あなたの奉仕会
11月4日に始まる週
15分: 69番の歌。家族の群れが日々の聖句に関して簡短に注解する。次いで,奉仕に用いられるよう,最近の雑誌の中の話題として使える点を,親が子供たちと討議する。神権的ニュースと発表の中の適当な項目をも取り上げる。
15分: 「魂をこめてエホバに仕える」。質問と答えによる討議。
20分: 実演。研究を行なっている人びとに,神が実在しておられることを納得させる。司会者は,「魂をこめてエホバに仕える」の記事の4節にある三つの点にもう一度触れる。「見よ!」の小冊子の19節の終わりまで研究した後,伝道者がその新しい人と交わしている会話を聞いてみることにすると提案する。伝道者はこう尋ねる: では,あなたは人格神で創造者であられる神が実在しておられることをほんとうに信じることができますか。新しい人は多少疑いの気持ちを示しながら答える: あのう,ご存じのとおり,わたしはこれまでいつも仏教の考えをいだいてきました。伝道者は「見よ!」の小冊子や「進化」の本の36-40ページにあるような資料,またこれも「進化」の本の中の印象的なさし絵とその論証箇所,あるいは4月15日号の「ものみの塔」の「どうして神の存在を信ずるのですか」と題する記事のような雑誌の資料を用いて,伝道者は新しい人と会話的に論じ合う。司会者は,そうした基本的な教えに関して新しい人と論じ合うことの必要性を強調する。真理を思いと心に「鳴り響」かせるよう努力することが大切。―ガラテヤ 6:6。
10分: 閉会のことば。熱意をこめて予約を勧めるよう,励みとなることばを含める。72番の歌。
11月11日に始まる週
5分: 80番の歌。開会のことば,聖句と注解。
15分: 「どんな友だちを持つかはどうでもよいことですか」。「ものみの塔」1973年10月15日号に基づく若い人たちによる討議。
20分: あなたは組織のことをどれほどよく知っていますか。
会衆には新しく交わっている人が大勢いる。この討議は,組織の運営方法に対する彼らの認識を増し加えさせるものにすべきである。以下の質問は,聴衆とともに討議し,聴衆に答えてもらう基礎的な資料として用いることができる。時間の許す範囲で聖句を用いる。
(1)エホバはご自分の組織に関してどんな立場を占めておられますか。(黙示 4:9-11)(2)み使いで構成されているエホバの天の組織が,この地上にいるわたしたちに関心を持っているということを示すどんな証拠がありますか。(黙示 14:6,7; 7:10-12。ヘブル 1:14)(3)クリスチャン会衆のかしらはだれですか。(エペソ 1:22,23)(4)そのかしらの地位をほんとうに認めているということを,わたしたちはどのように示しますか。(ヘブル 12:1-3。ヨハネ 15:14。ピリピ 2:1-8。「塔」73年,182ページ)(5)「忠実で思慮深い奴隷」とは何ですか。(マタイ 24:45。ルカ 12:32,42。「組織」〔英〕,9ページ)(6)マタイ伝 24章45節の「家の者」(召使いたち,新)とはだれのことですか。(「組織」〔英〕,9ページ)(7)統治体とは何ですか。(「組織」〔英〕,10ページ。「塔」73年,126ページ)(8)わたしたちの会衆では,任命された長老たちとは,どの兄弟たちのことですか。それらの兄弟たちは何を監督する立場に立てられていますか。(9)わたしたちは彼らの奉仕の益に個人的にどのようにあずかっていますか。(10)わたしたちはエホバの組織をほんとうに認めて,その組織と全く一致調和して歩んでいることを,どのようにして示しますか。(ヨハネ第一 5:3。エペソ 5:1。ヘブル 13:7,17。マタイ 24:14)
20分: 閉会のことば。会衆の10月の報告,日本の8月の報告,そして「1973年 ― エホバの慈しみにあふれた年」に関する討議を含める。クリスチャンとしての人格を築くことのほうが数字よりももっと重要であることを強調する。次週に行なわれる「論争」に関する討議のために十分準備するよう,すべての出席者を励ます。90番の歌。
11月18日に始まる週
10分: 95番の歌。開会のことば,聖句と注解。「質問箱」も扱う。
10分: 「良いたよりを伝える ― 優柔不断な人たちを助ける」。質問と答えによる討議。
30分: 論争をどれほどはっきり理解していますか。
まず最初に,宇宙主権に関する論争とは何かを簡単に述べる。神の律法を攻撃したサタンは,神の主権が当然で,正当で,義にかなっているかどうかという点に疑問をさしはさんだ。そして,サタンと最初の人間が反抗した結果として,さらにもう一つの問題が提起された: 知性を持つ他の被造物すべては,もし自分たちにとって有利と思えるような場合,神の律法を無視するであろうか。この論争をはっきり理解しているなら,神の律法に対する不敬は,支配者としての神に対する反抗であることがわかる。神に反抗することによって人はサタンの味方となる。このような事がらを正しく認識すれば,わたしたちの日常の振る舞いは影響を受けるのではないだろうか。―「真の平和と安全」,52,53ページ。
以下の質問を聴衆とともに討議し,そのおのおのの場合,主権にかかわる論争がどのように関係しているか,また人の行為はその論争に関連して当人がどのような立場に立っているかを示すものであることを,よく理解できるようにする。伝道者が自由に注解を述べ,聖句を読み,時間の許す範囲で,「真の平和と安全」の本の中の細かい点をも述べるよう励ます。(1)妻や家族に対して夫がどんな行動を取る場合,それは論争に対する認識を夫が自らの生活の中でもっと強力なものにする必要のあることを示していますか。(エペソ 5:28-31; 6:4。コロサイ 3:19,21。「平和と安全」,166ページ,5節; 174ページ,22節; 136ページ,17節)(2)たとえ夫が無分別で,あるいは無理なことを言う場合でも,妻は論争をはっきりと理解していることをどのようにして示せますか。(エペソ 5:22-24。ペテロ前 3:1-6。「平和と安全」,136-138ページ; 175ページ,24節)(3)親に対する子供たちのどんな態度や行動は,子供が論争を確かに理解していることを示すものとなりますか。(コロサイ 3:17,20。ロマ 15:2,3。「平和と安全」,129,130,136-138ページ)(4)交通法規を軽視するのは世の中では「容認されて」いるとはいえ,論争をはっきり理解しているなら,わたしたちはどうしてこの点で世の考え方に倣うことはしませんか。(エペソ 2:2,3。ヨハネ第一 5:19。「平和と安全」,134ページ,14節)(5)紙くずを散らかしたり,その他同様の行為をする人は,論争に対する自分の態度をもっと真剣に考慮する必要のあることを示しています。なぜですか。(マタイ 7:12。「平和と安全」,167ページ,8節)(6)論争を真に理解している人は,人種的・社会的・国家的偏見による影響をどのようにして退けることができますか。(使行 17:26。ロマ 3:23。ヤコブ 2:1-9。「平和と安全」,169ページ,12節-171ページ,16節)(7)論争の結着にかかわるどんな面を考えると,王国を宣べ伝え,弟子を作るわざに熱心に携わるのは急を要するものといえますか。(マタイ 24:34。テサロニケ後 1:6-9。ペテロ後 3:9,15。「平和と安全」,171-173ページ)結論として,わたしたちの振る舞いや活動を真剣に考慮することの大切さを再び強調する。わたしたちは生活の中でエホバの主権をなおいっそう十分に認めるという点で改善を図るよう,一生懸命に努力しているであろうか。―「平和と安全」,140ページ,25節から26節まで。
10分: 閉会のことば。会計報告を含める。77番の歌。
11月25日に始まる週
15分: 101番の歌。開会のことば,聖句と注解。支部の手紙の討議も含める。新しい出版物に対する感謝を表わす。
15分: 「新世界訳」を野外で提供する。司会者は,12月には「新世界訳」を熱意をいだいて提供できることを述べる。この聖書とポケット版の本を十分の数量用意するよう,すべての人に提案する。聖書を提供するさいに,家の人と話し合える点の幾つかを要約する。次いで,有能な伝道者が聖書と書籍を提供する,よく訓練の行なわれた実演を行なう。伝道者は,話の初めに,最新の聖書を紹介するために訪問しているということを述べることもできる。聖書には,問題の多い現代に対する非常に重要な音信が収められている。ローマ 15章4節; ガラテア 5章22,23節; テモテ第二 3章16,17節,あるいはその他の自分の望みの聖句を一,二読んで,聖書の述べている事がらを伝え,次いで聖書と書籍を提供する。もし,家の人が両方を求めないなら,聖書だけを1冊,もしくは書籍に2冊の雑誌を添えて150円の寄付で提供する。
30分: 神とあなたとの関係。「組織」の本の13ページから18ページ中段までを取り上げる。各節を読む。わたしたちが個人個人,エホバの意志を行なうために自分自身をエホバにささげることによって自らを否認することの重要性を強調する。神との是認された関係に対する感謝を表わす方法としての,野外における奉仕の務めの重要性を示す。85番の歌。