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目ざめよ! 1980
目80 5/22 28–29ページ

世界展望

悪い音楽

◆ “マイ・フェア・レディー”などのショーを手がけた劇作家でもあり作詞家でもあるアラン・ジェイ・ラーナーは,ロックミュージックについて最近次のような見解を述べた。「ロックミュージックは種類も量も多いが,その割には良いものがほとんど周りに見あたらない。痴れ者どもが跳びはねたりドラムを強打したり……部屋一杯にライトをぎらつかせたりすることは,私の知性に対する侮辱である。マイクをなめるばかりにしてステージに立っている人を見ると虫酸が走る。少し前へ出れば,マイクを呑みこんでしまうような印象を受ける。私にとって芸人は珍しくはないが……それは人の心をとりこにする芸人であって,四方八方から発せられる電子音で人を殺めようとする芸人のことではない。このような音楽は私の耳を傷つけ,私をいらいらさせる。これが人間の神経に良くないことは実証ずみだ。……『ベイビー,お前に首ったけ』という類のことを何度も何度も繰り返す歌が非常に多い。これは音楽文化の大きな退歩である」。

水中での出産

◆ ソ連の医師たちが新しい分娩法を開発した。その方法によると,出産は楽々と行なえ,痛みも少なく,麻酔や手術も必要ないと言われている。モスクワ病院で撮影した写真の中では,母親と助産婦が,頭を上げて息ができる位の浅い温水槽の中に共につかっている。赤ん坊は水中に産みおとされ,それから最初の一息をつくため水面に運ばれる。この実験は20年にわたる研究の成果であった。この案は子宮内の状態を模倣したものであり,赤ん坊が乾いた堅い世界に出て来る際のショックを和らげることを目的としている。

不必要な手術

◆ 米国ニューヨークで開かれた医学会の席上,帝王切開による出産が急増していることにごうごうたる非難が浴びせられた。これらの手術の多くは不必要なものだと考えられている。こうした形の手術を行なって分娩する件数は,米国で過去11年間に3倍になった。その手術は多くの場合,患者側の希望によって行なわれている。それが「記録にも残されず,不明りょうかつ無規律な仕方」で行なわれている,とシアトル市の公衆衛生の専門家,ヘレン・マリースキント博士は言明した。幾つかの病院では,出産の約3割は帝王切開によるものであり,その費用は普通の分娩の平均費用の約3倍に相当し,母親に対する危険もより大きくなる,とマリースキント博士は述べた。

核に関するちんぷんかん

◆ 米国の国語科教師全国協議会は,年に一度の“ちんぷんかん賞”を,同国の原子力産業に贈呈した。その原子力産業の当局者は,原子力発電に関する危険を覆い隠すために「実にひどい仕方で言葉を公に用いた」と説明されている。同産業の語法によれば,例えば,核爆発は「エネルギー分解」,火は「急激な酸化」,原子炉の事故は「事件」ないしは「正規の異状」,放射能汚染は「浸透」ないしは「プルトニウムが付着した」と表現されていた,と教師たちは語った。

金のひったくり

◆ 金の価格が急騰しているため,金の盗難が相次いで起こっている。首のまわりに金製の鎖をつけている人々も狙われている。金泥棒は歩行中の人々から厚かましくもそのようなネックレスをひきちぎっては奪ってゆく。特に犯罪発生率の高い都市では,このような装身具を身に着けるときには注意が必要である。

小食は長生きのもと

◆ 食物の摂取量と運動量は我々の寿命に影響を及ぼすだろうか。米国メリーランド州ボルチモアにある老人学研究センターのチャールズ・L・グッドリックの行なった最近の動物実験によると,これらの要素が寿命に大きく影響しているように思われる。グッドリックはあるグループの動物に好きなだけ食べさせ,別のグループの動物には好きなだけ食べさせた上に運動用の回転車を自由に使わせ,もう一つのグループの動物には一日おきにえさを与え,最後のグループの動物には一日おきにえさを与えた上に運動用の回転車を使わせた。グッドリックはどんなことを発見しただろうか。

運動をするかどうかにかかわらず,一日おきにえさを食べた動物のほうは,好きなだけ食べ,運動の益にあずかれなかった動物のほぼ二倍長く生きた。好きなだけ食べて運動もした動物は,同じ条件におかれながら,運動をしなかった動物よりかなり長く生きたが,少ししか食べなかった動物ほどではなかった。グッドリックはまた,一日おきにえさを与えられた動物は年老いてからも他の動物よりはるかに活動的であることを発見した。もちろん,これは正しい種類の食物を十分に与えた上での話である。グッドリックはこう結論している。「健康と精力と長寿を得る最高の秘けつは毎日の食物の摂取量を減らすことや周期的に断食をすることであろう」。

絶滅の危機にひんするサイ

◆ 東アフリカ野生生物協会の一理事は,最近,アフリカのサイについて,「これはアフリカに生息するあらゆる哺乳動物の中で最も多く,どこにでもいる動物であった」と語った。ところが,サイの角にまつわる迷信とその結果としての商業的価値ゆえに,密猟者が暗躍して,1万4,000頭いたケニヤの黒サイの数を過去10年間に1,500頭そこそこにしてしまった。アフリカ全体でも,生き残っているのはわずか1万5,000頭ほどであろうと考えられている。

難しい決定を強いられた法廷

◆ 最近,米国,フロリダ州の法廷は,いずれにしても満足のゆかない選択をしなければならない事態に直面した。三人の少女を,結婚していない女性と暮らす父親のもとで育てるべきか,女性の愛人と暮らしている両性愛者の母親のもとで育てるべきかという選択に迫られたのである。R・A・グリーン,Jr.判事は,子供たちの保護監督権を異性愛者のカップルに与える判決を下した。同判事は父母双方を責め,母親が「社会で非とされている関係」を送っていることを告げた後,「聖書に教えられている道徳はどうなってしまったのかと首をかしげずにはいられない」と語った。

農夫たちのぞっとするような発見物

◆ 第二次世界大戦が終了して35年がたとうとしているが,戦死した米兵の遺体がヨーロッパで毎年のように発見されている。これを発見するのは普通,農夫たちである。昨年の5月,泥炭地で作業をしていたドイツ人の一農夫が,パラシュートにからまった航空服を見つけ,次いで米国の空軍兵の遺体を発見した。この米兵はナチス・ドイツに爆撃を仕掛けて撃ち落とされたものである。合計すると,1978年には四人,1977年には二人,1976年には四人,1975年には一人,戦死した米兵の遺体が発見されている。1974年には,フランスの一農夫が,第一次世界大戦の際掘られた戦闘ざんごうで七人の米兵の遺体を偶然見つけた。

調子外れの音

◆ フィンランドの新聞ウーシ・スオミによると,コトカで若い音楽家たちがリハーサルの際に出す音が屠殺直前の動物の肉を劣化させている。殺される定めにある動物がその種の音楽を聞くと緊張することを示す研究結果が明らかにされるに及んで,若者たちは屠殺場の使用を禁じられた。肉は強いアルカリ性を帯びるようになり,すぐに劣化してしまうのである。屠殺場の経営者は,『動物たちは平穏な最後の夜を必要としている』と語ったとのことである。

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