。(テモテ後 4:2,3)今や,わたしたちの手もとには,信仰を築くこうしたわざの助けとして,「聖書はほんとうに神のことばですか」と題する新しい本があります。5月と6月中,この本に研究用の小冊子を1冊添えて120円の寄付で,あるいは本のみを100円の寄付で提供します。信仰を築くのに,この新しい本はなんとすぐれた道具でしょう! わたしたちがこの本を使用できるようにしてくださったエホバとエホバの組織に対し,わたしたちは心から感謝できます。「神のことば」の本の在庫が尽きたなら,「真理」か「進化」の本を用いてもかまいません。どちらの本を提供するかは,どの本が手元にあるか,また家の人が何を必要としているかにより決めることができます。
2 あなたは,だれかに忍耐強く家庭聖書研究を司会して援助してもらったことを覚えていますか。では,本を求めたり,雑誌を予約したりした人をさっそく再び訪問して,家庭聖書研究を少なくとも一度は必ず勧めるようにしてはいかがですか。家の人の質問に答え,偏見を取り除き,6か月間の家庭聖書研究を始めるまでには,何度か訪問しなければならないかもしれません。しかし,このような方法でふさわしい人々を助けるなら,なんと大きな喜びと満足が得られるのでしょう。(マタイ 10:11-13前半)こうしてわたしたちは,神に大いに喜ばれる信仰を行ないによって実証できるのです。―ヘブル 11:6。
3 「神のことば」や「進化」の本には研究用の質問が載せられていませんが,もし家の人がその中に収められている知識を必要としているなら,これらの本を用いて研究を司会できます。自分自身で質問を作ることもでき,また,関心をもつ人と,それらの本のある部分を討議することもできます。次の提案も考慮してみてください。特定の副見出しの下のすべての節をいっしょに読み,それから一,二の質問をします。次の副見出しの下にある節も同様に扱います。この方法で,述べられている論議全体に目を通し,それから質問をします。変化を添えるため,ある部分を読んでから,家の人に質問があるかどうかを尋ねることもできます。「神のことば」の本の全体,および「進化」の本の第12章以降の資料は,特にこのような方法で扱えるでしょう。「見よ!」の小冊子や「真理」の本を配布した所では,通常の方法で研究を行なえます。
4 あなたはエホバの証人と数か月間聖書を学んで,今では集会に出席し,この「御国奉仕」をもらった人のひとりですか。そうであれば,新たに得た信仰を行ないによって表わそうと考えておられますか。そうすることを始めるのに5月はよい月となるでしょう。あなたは聖書文書の価値を正しく認識できるほどに成長しておられるので,熱意をこめてそれを他の人に勧めることができるでしょう。あなたが資格にかなっておられるなら,今月から始めるようお勧めします。あなたのために聖書研究を司会している伝道者と話し合って,伝道のわざに同行できるかどうかを尋ねてみてください。緊急な御国の音信を他の人に伝えることにより,わたしたち各人は,行ないによって信仰を実践し,神に大いに喜ばれる者となり得るのです。―ヤコブ 2:17-26。
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行ないを伴う信仰によって神を喜ばす
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新しい家庭聖書研究を目ざして働く