ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目81 2/8 30–31ページ
  • 世界展望

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 世界展望
  • 目ざめよ! 1981
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • 奇妙な受刑者仲間
  • 角氷で鎮痛?
  • ドイツにおいて『縮小しつつある教会』
  • カナダでのロック暴動
  • 埋め込まれていた双子
  • 羊のための入れ歯
  • “気球”に逆戻り?
  • 司祭とブードゥー教
  • 古風な動力のカムバック
  • “安楽な身分”に甘んじる僧職者
  • 最高の燃費
  • 性の“らい病”
  • “美人ネズミ取り競争”
  • とかげの神を怒らせる?
  • あなたのお子さんと歯
    目ざめよ! 1970
  • 病害に見舞われる英国の田園地帯
    目ざめよ! 1979
  • 世界展望
    目ざめよ! 1974
  • 世界展望
    目ざめよ! 2000
もっと見る
目ざめよ! 1981
目81 2/8 30–31ページ

世界展望

奇妙な受刑者仲間

◆ イタリアの軍事裁判所は最近,イタリアに残っている第二次世界大戦の最後の戦犯である,ナチの元将校ワルター・ラーデルをもはや戦犯とはみなさないと宣言した。ラーデルは,ドイツ兵数人が殺害されたことに対する報復として,1944年9月にマルザボトで1,830人を虐殺するよう命じたかどで,1951年に終身刑を言い渡されていた。ラーデルは向こう5年間は依然として「拘禁」されるが,マルザボトの人々はこの判決に衝撃を受けている。ロンドンのザ・ガーディアン紙は,「元ノルマン人の要塞であったこの刑務所に収容されている受刑者仲間には,徴兵を拒否したために投獄されているエホバの証人がいる」と伝えている。それで皮肉なことに,戦争による虐殺に従事することを拒否する者たちはその虐殺に積極的に携わった者と同じ運命をたどることになる。

角氷で鎮痛?

◆ カナダ,マックギル大学の心理学者ドナルド・メルザックは,歯が痛んでもすぐに歯医者に行けない人は,角氷一個で痛みを和らげることができると述べている。この学者が述べているアイディアは,氷を歯の上に置くことではなく,悪い歯のあるほうの手の甲に氷を載せて歯をマッサージすることである。メルザックの話によると,最近の研究の対象になった人々のうち,80%までが,氷を親指と人指し指の間の部位に置いたあとに,痛みが半分またはそれ以上引いたとのことである。中国人がこの部位を長い間鍼のつぼとしていることに同氏は気付いている。その鎮痛効果は,数分から数時間にわたって持続すると言われている。

ドイツにおいて『縮小しつつある教会』

◆ 南ドイツ新聞に,「カトリック教会は縮小しつつある」と報じられている。1970年から1978年の間に,ドイツ連邦共和国のカトリック教徒は約40万人減少した。また同期間中,新教徒の数は190万人減少した。ドイツ司教会議事務局から刊行された報告によれば,1978年だけでも5万2,300人がカトリック教会を去っている。教区民のこうした減少と呼応するように,フランクフルト国民新聞は,「司祭が不足しているため,多くの教区では……近隣の僧職者がその世話に当たっている」と述べている。

カナダでのロック暴動

◆ トロントに集まった1万4,000人ほどのロック・ファンの群衆は,自分たちのアイドルであるアリス・クーパーが予定されていた“コンサート”に出演しないと聞いて,暴徒と化した。怒り狂った群衆はボルトで留めてあった金属性のイスや回転木戸を壊し,びんやゴミ箱と共にそれらを投げ飛ばした。そして火をつけ,幾百人もの警察官と闘った。その場にいた新聞のカメラマンは次のように述べている。「[カナダ国立大展示場とその敷地内の]いたる所で窓が壊されていた。群衆は幾台かのトラックを破壊したが,その中には横倒しにされたペプシコーラのトラックも含まれている。さらに窓という窓が外から打ち壊された」。クリスチャンの若者は“音楽”の名のもとにこのような種類の人々と交際すべきだろうか。―コリント第一 15:33。

埋め込まれていた双子

◆ ソ連の外科医たちが40歳の男の人の胸にできた良性腫瘍と思われるものを手術したところ,腫瘍ではなく,生まれて来なかったその人の双子の兄弟の胚が見つかった。アゼルバイジャン国立医学訓練研究所のパナカ・アリエビッチ・アリエブ博士は,外科医たちが「厚い壁に覆われたいくつもの仕切りのある非常に大きな嚢胞」を見いだし,それが未発達の胚であることが分かった,と語った。モスクワ発のAP至急報によると,この患者の片方の肺は普通の大きさの3分の1しかなく,患者は「せき,高熱,呼吸困難,胸の痛み」などを訴えていた。

羊のための入れ歯

◆ スコットランドのエディンバラに住む一歯科医は,自分の住む地方の羊の歯が6年ほどですり減ってしまうので,新しい歯を入れてやれば十分の栄養を取ることができ,子供を産める期間が延びると感じている。ロンドンのデーリー・メール紙はこう伝えている。「昨年,30歳になるトムソン氏は,友人の農夫たちの許しを得て,2頭の血統の良い羊に,クロム・コバルト製の鋭い歯を入れた。現在,6歳になるこれら2頭の雌羊は各々2頭の子羊を育て,今でも満足そうに草を食んでおり,これから幾年もの間大いに子供を産む備えをしているようである」。最近,さらに10頭の羊に入れ歯をつけたのち,トムソンは次のように語っている。「この歯の価格は20ポンド前後(約1万1,000円)である。私はこの仕事をする際に手抜きはしなかった。人間の歯の場合と同じ仕方で型を取り,一組の入れ歯が合うようにし,それからそれを接着剤で固定した」。

“気球”に逆戻り?

◆ 英国のレッドコート貨物航空社は,貨物飛行機の代わりに飛行船(軽航空機)を採用することに決めた。ザ・ガーディアン紙によると,同社は各々1,150馬力のエンジン4基を動力とする,ヘリウムを満たした全長約180㍍の硬式飛行船4隻を購入する契約を結んだ。この“スカイシップR40”は,ジャンボジェットの貨物機よりも貨物1㌧当たり75%の燃料を節約できると言われている。レッドコート社がそのような飛行船に自社の将来をかけている主な理由は燃料の節約にある。同社の話では,大西洋横断には2日半ほどかかり,貨物輸送料は標準的な航空便の4分の1以下になり得る。飛行船は滑走路を必要としないので,高価な空港は必要なくなり,貨物によっては直接得意先に配達できる。

司祭とブードゥー教

◆ 「6年前,61歳の司祭で元フランス軍の従軍牧師であったフランソワ・ドゥ・レスピネー師は,ブラジルのバイアに引っ越し,そこに多く見られるアフリカの宗教とブラジルの宗教の融合について研究することにした」と,インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙は伝えている。「そして結局そのうちの一つに加わることになった」。4年にわたってブードゥー教の教会の指導者を務めている「同師は,教区民のために取りなしをする目的で霊を定期的に呼びだしている」と同トリビューン紙は述べている。「しかし,それは同師が自分のローマ・カトリック教を捨てたという意味ではない」。むしろこの司祭は,「私は神と話す場合必ずイエスを通してこれを行ない,決して霊たちを通して行なうことはない」と説明している。では,この司祭は霊たちを通してだれに話しかけているのだろうか。

古風な動力のカムバック

◆ ここ何年来登場したことのなかった帆船が日本の今村造船所から昨年8月の初めに進水した。699㌧の愛徳丸には,2枚の帆のほかに,随時使用できる1,600馬力のディーゼルエンジンが装備されている。このエンジンは燃料消費が普通の船のディーゼルエンジンの半分で済むよう設計されているといわれる。1台のマイクロコンピューターが,風向きに合わせて,この船の,プラスチックの被膜をかぶせた高さ11.9㍍幅7.3㍍の帆を調整する。帆を全部上げた場合,荷物を満載したこの船の速度は12ノットに達すると技師たちは考えている。燃料が節約されるので,余分にかかった建造費は二,三年内に償却されると言われている。

“安楽な身分”に甘んじる僧職者

◆ 英国国教会の僧職者は,最近,インフレに追いついてゆくために21%の昇給を受けた。地方の僧職者の給料は比較的低いままだが,その指導者たちはかなり良い待遇を受けている。ロンドンのオブザーバー紙によると,カンタベリー大主教のロバート・ランシーは1万5,190ポンド(約850万円)を受け取る。ヨークの大主教は1万3,260ポンド(約750万円),ロンドンの主教は1万2,330ポンド(約700万円)を受け取る。一般の主教は8,060ポンド(約460万円)を受け取る。「その俸給に加えて,主教たちは家やお抱え運転手つきの車,庭師などを無償で提供され,多額の経費を支給されている」とオブザーバー紙は伝えている。昨年夏に行なわれた教会会議の席上で,教会の委員の一人は,教会の指導者たちが“安楽な身分”に甘んじているように感じられると認めたことを伝えている。

最高の燃費

◆ 最近オーストラリアの三輪自動車がリッター当たり950㌔という燃費の世界記録を樹立した。この新記録は英国で樹立された従来の記録をリッター当たり340㌔も上回る。10ccの模型飛行機用のエンジンを動力とした葉巻き型のこの車は,シドニーのウォーリック・ファーム自動車レース場を最低の平均時速25㌔で走った。この小さなエンジンが優勝した車に取りつけられて絶えず駆動していたのに対し,第2位に入った車は動力を得るための爆発を短くし,爆発の間は惰力で動く大きなエンジンを使っていた。

性の“らい病”

◆ 推定1,400万人の米国人が外陰部疱疹を患っており,それにかかる人は毎年約50万人ずつ増えてゆくとされている。これは最もよく見られる性病の一つである。現在のところその治療法はない。それは普通,口腔性交を含む性交によって伝染する。性的な接触があってから二ないし八日後に,患者の外陰部に小さな赤い隆起が現われる。これらの隆起は瞬く間に痛みを伴う水ぶくれとなり,それは破裂して幾百万ものウイルスの粒子を吹き出しかねない。痛みは治まるが,ウイルスは脊髄の基部付近の神経に留まり,生涯そこを離れない。それは前ぶれもなく,時を選ばずに再発する。毎年,大勢の赤ちゃんがこの病気を持って生まれてくる。その半数以上は死亡し,生き残った者もたいていいつまでも良くなることのない後遺症に悩まされる。タイム誌はこの問題について論評し,「この病気を抑える明らかな方法の一つは禁欲である」と述べている。

“美人ネズミ取り競争”

◆ フィリピンのサンボアンガ・デル・スル州のビセンテ・マドラング・セリレス知事は,一風変わった美人コンテストを行なうと発表した。同知事は,「提出したげっ歯類のしっぽの一番多いものが自動的に優勝者になる」と宣言した。ブルティン・トゥデー紙によると,セリレスは“美人ネズミ取り競争”の目的は,げっ歯類の数を減らし,土地の農夫たちの食糧生産を増やすことにあると説明した」。同州にある37の町々は,“1980年度ミス・サンボアンガ・デル・スル”の候補者を一人出場させ,その候補者を支持することが義務づけられている。提出されたネズミのしっぽすべては各々1票として数えられ,二重投票に用いられることがないよう公衆の面前で焼かれることになっていた。同知事はこのコンテストの結果として,数百万匹のネズミが殺されるであろうとみている。

とかげの神を怒らせる?

◆ ある石油会社は,議論を重ねた末に,最近西オーストラリアの遠隔の地にある石油の採掘を始めた。しかし地元のユングナラ族の原住民は,ジュネーブにある国連人権擁護委員会に赴き,その計画は自分たちのとかげの神であるゴアンナの聖域を汚すものであるとして反対した。彼らはその採掘が大ゴアンナの霊を妨げるものと信じている。その大ゴアンナは,そこに住む長さ1.8㍍の大とかげが交尾できないように影響を与えて復しゅうをすると考えられている。気をもんでいるこのユングナラの人々は,大とかげを主要な食糧源とみなしている。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする