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  • 家庭聖書研究を通して神に賛美をもたらす
  • わたしたちの王国奉仕 1980
  • 副見出し
  • どのように研究を始め,それを続けてゆけるか
  • 研究司会者の良い模範は大切
わたしたちの王国奉仕 1980
宣 80/10 1–3ページ

家庭聖書研究を通して神に賛美をもたらす

1 1世紀の使徒たちや弟子たちが,人々に良いたよりを宣べ伝え教えた結果,『諸国の人々』が真理を受け入れるようになり,それは諸会衆に喜びをもたらしました。(使徒 11:18,15:3)今日,同様に良いたよりが宣べ伝えられ,関心を示す人々が家庭聖書研究によって助けられ,キリストの弟子になるのを見るのは大きな喜びではありませんか。地域大会や巡回大会の際,献身をバプテスマによって表わそうとする新しい人たちに示される温かい歓迎のしるしはこの大きな喜びを表わすものです。

2 クリスチャンに割り当てられている公の奉仕には二つの面があります。一つは神の王国の良いたよりを宣べ伝える伝道の業であり,もう一つは快くこたえ応じる人をキリストの弟子にすることです。(マタイ 24:14,28:19,20)時間を入れたり多くの文書を配布することそれ自体が目的とされるところではありません。正直な心を持つ人が真理を学び,永遠の命の見込みを持ってエホバのクリスチャン証人となることこそ,その目的です。

3 この弟子を作る業が最も良く成し遂げられるのは家庭聖書研究の活動を通してであり,真理を進歩的に教えてゆくのに時間がどうしても必要とされます。エホバの証人のすべてはこの活動に参加することを目ざすべきです。真理の知識を他の人と共にすることから喜びと幸福が得られるでしょう。―使徒 20:35。

どのように研究を始め,それを続けてゆけるか

4 ある奉仕者は家から家に奉仕する最初の訪問で聖書を学ぶことを家の人に勧めています。区域がよく網羅されている所なら,これはとても効果的です。別の方々は再訪問を何度も繰り返し,研究を持つことに成功しています。再訪問に関しては,1980年9月号「王国奉仕」4ページの提案を参照なさってください。いずれの方法で研究を勧めるとしても,聖書の優れた提案が家の人にどんな益をもたらすか,どんな良い希望が与えられるか,簡潔な見本となる研究を巧みに示してみるのは良いことでしょう。

5 研究の際,どんな出版物を用いたらよいでしょうか。このことで規則は何もありません。「良いたより」や「真理」の本を用いることもできますし,多くの奉仕者が好んで用いているように「見よ!」の小冊子をまず最初に用いてもよいでしょう。どんな出版物を用いるか,それは家の人の関心や必要に合わせて決めることができるでしょう。

6 研究の初めから家族の他の成員も研究に含めることは大きな益があります。家族全員がそろって真理に入る機会となるからです。家族の他の成員も関心を持っているかもしれず,後になってから招くのでは,『かなり差があきすぎてしまった』と感じて研究に参加することをためらうようになるかもしれません。

7 家族全員を研究に招くことには別の益もあります。例えば,家族のだれかが研究に応じないにしても,その人は研究司会者の巧みな説明により,家の者がだれと,どんなことを学んでいるかを理解するでしょう。そうすれば真理を学び始めたばかりの研究生が断片的に,巧みさを欠いて語ることから生じうる誤解や反対といったことを巧みに避けられるでしょう。しかし,マタイ 10章36,37節に関連し,そうした反対も起こりうることを親切に示しておくのは良いことです。

8 研究が興味深い,そして進歩的なものであるために,司会者は研究生の信頼を得ることが大切です。司会者自身が研究を徹底的に準備すれば研究生の信頼を得ることができます。研究資料の内容を十分に把握するよう準備するだけでなく,特定の研究生を思いに描きながら研究を準備しましょう。そうすればその研究生が特に興味を示しそうな点,予期できる質問に備えることもできます。

9 研究の際,関心のある人々が神の言葉に導かれるようにしましょう。研究中神の言葉聖書をしばしば開くようにするのは良いことです。単に参照されている聖句だけでなく,初めのうちは出版物の中に引用されている聖句であっても実際に聖書から読むならば,研究生は神の言葉から深い感銘を受けるでしょう。

10 時には研究生が自分の聖書を持っていないこともあります。早い機会に買い求めるよう助けましょう。目次を用いて聖書の各本の配列や用い方を親切に示せば,研究生は早く聖書を自分で開き,それを活用するようになります。

11 聖書研究の司会の仕方で特にきまりがありますか。「組織」の本121-122ページにかけて優れた提案が述べられており,是非それを試していただきたいと思います。会衆の集会では普通,節を読み,質問を読んで,皆が注解を述べます。これは,予習してきても気おくれしてしまう出席者たちも注解の機会を持てるようにするためです。しかし家庭聖書研究の場合,普通はごく限られた人数で研究がなされるので,質問を読み,注解を述べてから,まとめとして節を読む方が効果的であると多くの経験ある奉仕者は感じています。このようにして,前もって予習することの大切さを強調できるでしょう。

研究司会者の良い模範は大切

12 聖書を学び始めた人々はわたしたちを神の奉仕者とみなすでしょう。それでわたしたちは,服装や振舞い,話し方,時間や約束を守ることなどにりっぱな模範となるよう努力したいと思います。(コリント第二 6:3,4,6,7)それに加えてさらに大切なことは,自分自身が絶えずエホバにより頼み,研究生も司会者にではなくエホバにより頼むように導くことです。パウロは人々の注意をエホバとイエスに向けさせる点でわたしたちにりっぱな模範となっています。―コリント第一 1:13-15,2:1-5,3:5-7,21-23。

13 このように研究を司会する人のりっぱな模範により,学んでいる人々の霊的な進歩は速められるでしょう。しかし,どうしたら研究生の心に達するように教えることができますか。また,研究生がエホバの組織と交わるようどんな援助を与えることができますか。それらについてはまた別の機会に取り上げることにしましょう。わたしたちと共に学んでいる方々がやがては神の言葉を宣べ伝え,教える者となることを目ざして励みましょう。それはエホバに賛美となり,わたしたちの喜びとなるのです。

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