あなたの奉仕会
12月5日に始まる週
主題: 他の人々に関心を示す。2番の歌。
7分: 開会のことば,聖句の注解,および「発表」の適当な項目。
10分: 支部の手紙と「神権的ニュース」の項目。
18分: 小冊子あるいは雑誌の記事を用いて研究を始めなさい。
(2分)小冊子は研究を始めるのに非常に役だつ。事実,今日真理にいる何千という人々はまず「見よ!」か「良いたより」の小冊子を研究した。両方の小冊子とも研究を始めるのに都合よく書かれている。「良いたより」の小冊子は12月の提供物の一部であり,1月以後は新予約者に贈る3冊の小冊子の中に,「見よ!」か「良いたより」のどちらか,あるいは両方を含めるのはよい。次に最初の訪問または再訪問で研究を始めるさいの,「良いたより」の小冊子の効果的な用い方を考慮する。
(6分)伝道者は「真理」の本のちらしを示し,それには時宜にかなった質問があげられていると述べる。家の人に,聖書を読んだことがあるかどうかを尋ねる。答えが「いいえ」あるいは「はい」に応じて,伝道者は,ちらしの2ページの上部,あるいは下部の箇所を,それぞれの質問が銘記されるように休止しながら読む。伝道者は,その中に特別関心を引いた質問があるかどうかを尋ねる。返事に対して十分説明する。誠実な人すべては楽園の地で生きる見込みに関心をいだくはずであることを述べ,「良いたより」の小冊子の26節を示す。その節を読んで節の質問をともに討議する。
(1分)司会者は,もし可能なら家の人の聖書を用いて聖句をともに読むことができると説明する。次に節を読み,また1,2節さらに討議できるかもしれない。翌週も話し合いが続けられるよう,明確な取り決めを設けられる。次の実演では,研究を始めるための「見よ!」の用い方を示す。
(7分)伝道者は「見よ!」の表紙に注意を向け,人間が心配事から解放されているさまをそれがいかに描いているか注目させる。家の人が小冊子の表紙を見ているあいだ,伝道者は自分用の小冊子から1-4節の適切な部分を読み,適当な注解を述べたり,質問をして家の人を話し合いに引き入れたりする。それから,もしあれば家の人に,聖書を持ってきてもらい,4ページ欄外のいろいろな聖句を調べる。いくつか聖句を討議したあと,再び訪れて,小冊子を用いる聖書の討議を続ける取り決めをする。
(2分)野外で提供する最近の雑誌の記事(たとえば,「目ざめよ!」の「あなたのみことばは真理です」)をどのように用いられるかを討議する。家において,あるいは他の伝道者といっしょに練習すれば,研究を始める用意ができ,自信を持てるように助けられる。
15分: 「わたしたちの関心事」。おもな記事を質問と答えで討議する。2節を討議したあと,家で2人の伝道者か家族が奉仕に備えてカバンに提供物を入れ,それらを提供する聖書の話を練習する実演をする。
10分: 閉会のことば。詩篇 119:97を含める。4ページの下にある標語に触れる。3番の歌。
12月12日に始まる週
主題: 進歩を明らかにする。(テモテ前 4:15)6番の歌。
5分: 開会のことば,聖句と注解。
7分: 「質問箱」。休暇開拓奉仕を申し込んでいる伝道者が,文書のしもべと資料を話し合う。
18分: 「どうすれば『天の父が完全であられるように完全』になれますか」。「ものみの塔」1971年12月15日号の記事に基づく,聴衆の参加を含む話。
18分: 「良いたよりを伝える」。ひとりかふたりの書籍研究の司会者と雑誌区域のしもべが資料を討議する。要点を実演で示し,提案を会衆の区域に実際的なものにする。もうじき来る特別の雑誌活動と結びつける。
12分: 閉会のことば。「ものみの塔」1971年12月15日号の「神は地の支配者たちを賢明な仕方で選ばれる」の記事の趣旨を討議する。10番の歌。
12月19日に始まる週
主題: 愛は真のクリスチャンを見分ける。(ヨハネ 13:35)12番の歌。
5分: 開会のことば,聖句と注解。
12分: 「歓迎されていることを知らせてください」。質問と答えで扱う。新たに集会に来た人に近づき,歓迎されているように感じさせる方法などの点を実演で示す。
13分: 「歳末と正月の活動」。1-4節を質問と答えで扱う。3節のあと,特別活動で雑誌を提供する実演をし,4節のあと,忙しい人に本を提供する実演をする。
20分: 愛の中に問題を解決する。聴衆の参加。すべての点が扱われるよう時間の配分に注意する。クリスチャンの間で時に問題が起こるのはなぜか。(詩 51:5。テモテ後 3:1。塔65,456,457ページ)ある人から罪を犯されたり,感情を害されたりしたとき,仕返しをしたり,その人と口をきかないようにすべきか。(「確かめよ」274-278頁。マタイ 5:23,24。コリント前 13:4,5)もし人から罪を犯されたり,感情を害されたり,あるいは何かの問題をかかえたりする場合,考慮すべき愛ある事柄は何か。(ここで聴衆にいくつか注解してもらう。言及されている聖句をその中に含める。おもな点を要約する。「確かめよ」274-278頁。塔65 458頁7節。塔67 653,654頁。塔69 752頁7節)感情を害されたことを見過ごすことも許すこともできない,あるいは問題が解決しない場合,どうすればよいか。(「確かめよ」274-278頁。マタイ 18:15。塔65 461頁13節。塔66 684頁3節。塔68 722頁13節。塔69 752頁8節)マタイ伝 18:15に提案されている段階を踏む必要があるとわかったとき,感情を害された人はどんな動機で行なうべきか。それは時にはどんな結果をもたらすか。(「確かめよ」274-278頁。ルカ 17:3,4。ペテロ前 4:8。塔65 459,460頁9,10節。塔70 579頁)「ただ彼とのみ相対して」話し合っても深刻な問題が解決されない場合,次にすべきことは何か。すべての当事者たちはどんな動機をもつべきか。(マタイ 18:16。塔65 460,461頁11-13節)問題を解決するさい,愛と神の霊はなぜ重要か。これはどんな結果をもたらすか。(コリント前 13:8,13。ガラテヤ 5:22,23。塔65 461頁14節)
10分: 閉会のことば。14番の歌。
12月26日に始まる週
主題: 全き心をもってエホバに仕えなさい。(歴代上 28:9)21番の歌。
13分: 開会のことば,聖句と注解,および1月の奉仕の主題に関する話。(「ものみの塔」1971/6/15を見なさい。)
12分: わたしたちのためです! 10代の伝道者2,3人が,「ものみの塔」1971年12月1日号の「若い時代に将来の土台を築く」と題する,特に若い人について,また彼らの問題に関して若い人のために書かれた記事を話し合う。
15分: 「歳末と正月の活動」。5-7節を質問と答えで扱う。予約を提供する時に用いる聖書の話を実演で示す。次のように話すこともできる。
主題: エホバを知りなさい。
「お会いできてうれしく思います。わたしは,世の中の状態について心配しておられるかたがたと少しお話しするため,おうかがいしています。世の中の状態はあまり良くありませんね。(例を簡単に述べる。)どこに問題があると思われますか。(家の人に述べてもらう。)根本的な問題の1つは憎しみがあまりにも多いということです。人々には愛が欠け,しばしば自分自身のことしか考えませんね。なぜこのような状態なのか,聖書に説明されています。(ヨハネ第一 4:8を読む)この神はどなたでしょうか。いわゆるキリスト教の国でもたいていの人は神の名前を知りません。しかし詩篇 100篇3節のことばに注意してください。(読む)それで人類の創造者はどんな名前を持っておられることがわかりますか。(家の人に述べてもらう)そのとおりです。また聖書の預言によれば,エホバはまもなく王国によって楽園の地に人類のための永続する平和と繁栄をもたらされます。その理由で,『エホバの王国を知らせるものみの塔』というこの雑誌を紹介しています。(表紙のその標語を示す)最後のページには『宗派にかたよらない聖書教育』の雑誌と書かれています。この号にとても興味深い記事が載せられています。(雑誌を開いて記事を家の人に見せる。)これらの見本の号をご覧ください。(数冊を手渡し,家の人がそれに目を通している間黙っている)この価値ある雑誌を郵便により一年間24冊をわずか600円のご寄付で受け取ることができます。これが予約用紙で,2枚に書き込みます。1枚は受け取りとなり,もう1枚は予約の手続きに用いられます」。
紹介のことばのあと家の人が話をさえぎったり,忙しいとか関心がないと言うなら,次のようにも話せる。「では,せめてこの2冊の見本の雑誌を読んでごらんになりませんか。2冊はわずか50円のご寄付で求められます」。
10分: 「クリスマス」特別活動中に雑誌を配布したり研究を始めたりした喜びその他の興味深い経験。できれば休暇開拓者にそうした経験を述べてもらう。
10分: 閉会のことば。59番の歌。