巡回大会 ― 時宜にかなった諭し
1 「強欲になることなく,神に対して富んだ者となりなさい」という主題の巡回大会プログラムは,その時宜にかなった,実際的な諭しゆえに感謝されました。利己的な欲望をかき立てるように意図された物質主義的な宣伝に攻撃されていますから,イエス・キリストやパウロ,さらに物質的なものをむさぼることをしなかった他の人々の手本について考慮するのは心をさわやかにするものでした。それらの人々は基本的な必要物で満足して,エホバに仕えることと他の人たちに良いことを行なうことに専念しました。(コリント第二 8:9; 12:14-18)さらに,提供された聖書的な資料は,仕事,健康,レクリエーションに関して道理にかなった,平衡の取れた見方を保つ必要をわたしたちに思い起こさせてくれました。これらの事柄で平衡を失って,人生の真の目的からそれてしまうことが決してないように決意しましょう。
2 1984年2月から新しい巡回大会のプログラムが「自分を神の奉仕者として推薦する」という主題の下に始まります。(コリント第二 6:4)何が神の真の奉仕者を見分けるものとなるのでしょうか。自分たちや子供たちが奉仕の務めに真に打ち込めるよう,どのように助けることができるでしょうか。利己主義のわなにかかるのをどのように避けられるでしょうか。プログラムは,様々な状況に直面した時に効果的な奉仕者はどのように神の霊の実を表わすかを示してくれることでしょう。公開講演は,「あなたにはどのような将来がありますか」という際立った主題のものです。すべてのプログラムは,エホバの民が自分たちの奉仕の務めを十分に重んじるよう助けるものとなるに違いありません。わたしたちすべてが,関心を持つ人々と共にそれらの諭しから益を受けるべきです。―詩編 119:2,24。