あなたの奉仕会
11月1日に始まる週
主題: 信仰の仲間に対して良いことを行ないなさい。(ガラテヤ 6:10)5番の歌。
5分: 開会のことば,聖句と注解。
12分: 「他の人を自分よりも先にする」。「ものみの塔」1970年9月1日号の記事に基づく,話と討議,あるいは実演。
15分: 「区域のあらゆるところで,良いたよりを宣明する」。おもな記事を聴衆とともに討議する。
13分: 愛と従順をもってエホバに仕える。司会者は11月の書籍運動に全心をかたむけて参加するよう励ます。前の日曜日の証言で得た,著しい経験のどれかを取り上げる。一組の文章を提供すること,および,カバンに十分の量の文書を携えて行くよう全員を励ます。開拓者や経験を積んだ他の伝道者は,少なくとも二組の提供物のほかに,余分の書籍と雑誌を携えて行くべき。同様に新しい人にも,少なくとも一組の提供物と余分の「真理」の本を携え,戸別訪問に際しては,聖書を用いて証言することを励ます。新しい伝道者が,古い伝道者の援助を受けながら,マタイ 24:14に基づく,一つの聖句を用いる話をし,一組の文書を提供し,配布するところを実演で示す。古い伝道者は,優しくほめる。新しい人々が宣教に十分に携われるよう訓練することにより,それらの人に良いことを行ない続ける。
15分: 休暇開拓者と他の伝道者を招いて,喜ばしい経験,あるいは,最近の活動で得た神権的な楽しい思い出のいくつかを話してもらう。ごく自然な仕方で話してもらう。時間の許すかぎり多くの経験を聞く,閉会のことば。「神権的ニュース」の二,三の点を含める。15番の歌。
11月8日に始まる週
主題: エホバのしもべであることは幸福を意味する。(詩 144:15)29番の歌。
10分: 開会のことば,聖句と注解,および支部の手紙。情景: 父親が家族とともに霊的な事柄を話し合って楽しんでいる。司会者: 結論で,家族がいっしょに研究したり,霊的な事柄を話し合ったりする時間を設けるよう勧める。
3分: 会計報告。兄弟たちが経済面で会衆をよく支持していることをほめる。
15分: 会衆の拡大の見込み。(会衆のしもべがこの部分を扱ってもよい。)昨奉仕年度には何が成し遂げられたか。新しい伝道者を生み出すこと,バプテスマを受けた人の数,集会の出席者数,区域の伝道状況などの点で,会衆は最近どのような進歩を遂げたか。書籍研究のそれぞれの群れと,開拓者各人は,12月に新しい伝道者を生み出す目標に向かって,新しい人が円熟するのを助けているか。会衆は12月までに,10%増加の目標に達するか。霊的な成長,エホバへの賛美,そしてエホバのわざの達成の点から,そうした数字の意味を強調する。配布された文書の合計は,再訪問や聖書研究を行なう余地がまだあることを示している。会衆をほめ,エホバの奉仕に忙しく携わり続ける理由を強調する。神に誉れを帰すため,神の意志を行なうのは大きな喜び。その他,巡回のしもべの最近の報告に載せられている提案を使うこともできる。兄弟たちが進歩するのを援助するための実際的な提案を与える。実演を含めることもできる。
7分: 二,三人の若い伝道者が,区域で一組の本を提供する実演。
15分: 熱心に努力して,新しい研究を始める。司会者は,「真理」の本を求める人すべてを再び訪問することのたいせつさを強調する。その人たちに,研究を行なう機会を少なくとも一度与える。書籍を求めた人だけでなく,雑誌を求めた人や,少しでも関心を示した人すべてを再訪問するとき,「真理」の本のちらしを大いに活用する。次の実演は,「真理」の本を求めた人を再び訪問する際に,研究を勧めるちらしをどのように用いることができるかを示す。
伝道者は気持ちの良いあいさつのことばを述べたのち,現代の生活に影響を及ぼしている多くの問題に聖書は答えていると述べる。「真理」の本のちらしを示し,2ページの質問のいくつかに注意を引く。家の人は「わたしたちはなぜ年老いて死ぬのですか」の質問に関心を持っていることにして,次の筋書にのっとって,その主題に関して話し合いを進める。
創世 2:16,17 ― 従順であれば生き続けられた
創世 3:1-6 ― 最初の人間夫婦の不従順(適当な部分を選ぶ)
創世 3:22-24 ― 不従順な夫婦は死ぬ
ロマ 5:12 ― 子孫に及んだ結果は死
ヨハネ第一 4:9 ― イエスによってあがないが備えられた
黙示 21:3,4 ― 王国の支配は死を除き去る
次に伝道者は「真理」の本を取り出し,その“話し合い”は第4章に基づいてなされたことを示す。その本に基づいて,聖書の話し合いをさらに行なうため,来週特定の時間に訪問することを取り決める。司会者は,こうした巧みな訪問は,まもなく新しい聖書研究に発展する可能性があることを説明する。
10分: 閉会のことば。「発表」の適当な項目,および,会衆の10月の報告と日本の9月の報告を含める。6番の歌。
11月15日に始まる週
会衆ごとに用意する。巡回大会の週のプログラムその他の資料を用いることができる。
11月22日に始まる週
主題: 円熟を追い求める。(テモテ前 4:15,16)51番の歌。
5分: 開会のことば,聖句と注解。
20分: 謙虚さに関する話。「ものみの塔」1970年11月15日号を用いる。
10分: 公開集会の活動。「質問箱」に基づく熱心な話。公開集会に対する関心を高めるため,会衆の向こう数か月の計画の大要を述べる。
15分: 良いたよりを伝える ―「円熟を追い求める」。
(8分)質問と答えの形式で扱う。
(7分)新しい研究を始める時に,「聖書の教えを知りたいとは思われませんか」のちらしをどのように用いるかを3人の姉妹たちが簡単に話し合う。どのようにして研究を始めるか,「真理」の本,あるいは「見よ!」の小冊子のどのページを最初に用いるか,また,なぜそうするかについて話し合う。
10分: 区域で一組の本を配布することに成功した経験を含める。閉会のことば。62番の歌。
11月29日に始まる週
主題: すべての国の人を,バプテスマを目ざして教える。(マタイ 28:19,20)30番の歌。
15分: 開会のことば,聖句と注解,および,月の主題「すべての国の人を,バプテスマを目ざして教える」に基づく話。一群の伝道者がその日の聖句を簡単に話し合う。次に,月の主題が,各自の実生活において,何を意味しているかを考慮する。たとえば,奉仕に対する進歩的な見方を保つのに自分自身の献身が何を意味しているかを認識し,バプテスマを目ざして新しい人を助けるという目的をいだいて研究を司会し,教えるわざに,より多くの時間を費やせるように日常の活動を計画するのはその一つ。「ものみの塔」1970年9月15日号573ページのアルゼンチンの報告を用い,休暇開拓奉仕に携わることによって教えるわざの祝福がどんなにふえるかを示す。
10分: 「あなたはなぜ人を許さねばなりませんか」。「ものみの塔」1970年10月1日号579-582ページの資料に基づく,円熟した兄弟の話。新しい人が神および会衆内の他の人々との間の正しい関係を築くよう助けることのたいせつさを強調する。
20分: 「その人たちを助けることができますか」。質問と答えで扱う。節を読む。
15分: 開拓奉仕の特権に対し,会衆がすぐれた認識を持っていることを話し合う。「年末の休暇開拓」を用いて,そうした特権にあずかる機会に対する関心を高める。閉会のことば。12月の伝道者10%増加を目ざし,かつ,月の初めから伝道者最高数を目ざすべきことを強調する。12月に,日本は初めて1万人の伝道者を報告できるだろうか。9番の歌。