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目ざめよ! 1977
目77 11/22 30–31ページ

世界展望

N・H・ノア死す

◆ 1942年1月13日以来,ペンシルバニア州のものみの塔聖書冊子協会の会長を務めてきたネーサン・H・ノアは,ここ数か月闘病生活を送っていたが,1977年6月8日,ニューヨーク州ウォールキルにあるものみの塔農場で死去した。エホバの証人が管理・出版機関として用いる同法人の後任の会長には,フレデリック・W・フランズが就任した。米国ジョージア州のコロンバス・タイムズ紙が,その第一面で次のように伝えているのは興味深いことである。「6月8日,水曜日の夜,一人の偉大な人物が死去した。その偉大さはこの人物が政治的な権力者であったことによるのでも,商才にたけた人物であったことによるのでもない。それは,死に際して世の富をほとんど持っていなかったことからも明らかである」。同紙によると,「彼がその生涯を傾けた仕事は,あらゆる国の人々に多大の影響を及ぼし,大半の市民の生活にかかわりを持つものであったにもかかわらず」,彼の名前を知っているものさえ少ない。同紙は,この点にさらに説明を加え,エホバの証人によって世界中で開催されてきた幾百もの大会でノア氏が話をしてきたことを伝えた。その中には,(1958年に)ニューヨーク市で開催された「世界最大の宗教大会」も含まれている。それは,「25万人を超える出席者がポロ・グランドとヤンキー・スタジアムの両方をうずめた」大会であった。また,同コロンバス・タイムズ紙は,クリスチャン会衆内の学校を設け,外国に派遣する宣教者のための学校(ものみの塔ギレアデ聖書学校)を開設する上で同氏の果たした役割に言及し,次いでこう報じた。「それゆえ読者は,戸口を訪れるエホバの証人から無償の聖書研究を勧められるたびに,ノア氏がエホバの証人のために設けた聖書教育計画から個人的に益を受けていることになる」。エホバの証人の数は,1942年当時の11万5,240人から1976年の224万8,390人にまで増加した。しかし,同タイムズ紙が指摘するところによると,使徒パウロやアポロと同様,「ノア氏はただ『植えて,水を注いだだけであり,神がそれを成長させてくださった』のである。ノア氏は,エホバの証人のこの驚くべき増加の誉れを自分に帰すようなことを決してしなかった」。―コリント第一 3:5-8。

アルゼンチンのエホバの証人

◆ アルゼンチンのエホバの証人は1976年9月以来禁令下に置かれている。しかし,6月20日付のブエノスアイレス発のAP特電によると,同国の法廷は1977年6月16日に禁令を解除した。この報道のあった時点で,アルゼンチン政府が上訴するかどうかは明らかにされていない。

菜園の作物

◆ 菜園からより長期にわたって収穫を得るために,幾つかの提案がなされている。一つのうねに,レタスのような成育の早い野菜と(キャベツなど)成育の遅い野菜を一つおきに植えることができる。「あるいは,ハツカダイコンのように成育が早く栽培期間の短い野菜を毎週少しずつ植えていくのもよい」と,インダストリー・ウィーク誌は伝えている。春の作物を刈り入れたあと,その同じうねに夏野菜を植え,その後に秋野菜を植えるようにする。同誌は,「トウモロコシやトマトのような栽培期間の長い作物の場合,成育期間の異なる品種を何種類か植えるとよい」とも述べている。

減少する農業従事者

◆ 最近,米国の農務省と国勢調査局が明らかにしたところによると,1976年の時点で同国の住民のうち農場で生活している人の数は,わずか830万人を数えるのみである。これは全人口の3.9%にすぎない。1935年には680万あった米国内の農場の数も,1976年にはわずか280万に減少した。

涼気を味わう

◆ 英国,ハローの臨床研究センターで行なわれた幾つかの実験は,気温が上がった場合,よく冷えた飲み物よりも温かいお茶の方が,涼気を味わわせてくれることを示している。英国のニュー・サイエンティスト誌はこう伝えている。「よく冷えた飲み物は口の周辺を冷やすだけであるのに対し,一杯のお茶は,それを口にしてから9分間,皮膚の温度を全体的に1度から2度下げる。皮膚の温度はその後徐々に上昇し,15分以内にもとに戻るが,被験者は清涼感を抱いたと報告している」。他の温かい飲み物も,同様の効果をもたらすものと思われる。

ヒヒの心臓を移植

◆ 6月20日付のAP特電によると,南アフリカのケープタウンで,クリスチャン・バーナード博士を中心とする医師団が,心臓病患者にヒヒの心臓を移植した。10時間におよぶ手術によって,ヒヒの心臓が患者の欠陥のある心臓のわきに移植されたが,この手術はむだに終わった。患者は移植後数時間で死亡したからである。

植物は進化したのか

◆ サイエンス・ニューズ誌によると,ニューヨーク植物園のカール・J・ニクラスとデイビッド・E・ジャンナスィは,オレゴン州で発見された,「3,000万年前」急激に火山灰に覆われたものとされる,今だに青々としたニレの葉の化学組成を研究してきた。その研究の目的は,「花の咲く植物の進化過程を調べること」であった,と同誌は報じている。しかし,同誌も認めるように,「これまでのところ,彼らは先史時代の葉の分析表が現代の植物の葉の分析表と驚くほど類似していることを発見した」。聖書を信じる人にとって,この事実はなんら驚くにあたらない。聖書は,植物が進化ではなく,創造の所産であることを明らかにしているからである。―創世 1:11,12。

危険な水準に達した大気汚染

◆ ブラジル,サンパウロ市の中心部では,自動車の排気ガスによる一酸化炭素の濃度が25.3ppmを記録し,“注意”規準(15から30ppm)に達した。同地が大気汚染に脅かされていることは,世界保健機関(WHO)が都市部における一酸化炭素の許容濃度をわずか9ppmとしている点からも明らかである。事実,サンパウロの中心部では,1976年6月以来,1年間に140回以上も,“注意”規準の大気汚染が記録されている。州知事は,こうした事態が続くようであれば,中心部への車両乗り入れ全面禁止に踏み切らざるをえない,と語っている。一酸化炭素をはじめとする汚染物質は,しばしば相互に作用し合って,慢性気管支炎やぜん息,肺気腫などの呼吸器疾患を引き起こす,とオ・エスタード・ド・サンパウロ紙は報じている。しかし,こうした汚染は,頭痛,過敏性,疲労感,肉体労働力の低下,中枢神経の機能低下および精神錯乱なども引き起こすことがある。

イタリアの“ラテン語論争”

◆ イタリアの“義務教育”学校(中学校に相当)では,すでにラテン語の授業が廃止された。11歳から14歳までの生徒はラテン語を学ばなくてもよいことになった。そのような学校で,ラテン語は1962年まで必修課目であったが,それ以後は選択課目となっていた。しかし,教育顧問ジオバニ・ゴッツァールは,「ラテン語を選択する生徒がわずか15%ほどにすぎず,生徒数の不足により,ラテン語の講座を全く開設できなくなった公立学校は少なくない」と語ったと言われる。ラテン語の授業の存続を望む人は,これがなくなれば,イタリア語は「教養の欠けた外国語の侵入にさらされ」好ましくない影響を被ると主張した。一方,共産主義者を含む反対者は,ラテン語教育は労働者階級とラテン語教育を受けた中流および上流階級との間のみぞを深くしてきた,と論じた。最近成立した法律は,15年におよぶ同国の“ラテン語論争”に終止符を打ったように思われる。というのは,同法により,義務教育学校におけるラテン語の授業が廃止されたからである。しかし,ニューヨーク・タイムズ紙によると,同法は「大学進学者のための普通科および自然科学系の学校における語学教育を拘束するものではない。14歳から19歳までの学生にとって,ラテン語は従来どおり必修科目となる」。

喫煙者の数

◆ 全米喫煙健康問題広報機関の伝えるところによると,1960年代の半ばに,喫煙と健康に関する米国公衆衛生局局長の報告が発表されて以来,成人の中で喫煙者の占める割合は42%から34%に減少した。しかし,その時以来人口も増えているため,成人した喫煙者の数は幾らか増加し,現在では米国内に5,400万人近くの喫煙者がいる。

教会の出席者数

◆ ギャラップ調査の示すところによると,米国で教会やユダヤ教の会堂へ行く人の数はわずかながら増加している。出席者は1958年以来減少を続け,1972年から1975年までの間40%のまま動かなかったが,1976年の典型的な一週にはその数字が42%になった。チェンジング・タイムズ誌は,ギャラップ調査の結果を報じた中で,次のようにも述べている。「アメリカ人の生活の中で宗教が影響力を増してきていると考える人の割合は,1970年の14%から1976年の44%へと大きく増加した」。

有害動物対研究者

◆ 英国の海外有害動物研究センター(COPR)は,インドの甲虫やナイジェリアのイナゴなどを仕末してきた。ところが,ロンドンにある同センターの事務所がごく普通のイエネズミに悩まされた際,どんな処置が取られただろうか。出没するネズミを駆除するため,COPRは営利会社である有害動物駆除会社にその仕事を依頼しなければならなかった。

危険な絶縁体

◆ 様々な絶縁物質が市場に出ているが,そのどれもが安全なわけではない。ザ・USニューズ・ワシントン・レター誌は,「ホルムアルデヒドで処理された紙を切って作ってある」種類を挙げ,こう警告している。「遅延反応剤が浸出してしまうため,五年くらいで火事の原因になる可能性がある」。

喫煙と医療関係者

◆ 最近,全米喫煙・健康問題広報機関から,米国の医師,歯科医および薬剤師の間で,1960年代の後半以来,喫煙者の割合が減少し続けていることを示す研究結果が発表された。それによると,1968年には同国の医師の30%が喫煙者であったのに対し,1975年にはその割合がわずか21%になった。同じ期間に,喫煙者の割合は,歯科医の間で34%から23%ほどに,また薬剤師の間では35%から28%にそれぞれ減少した。一方,看護婦(通常女性)の間では,喫煙者の割合が増えている。AP通信によると,「以前は37%であったのに対し,1975年は39%になった」。興味深いことに,1975年の米国の成人の喫煙率は,女性が29%,男性が39%であった。

米国の健康状態

◆ 最近,米国医師会の会長は,米国人の平均寿命は今や72.4歳に達したと発表した。1970年当時,平均寿命は70.9歳であった。1970年以来,十の主要な死因のうちの九つ(ガンを除くすべて)で死者が減少している。「一方,慢性病やけがのため,体に障害を抱えている米国人の数は増加している。病気で寝たきりになっていたり,病院に入院したり,施設に収容されたりしている年数の平均は(60年代半ばの1.7年から)2.2年に増加した。自殺者の数も依然増え続けている」と,サイエンス・ダイジェスト誌は伝えている。

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