あなたの奉仕会
8月4日に始まる週
15分: 33番の歌。開会のことば。聖句と注解。支部からの手紙の要点と神権的ニュースの興味深い点を討議する。また7月の会衆の報告も扱う。
20分: 『平和を追い求めよ』。一部は聴衆の参加によって扱う。3節で新しい伝道者がヨハネ第一 4:8と2:17の聖句の話を用いて「真理」の本の提供を準備するのを開拓者が助けるところを示す実演を行なう。それから新しい伝道者は完全に聖書の話を行なう。
15分: 「研究 ― 生活の中で重要な事柄」。聴衆とともに質問と答えで扱う。
10分: 閉会のことば。ふさわしい発表を含める。30番の歌。
8月11日に始まる週
10分: 40番の歌。開会のことば,聖句と注解。
15分: わたしたちの野外奉仕に適用させる。「『天の王国は近づいた』と言って宣べ伝えなさい」と題する地域大会のプログラムの一部を通して与えられた助言をその土地の野外奉仕に実際的に適用するために何を行なったら良いか,数人の伝道者たちによる討議。野外奉仕に徹底的であることと弟子を作ることの重要性またどのようにして家庭聖書研究を始めるかということを強調できる。
25分: 地域大会のプログラムの復習。
次の諸点に注解を行なうように招く。(1)新しく学んだ事柄; 必ずしもこれらすべてが組織にとって新しいものでなくとも,個々の伝道者にとって新しいものであっても良い。(2)長老の資格や責任など,長老にとって役立つ助言。(3)新しい方々が霊的に進歩するのに助けとなるよう提案された事柄。(4)エホバの証人の中で年若い人々が神に対する奉仕で行なっている事柄。(5)わたしたちが培うべき資質または態度。どのようにまたなぜそうするか。(6)聖書劇から学んだ事柄。(7)プログラムの中で話されたもの,あるいは個人的に楽しまれた経験。
大会の前にいろいろ異なった方々に上記の点を基礎としてプログラムを復習するためにノートを取っておくように取り決めておくことは有益でしょう。
10分: 閉会のことば。もし時間が許すなら,最近の「ニュースの内面を見る」または「世界展望」の中から特に興味深いものを含める。次の奉仕会で考慮される二つの「ものみの塔」の記事を次の週までに読んでおくようすべてを励ます。36番の歌。
8月18日に始まる週
10分: 31番の歌。開会のことば。聖句と注解。
15分: 「良いたよりを伝える ― すぐに反応がない場合」。記事を討議し,その土地で役立つと思われる点を実演で示す。
20分: 「あなたは会衆内の責任を担う資格がありますか」と題する1974年8月1日号「ものみの塔」の記事。数人の兄弟がこの記事を一緒に討議してもよい。
15分: 閉会のことば。聴衆と共に1974年6月15日号「ものみの塔」の記事「エホバがしてくださった事がらを考えなさい」を討議する。記事自体からの資料を含めるが,聴衆が自分の心から注解をするように励ます。23番の歌。
8月25日に始まる週
12分: 27番の歌。開会のことば。聖句と注解。質問箱を含める。
3分: 会計報告。
20分: ヨナの生活の仕方から個人的な益を受ける。ヨナは多分西暦前9世紀に生きていた。彼は自分が書いた事柄を経験した。彼が書いた本はヘブライ語聖書の中で,エホバから非イスラエル人の都市に対してなされた預言的な音信だけを扱っているただ一つの本である。そしてその都市の民は実際に悔い改めた。
兄弟たちにヨナ書を開くようすすめる。次のような質問を兄弟たちに行ない注解を引き出す。
1. ヨナ 1:1,2からするとエホバから彼に対してなされた任命は何であったか。それはどんな問題を彼に提起したか。3節によると,任命に対するヨナの反応はどんなものであったか。
このことからわたしたちは何を学ぶことができるか。任命を喜んで受け入れ,不平をいったり,あらさがしをしたり逃げ出したりしないでエホバの助けによってそれを成し遂げるようにしなさい。
2. ヨナが任命から逃げ去った後,4節によるとエホバは何をなさったか。水夫たちがヨナを海に投げ込んだ後何が生じたか。(1:15-17)ヨナは自分が悪い歩みをしてきたことを認めたというどんな証拠があるか。(2:1,7,9)エホバがヨナの祈りを聞きあわれみを示したということをどうして知ることができるか。(2:10)
このことからわたしたちは何を学ぶことができるか。わたしたちが過去の誤った行ないを誠実に悔いエホバの助けを求めるなら,エホバはそれをお与えになる。わたしたちは神の過分の親切を受けその目的を逸することがないように注意すべきである。
3. エホバはどんな命令を再びヨナにお与えになったか。(3:1,2)そこでヨナは何を行なったか。(3:3,4)その結果は。(3:5-9)神の反応はどんなものであったか。(3:10)神がさしのべたあわれみに対してヨナはどう感じたか。(4:1-3,5)
このことからわたしたちは何を学ぶことができるか。エホバは何かを行なうのにわたしたちに負う所があるとヨナが最初に感じたように,感じてはならない。ヨナがそのような音信を伝えたからというだけで,エホバがその町ニネベの人々を滅ぼさなければならないというようなことはない。わたしたちが音信をのべ伝えた人々は音信に対する彼らの反応のゆえにエホバから不利な裁きを受けるべきだと感じる必要はない。むしろわたしたちはエホバを待ち望むべきであり,彼らに最善のことを望むべきである。心の変化や悔い改めがあるかもしれない。
かつて,わたしたちはそれほど大勢が復活して来ると考えたことはなかった。しかしエホバのあわれみを喜ばないような理由はどこにもない。むしろ,わたしたちは裁きの決定がエホバとみ子の手の中にあることを喜ぶ。
4. エホバはどんな増し加わった祝福をヨナにお与えになったか。(4:6)ヨナの慰めを妨げるどんな事柄が生じたか。(4:7,8)どんなふさわしい対比をエホバは行なわれたか。(4:10,11)
このことからわたしたちは何を学ぶことができるか。エホバがわたしたちにお示しになる過分の親切に認識を欠くようなことがあってはならない。他の人にあわれみがさしのべられたなら,ともにそれを喜びなさい。
この記録はヨナがエホバの忠実なしもべであることを示している。彼は率直で,正直で,自分自身の態度やエホバが彼を扱われた方法などを書いている。この記録を記憶して,それから個人的に益を受けなさい。
15分: 野外の監督は現在行なっている運動について討議する。すべての人が「真理」の本の運動,雑誌活動,それに9月の「進化」の本と王国ニュース18号の運動に十分にあずかるよう励ます。協会の1974年7月1日付の,野外の監督にあてられた手紙の中からふさわしい部分を,その土地の経験とともにとりあげる。
10分: 閉会のことば。17番の歌。
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大会の時『どのように聴くかに注意を払いましょう』