あなたの奉仕会
注意: 奉仕会は,両方の歌と結びの祈りを含め,60分を越えないようにすべきです。もしある部分が時間を超過するなら,それに続く兄弟は,できれば資料を省いて集会が60分以内に終わるようにしていただきたいと思います。
4月3日に始まる週
宣べ伝え教えることに十分にあずかる
13分: 94番の歌。「『ものみの塔』研究の司会の新しい方法」を励みを与える仕方で討議する。(1977年3月1日号「ものみの塔」を参照)これはもうすでに実施されている。利点を指摘する。聴衆に前もってこれらの点を注解するよう準備しておいてもらう。(1)答えを探して先を目で追うといったことをする代わりに,すべての人が節の朗読からもっと益を得るよう励ますものとなる。(2)詳細な点が思い起こされるので,もっと十分に討議されるようになる。(3)ある人にとって注解することはもっと容易になる。1976年11月15日号「ものみの塔」698ページ,10節と一致して,引き続き前もって研究を予習しておく価値を強調する。
12分: 支部の手紙に基づく話。最近神権学校に入って割当てを果たした方がいれば,学校や割当てから得られた益を述べてもらうこともできる。これは前もって準備しておく。
15分: 「なぜ宣べ伝えそして教えますか」。質問と答えによる討議。新しい伝道者そして長年伝道してきた伝道者に簡潔なインタビューを行なう。宣べ伝えそして教えることはなぜ重要だと彼らが感じているか尋ねる。週末の奉仕活動などにつき取決めを発表することができる。
20分: 「良いたよりを伝える ― 4月の『ものみの塔』運動」。資料を質問と答えで討議し,それから最近号の雑誌を用いて効果的な証言と提供を実演で示す。わたしたちが予約活動で成功を収めるため: (1)エホバと隣人に対する深い愛(マタイ 22:37,39)(2)わたしたちの伝える音信が人々の救いに欠くことのできないものであるという確信と熱意(ヨハネ 6:68; 17:3)そして(3)証言と提供を徹底的に準備してできる限り毎週定期的に奉仕にあずかること。これらの点を含めることもできる。次週の奉仕会に「確かめよ」を持って来ることを聴衆に思い出させる。89番の歌と祈り。
4月10日に始まる週
8分: 74番の歌。会衆の発表,「神権的ニュース」を含めてもよい。
10分: 「あなたは野心を抱かないように注意していますか」。1977年3月15日号「ものみの塔」の記事に基づく励みを与える話。簡潔に資料を扱う。
20分: 「確かめよ」の本の実際的な用い方。司会者はみなが野外奉仕や個人研究で「確かめよ」の本を用いるように励ます。司会者は7ページの「この本の使い方」に関してふれ,戸別伝道,再訪問,聖書研究,家族の研究その他,非公式の証言などの際にも使用できることを述べる。それから,司会者は下に示されている順序で,関心ある方の質問に答えるため彼の家で彼に話していることを想定してみるよう伝道者に求める。(答えるために副見出しとその下にある聖句を一つ,あるいは時間が許せばもっと用いてもよい。)51,52ページに基づいて行なう。
1. なぜエホバの証人は輸血を拒むか。
2. しかし緊急な場合には血を取り入れることは差し支えないのではないか。
3. 命は貴重なものではないか。そして輸血を行なってもそれを保つべきではないか。
4. わたしたちの命をどのように救うことができるか。
すべての人が「確かめよ」に精通し,それを実際的に用いるよう励ます。そこに収められている資料はどんな主題に関しても聖書が何と教えているかを簡潔に述べている。「聖書の話の筋書」も同様な目的で用いることができる。これらの備えに感謝し,熱心に真理を伝えるよう励ます。
22分: 証言を行なうことに各人が携わるよう助ける。司会者は証言を行なうことにあずかる必要につき2分間の温かみのある話を行なって次の実演を紹介する。(司会者は下記の実演が生き生きとした,よく練習されたものであるよう確かめる。)
第1場面(3分)野外の監督と書籍研究司会者はその群れの活動につき討議するために会合する。群れの司会者は伝道者カードから幾人かの人が奉仕に不定期であり,他の人は援助を必要としているのを知って驚く。二人は共にローマ 10:9,10を討議し,援助を必要としている人々を助けるべき正しい聖書的な根拠を得る。
第2場面(5分)書籍研究司会者と野外の監督は奉仕に不定期となった一姉妹を訪ねる。彼女は,夫が真理に無関心で,非協力的であり,週末奉仕に行くことが難しくなっていると述べる。彼女は気落ちしている。彼らはペテロ第一 3:1-4を討議し,彼女の夫ともっと知り合うようになるため努力することを申し出る。彼女は励まされ,彼らは毎週,週中の日の午前この姉妹が別の一人の姉妹と一緒に奉仕する明確な取決めを設ける。
第3場面(4分)群れの司会者は「わたしたちの王国奉仕」を一部携えて不定期的な兄弟を訪問する。二人は「なぜ宣べ伝えそして教えますか」の記事の幾つかの要点を共に討議する。この兄弟は野外で共に働く仲間がおらず,援助を必要としている。群れの司会者は,週末の奉仕を含め,書籍研究の群れを通して行なわれる野外奉仕の取決めを説明する。群れの司会者は週末の野外奉仕に彼を伴うことを取り決める。
(8分)司会者はすべての人が野外奉仕に参加するためお互いに助け合うことを励ます。書籍研究の司会者は伝道者たちが援助を必要としている方々を伴うように取り決めることができる。野外の監督は,野外奉仕からして励ましを必要としている人々に目ざとくあり,そのような情報を書籍研究司会者に渡す。そして書籍研究司会者は,援助を取り決める。兄弟たちを決してしかってはならず,彼らを築き上げ,彼らがエホバの愛ある親切や自分たちの特権を認識するよう助けるべきである。すべての人が野外奉仕に一層十分にあずかるよう励ます。そのようにして他のすべての人に熱心な模範となることができる。(ヨハネ 2:17)この週末の活動に十分あずかるように。68番の歌と祈り。
4月17日に始まる週
8分: 105番の歌。会衆の発表を扱う。次週の奉仕会のためにみなが「良いたより」の本を持参することを思い出させる。
25分: 「弟子を作る」。質問と答えで扱う。各節を朗読した後に聴衆に質問する。
12分: 「宣べ伝えるよう兄弟たちを助ける」。ここにある情報をその土地の状況に向くようにした励みある話。野外の監督はこの部分を扱う兄弟に,毎月野外奉仕に定期的に参加する人々,不定期的な奉仕者,昨年中不活発に陥った人々の数などを知らせることができる。話し手は家族が一緒に野外奉仕をするよう励まし,また正規そして補助開拓者が奉仕に率先していることをほめ,できるすべての人が週中,週末の奉仕活動に励むよう勧める。
15分: 予約活動の経験。3月27日の週および4月3日の週の二つの奉仕会で学んだことを野外奉仕で適用して得られた経験を伝道者,開拓者たちに述べてもらう。前もって準備しておく必要がある。伝道者たちは自分が最も効果的に用いることができると思う提供方法でするようみなを励ます。ゴールデン・ウイークの奉仕活動の予定を会衆に知らせる。103番の歌。祈り。
4月24日に始まる週
15分: 104番の歌。会衆の発表。「優れた雑誌配布を保ちましょう」の記事を質問と答えで学ぶ。要点を復習し,最新号を紹介して野外で効果的に用いることができる記事にみなの注意を引く。最後に励みある実演を含めることができる。
25分: 5月の奉仕に備える。わたしたちはみな2月に「良いたより」の本の配布を本当に楽しんだ。人々はこの本を通して与えられる情報に大きな関心を示している。たくさんの書籍が配布されたことに加えて,たくさんの研究が始められた。新しい奉仕者もこの本の配布を容易に行なえるので,奉仕を楽しんでいる。1月から会衆の書籍研究でこの本が用いられていることに加え,4月からは神権学校でもこの本の資料が用いられ,わたしたちはその内容によりよく通じ,巧みに用いられるようになってきた。
司会者は2月号「王国奉仕」8ページの提案から要点を取り上げて聴衆が本のページを開いて討議に加わるように助ける。それに続いて司会者は前もって準備した幾人かの方に自分たちが見いだした興味深い点で野外で活用できると思われる点を述べてもらう。(司会者は前もって確認しておく)
最後に二つの実演を示す。一つは一般に用いられるもの。もう一つは年若い奉仕者,あるいは新しい奉仕者が用いることのできるようなもの。5月の活動がこの本を用いた活発なものであるようみなを励ます。もしこの本の在庫が切れたら,「真理」の本を用いることができる。
20分: 野外の監督は会衆の必要を扱った励みある,温かで生き生きした聖書からの話を行なう。集会の出席,野外奉仕,聖書研究の業,さらに多くの人が正規または補助開拓奉仕に参加するよう励ますこと,または会衆の幾つかの必要を組み合わせたものなど何でも必要なものを扱える。この点に関し前もって長老団と話し合っておくのは望ましい。注意を要する点をみなに気付かせると共に,どのように改善できるか具体的な提案を与える。みなの努力をいつもほめ,奉仕に対する感謝をあらわすことは望ましい。110番の歌。祈り。