ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 宣 97/12 3–4ページ
  • わたしたちは,宣べ伝えるだけでなく,教える者であるべきです

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • わたしたちは,宣べ伝えるだけでなく,教える者であるべきです
  • わたしたちの王国宣教 1997
  • 関連する記事
  • 「知識」の本によって弟子を作る方法
    わたしたちの王国宣教 1996
  • 人々を弟子とする緊急な業に関する漸進的な考え方
    わたしたちの王国宣教 1998
  • 植えることと水を注ぐこと ― 弟子を作るための段階
    わたしたちの王国宣教 1991
  • 自分の「教えの術」に注意を払いなさい
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2008
もっと見る
わたしたちの王国宣教 1997
宣 97/12 3–4ページ

わたしたちは,宣べ伝えるだけでなく,教える者であるべきです

1 「エホバの証人は地上をその証言活動で文字通り満たしてしまった」と言われてきました。どうしてそのようなことができたのでしょうか。人間の力や能力ではなく,神の霊によってそうすることができました。神の霊は,神の僕たちが宣べ伝えて教える任務を果たすために様々な備えを活用するとき,彼らの上に働くのです。―ゼカ 4:6。使徒 1:8。

2 この宣べ伝える業を成し遂げるための効果的な手段となっているのは,印刷物です。これまでにエホバの証人は,王国の良いたよりを知らせるための助けとして,膨大な数の書籍,小冊子,ブロシュアー,雑誌,パンフレットを印刷し,配布してきました。『1997年の年鑑』の報告には,文書の生産が記録的なレベルに達したと記されています。現在までのところ,9,100万冊以上の「新世界訳」が印刷されました。米国における「ものみの塔」と「目ざめよ!」両誌の印刷部数は,1年で7.1%増加しました。ドイツは35%増加しました。ドイツで生産された雑誌の3分の1余りは,ロシアの野外で用いるためのものです。

3 これほどの文書が必要なのはなぜでしょうか。人がいるところならどこででも証言するようにとの勧めは,世界中で熱烈に受け入れられてきました。公共の場で,街路で,さらにはビジネス街でと,証しの業を拡大する人が増えるにつれ,ある程度の関心を示す人々に配布される文書の数も増えています。そうした人たちの中には,これまで王国の音信を聞く機会がほとんどなかった人たちも大勢含まれています。この必要を満たすために,諸会衆は宣教のあらゆる分野で利用できる様々な出版物を手元に置いています。

4 文書を配布する目的は何でしょうか: それは文書を単に手渡すことではありません。弟子を作るという任務には,宣べ伝えることと教えることという二つの面があります。最初に,わたしたちには,王国の良いたよりを宣べ伝え,それが人類唯一の希望であることを人々に知らせるという特権が与えられています。(マタ 10:7; 24:14)わたしたちの聖書文書は,関心を高め,王国について他の人たちに知識を伝えるための,時の試練に耐えてきた効果的な手段です。

5 2番目に,弟子を作りたいのであれば,わたしたちはイエスの命じた事柄をすべて教えなければなりません。(マタ 11:1; 28:19,20)この場合にも,わたしたちが真理を研究生の心の奥に鳴り響かせ,彼らが弟子となるのを助ける上で,文書は重要な役割を果たします。

6 文書を受け取る人たちは『み言葉を聞く者』かもしれませんが,その人たちをそのままにしておくなら,み言葉を行なう者となる見込みはないでしょう。(ヤコ 1:22-25)だれかが導かなければ,弟子になる人はほとんどいないでしょう。(使徒 8:30,31)彼らには,聖書に見いだされる真理が得心できるように援助する教え手が必要なのです。(使徒 17:2,3)わたしたちの目標は,献身とバプテスマまで進歩するよう彼らを助け,彼らが他の人を教えるための十分な資格を得るよう訓練することです。―テモ二 2:2。

7 最も必要とされているのは,さらに多くの教え手: わたしたちは宣べ伝える時,公に良いたよりを宣明します。とはいえ,教えることには人を漸進的に諭すことが関係しています。わたしたちが宣べ伝えることによって他の人は王国の音信を知るようになりますが,教えることは,人が良いたよりを受け入れ,良いたよりに基づいて行動するのを助けます。(ルカ 8:15)教え手はふれ告げる以上のことを行ないます。説明を加え,筋道を立てて推論し,証拠を提出し,説得します。

8 わたしたちのうち,できるだけ多くの人が,宣べ伝える者にとどまるのではなく,教え手とならなければなりません。(ヘブ 5:12前半)文書の配布はわたしたちの業の肝要な部分を成していますが,宣教の第二の目的を達成することは,最終的にはわたしたちが教え手として行なうことに依存しています。文書を配布できればうれしく思いますが,宣教を十分に果たすには,配布を最終的な目標とみなしてはなりません。(テモ二 4:5)配布は真理を他の人に教える機会の扉を開くための効果的な手段です。

9 聖書研究を始めるために再訪問する: わたしたちは皆,何冊もの書籍,ブロシュアー,雑誌を配布したかもしれません。それで,再訪問できる人のリストもできていることでしょう。では,関心を高めるために訪問する時間を是非とも定期的に取るようにしましょう。再訪問の主要な目的は,単に文書をさらに配布することではなく,すでに持っているもの読み,それから益を得るよう人々に勧めることです。わたしたち自身,だれかが何度も再訪問し,正確な知識を得るよう助けてくれなければ,どれほど霊的な進歩を遂げることができたでしょうか。―ヨハ 17:3。

10 「神はわたしたちに何を求めていますか」のブロシュアーか「永遠の命に導く知識」の本で聖書研究を始めることを念頭に置いて,関心を持つ人をすべて引き続き訪問してください。これら2冊の出版物は,理解しやすい形で王国の音信を提示しています。「求め」のブロシュアーは聖書の基本的な教えを網羅したもので,包括的な研究課程を収めています。「知識」の本を使えば,より詳しく,それでいて平易かつ明快に,また簡潔に真理を教えることができます。

11 「王国宣教」1996年7月号の折り込みの中で説明されていたように,この簡素化された教え方の課程により,教え手にとっては教えることが,研究生にとっては学ぶことが容易になります。効果的であることが実証されてきた教え方や技術を復習するため,この折り込みをいつもすぐ使えるようにしておきましょう。この折り込みでは,どのように研究生に純粋の個人的な関心を示せるか,1回の研究で資料をどの程度網羅するか,主題と関係のない質問をどのように扱うか,教え手も研究生も,研究の事前の準備をどのように行なえるか,研究生をどのようにエホバの組織に導けるか,といった事柄に関する提案がなされています。これらの提案に従えば,新しい人たちを含め,一層多くの人たちが,進歩的な研究を司会できるでしょう。

12 野外から寄せられた成功例の報告: 「求め」のブロシュアーと「知識」の本は,弟子を作る速度を速める価値ある助けであることを証明してきました。ボリビアのある兄弟は「求め」のブロシュアーを受け取ると,すぐにそれを用いて,一人の男性との研究を始めました。4か月後の地域大会の際,この研究生は,幸福なバプテスマ希望者の中にいました。

13 多くの人は,「知識」の本の研究を終えた後,エホバに自分の命を献げたいと思うようになります。アンゴラのある会衆では,「知識」の本がその地域で用いられるようになってからわずか4か月後に,奉仕者たちの司会する聖書研究の数が190件から260件に増え,集会の出席者数は180人から360人へと倍増しました。その後まもなく,もう一つの会衆を作らなければなりませんでした。

14 ある兄弟は「知識」の本を使った最初の研究を始めた後,この本で司会するのは,「司会者がただ質問し,適用できる聖句を幾つか読み,研究生の理解を確かめるだけでいいので,簡単だ」と述べました。この兄弟は,進歩的な聖書研究を司会できるのは資格の十分に備わった奉仕者だけであり,自分には絶対にできないと思い込んでいましたが,自分にもできることが分かり,「私にできるのですから,だれにでもできます」と言っています。

15 宣教の一環として聖書研究を司会することにより,わたしたちは弟子を作るという目的を達成します。宣教のこの分野にあずかる能力を培ってきた人たちは,これが真の満足と豊かな報いをもたらすことに気づきます。わたしたちに関しても,自分は「全くはばかりのないことばで……神の王国を宣べ伝え,また主イエス・キリストに関することを教え(ている)」と言えるようでありますように。―使徒 28:31。

    日本語出版物(1954-2025)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする