エホバの王国を告げ知らせる
1 1939年以来,「エホバの王国を告げ知らせる」という言葉が「ものみの塔」の表紙に見られるようになってきましたが,これは何と適切なことでしょう! あらゆる場所にいる人々は神の王国について知る必要があるのです。なぜでしょうか。なぜなら,神の王国は人類を悩ませているすべての問題の解決策であり,人々の命そのものが危なくなってもいるからです。聖書とともにこの雑誌を読むことにより,地のあらゆる場所にいる幾千もの人々はエホバを知って愛するようになり,エホバの王国の忠節な支持者の増大する数に熱意をこめて加わっています。
2 それで,わたしたちが1986年を48回目の,年に一度の「ものみの塔」予約運動をもって始めるのはふさわしいことです。「ものみの塔」に強調が置かれるべきですが,「目ざめよ!」の予約の提供からも優れた結果が得られるかもしれません。
他の人々を助けるために「ものみの塔」を用いる
3 わたしたちは,予約を提供するためにあらゆる機会を活用したいと思います。そうすることのできる幾つかの方法として,家から家,再訪問,街路やビジネス街での証言,隣人や同僚や学友への証言,また親族への贈り物があります。あなたは,予約を提供する他の幾つかの方法を考えることができるに違いありません。1983年4月の「わたしたちの王国宣教」に役立つ幾つかの提案があります。
4 1月号のそれぞれの冒頭の記事は,雑誌を熱意をこめて提供するようわたしたちを鼓舞するに違いありません。例えば,1月1日号「ものみの塔」の表紙の題は,「黙示録の騎士 ― なぞは解かれた」,1月15日号の表紙の題は「黙示録の騎士 ― 乗り進む騎士があなたに及ぼす影響」というものです。2月1日号と2月15日号は「黙示録の獣 ― それらは何を意味していますか」,「黙示 ― それはいつのことか」という表紙の題で引き続きこの論題を際立たせます。エホバの王国について学ぶよう他の人々を助ける点で,これらの雑誌は何と強力な助けとなるのでしょう!
5 意義深いものを与えるためには,前もっての準備が不可欠です。目立たせようと思う資料に十分通じるようにしてください。特定な点を強調してください。
6 「ものみの塔」の目的と内容をいつものように説明する準備もしておいてください。「ものみの塔」が出版されている言語の数,各号が何部印刷されているか,どれほどの土地で配布されているか,またあらゆる宗教の人々によって読まれている事実などに興味が示されるかもしれません。
覚えておくべき点
7 わたしたちの業の背後にある真の目的は,証しをして神の言葉に対する関心を引き起こすことです。「ものみの塔」は,聖書を理解し,聖書に敬意を示すよう人々を助ける価値ある助けです。1月中「ものみの塔」の予約を通してエホバの王国を首尾よくふれ告げるに当たり,確信と誠実さを示してください。