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目ざめよ! 1976
目76 6/22 30–31ページ

世界展望

地震の教訓

◆ 2万2,000人の死者を出し,100万余りの人の住居を奪ったグアテマラの地震は,また,幾百人もの外国人の観光客や実業家に,自分たちの住む世界についての現実を認識させるショックを与えた。ニューヨーク・タイムズ紙のニュース解説は,裕福な旅行者は,概して快適な“繭”の中に住んでいると述べた。同紙はさらにこう伝えている。しかし,地震が襲ったとき,「その繭は,一時的に破壊された。突然に彼らは,電気,通信,冷蔵装置,水道の水,保護,そして使い慣れた無数の物が絶たれたことに気付いた。……それら裕福な旅行者が悟ったかどうかは別として,彼らは,自分たちにとって当たり前のものが世界人口のほぼ75%の人々にとってはぜいたく品であることに気付くことができたはずである」。

フィルターの誤り

◆ フィルター付き紙巻きたばこを吸うことは,喫煙者の寿命を伸ばすのに役立つだろうか。英国の医学誌ランセットに発表された,オックスフォード大学の統計上の一調査は,それとは反対のことを示している。1955年以来,フィルター付き名柄の使用量が,イングランドとウェールズで急激に増加したため,肺ガンによる死者は確かに減少したが,冠状血管の異常のもたらす心臓病による死者は増加したことが,調査により明らかとなった。それはなぜだろうか。肺ガンの原因となるタールとニコチンをフィルターで除いても,逆にフィルターの先から出る一酸化炭素が28%も増加するからであると,同調査は断言している。煙の中の一酸化炭素や他のガスは,冠状血管の異常による心臓病に影響を及ぼすと言われている。

虫歯へのかぎ?

◆ ニューヨーク大学の一歯科学者は,赤子を母乳で育てることが,虫歯予防に役立つと述べた。同歯科学者は,「将来の歯の健康問題に対して基礎が据えられるのは,幼時期においてである」と述べた。さらに,牛乳で育てられた赤子は,乳糖やとうもろこし糖を含む乳児用調乳を与えられるので,非常に早い時期に,甘い物の味を覚える。後日この習慣を破るのは困難であり,甘い物を好む結果,後には歯を痛めることになるという点に注目している。

今はなくなった米国の徴兵制度

◆ アメリカの青年は18歳になっても,もはや徴兵のために登録する必要はない。政府予算の削減によって,地方徴兵委員会はすべて閉鎖を余儀なくされた。今後徴兵カードが発行されることはないが,すでに発行されている分については法的には破棄することはできない。

接触の不足

◆ 共産主義が,カトリックのイタリアで急速に勢力を拡大しているのはなぜだろうか。カトリックの俗人の雑誌コモンウイールは,教会の指導者が人々から遠く離れているからだと,最近論じた。このことは,「『最高位の司教』というローマ教皇の称号や,『猊下』,『閣下』など指導者たちの他の称号 ― すべて高位を表わす ― によって,適切にも示されている」と同誌は述べている。教会の用語でさえ,イタリアのカトリック系大学の学生に,文書についての不平を言わせる原因となっている。「その文書の基本的な内容は,陳腐な事柄,自明の第一原理,そして,いつどこにでも普遍的に当てはまるほど,抽象的な性格の分かりきった事柄などで成っている。それは,非常に高い山からの広大で,ぼんやりした光景を連想させる」。

そろばんの返り咲き

◆ 日本のデイリー・ヨミウリ紙は,「携帯用電子計算器の普及により押されていたそろばんが,この国において返り咲きつつある」と報じた。教育者たちは,「電子計算器は,事務には最適だが,学生の計算能力を向上させるには,そろばんが最適である」との判断を下している。小学校三年生から行なわれるそろばんの練習は,読み書き同様,日本の教育では基礎的なものである。そろばんの年間の生産は,過去10年間に,最高600万箇から230万箇にまで落ちた。今年は50%の増加が期待されている。しかし,日本の電子計算器の生産は,3,000万箇に達するであろう。そして,3,000円のそろばんは,2,000円という安さで売られる計算器に対抗せねばならない。

車いすに乗ったままで運転する

◆ フランスのある会社は,車いすに座りきりの人のために特別設計された電気自動車を作った。外側のボタンを押すと車体が低くなり,後部のドアから車いすが入り,所定の位置に固定される。身体障害者は運転中,車いすにすわったままでいられる。4,000㌦(約120万円)ほどするこの自動車は最高時速45㌔で走り,一度の充電で80㌔走行できる,とパレード誌は伝えた。また,運転席のほかに一人分の座席がある。

外来語禁止令

◆ 最近フランス政府は,フランス語の相当語句がある場合,広告等での外来語の使用を禁ずる法律を,1977年1月からフランス国内で実施すると発表した。従ってフランス人は,「ル・アフターシェーブ」などの広告をもはや読むことがなくなるかもしれない。その法律は,「請求書や領収証はもちろん,説明書,請負見積書,紹介,文章および口頭の広告,製品やサービスの保証の程度および条件」などに用いられる言葉にかかわることになる。これは,フランス語の純正さを維持するために,現在行なわれている努力の一端である。

堕胎の都

◆ ニューヨーク市衛生局の調査によると,同市に住む出産年齢にある女性のうち,平均すると五人に一人は,ニューヨーク州で堕胎が合法化された1971年以来,堕胎を行なっている。過去五年間にニューヨーク市では,85万件の合法的な堕胎が行なわれた。昨年,同市で堕胎をした12万2,000人のうち22%は,1970年以来すでに少なくとも一度は堕胎をしたことのある人であった。連邦政府のデータによると,1973年に米国で行なわれた61万6,000件の合法的な堕胎の五分の一は,ニューヨーク市で行なわれていた。これは同市に,米国の堕胎の都といういかがわしい名前を与えるものである。

患者の権利

◆ 全米病院協会は,二年前,世間で広く騒がれていた中で患者の権利章典を発布した。今や同協会は,その声明書を患者が入手できるように努めているのは調査した病院のうち三分の一足らずであり,しかも,各患者に,その写しを実際に渡しているのは9%の病院に過ぎないことを見いだした。患者の権利にはどんな事が含まれているのだろうか。米国ミルウォーキーのシナイ山医療センターの病院長,マイケル・エリオットは,患者の権利は死にまで及んでいると述べ,さらにこう付け加えている。「患者は,ここで死ぬ権利を持っている。もし,患者がエホバの証人で,輸血を望まないなら,輸血はされないであろう。ことはそれほど簡単なのである」。

報じられない肝炎

◆ 輸血による肝炎の多くは,「それに伴う,臨床上の併発症に対する恐れからではなく,法律上の紛糾に対する恐れから,報じられていない」と,米国シカゴの医学研究家フリードリッヒ・ダインハルト博士は述べている。同博士はまた,自ら「一般に不必要」と呼んでいる,1ないし2単位の輸血を批判し,多くの場合致命的なものとなる病気の件数を減少させるため,そうした輸血をやめるよう提案した。―メディカル・トリビューン誌,1976年2月25日号。

科学者は中立か

◆ 国際連合の訓練研究機関のウィリアム・エプスタインによると,米国とソ連の科学者および技師全体の25%余りは,何らかの兵器と関係のある仕事に携わっていると見られている。エプスタインはこう書いている。「科学者たちは,進行中の軍備競争に対する責任という,実に恐るべき重荷を負っている」。しかし,科学者たちは,自分たちの研究の成果を政治家がどう利用するかは,われわれの責任ではないと述べている。エプスタインは,それに反対してこう述べている。「科学は中立で,道徳とは無関係であるが,科学者はそうではない。……科学者には,自分の能力を,人類の滅亡のためにではなく,人類の益のために用いる道義的責任がある」。

なぜ奉仕しているのか

◆ ロンドンのサンデー・テレグラフ誌が報じるところによると,パリの枢機卿は,「170人の職員の援助を受けて,550万人のカトリック教徒の世話をしている」が,一方,「ケルン[ドイツ]の司教は,その半分の大きさの群れを世話するのに,450人の人々を必要としている」。パリと比較して,ケルンには,100万人のカトリック教徒に対して,五倍も多い聖職者がいることになる。なぜだろうか。実はドイツでは,政府が聖職者の給料を払っており,その給料は「わずかなものとは言えない」とテレグラフ誌は述べている。「例えば,ババリアでは,……司教の一か月の基本給は約[2,500㌦](75万円)であり,司祭は〔1,200㌦](36万円)を受け取る」。

『最上の部分を取る』

◆ ソ連のシベリア横断鉄道は,日本とヨーロッパ間の海運業の「最上の部分を取っている」とビジネス・ウィーク誌は述べている。1970年以来,ソ連の鉄道運送業者の年間取扱い量は,日本とヨーロッパ間で運ばれる50万個のコンテナーの約15%にも及んだ。海運業者の料金と比べて,20~40%も安い運賃は魅力である。機械や電子装置など,船で運ぶと普通非常に高くつく積荷によって,ソ連は非常に多額の節約を可能にしてくれ,こうして「最上の部分を取っている」。

親が子供を汚している

◆ パリの小児科医ギル・セドによると,一日に20本以上のたばこを吸う親を持つ,フランスの子供は,禁煙家の子供と比較すると,約二倍も多くへんとうせんとアデノイドの手術を受けている。例えば,へんとうせんの手術を受けるのは,禁煙家の子供の場合は全体の28%であり,一日に5~10本のたばこを吸う親を持つ子供の場合には37%に上がり,20本かそれ以上吸う親を持つ子供の場合全体の58%となる。セドはまた,親が喫煙量を減らしたとき,頭痛と呼吸困難を訴えていた子供の患者たちは救われたことを知った。

死をもたらす輸血

◆ ギリシャに住む7歳から16歳までの子供六人は最近,地中海沿岸性貧血の治療として輸血を施され間もなく死亡した。アテネの新聞は,子供たちのうち二人はアグリニョン病院から,残りの四人はラリッサ公立総合病院の献血協会から血液の供給を受けたと伝えた。アテネの日刊紙タ・ニアによると,社会福祉奉仕局の次官N・ブリシミス氏は,「これらの子供たちは輸血のために死んだも同然である」と発表した。

ペットを捨てる

◆ 米国コロラド州デンバーでは,一年間に約4万匹の動物が死ぬ主な理由として,飼主がペットを捨てることが挙げられている。この数字は,デンバーの動物引取り所が一年間に処分する犬や猫などの動物の数である。同所の所長は,軽い気持ちでペットを選び,後日その動物を捨ててしまう“気まぐれな”アメリカ人を非難して,こう述べている。「我々は使い捨て文明に慣らされている。何かを手に入れ,それに飽きると,すぐに捨ててしまう」。

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