ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目81 5/8 30–31ページ
  • 世界展望

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 世界展望
  • 目ざめよ! 1981
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • 良心の自由を守る
  • 凶器になる血液
  • 「恐れを抱くアメリカ」
  • 最高のコンピューター?
  • “気密”建築は危険?
  • 番犬代わりのラマ
  • 教科書を書くための創作
  • ファンそれとも“動物”?
  • 石油採掘量の新記録
  • 増大する交通禍
  • 苦い結果に終わった甘い陰謀
  • 尾を引く地震の影響
  • 『第一級の水』
  • 記録を更新する軍備費
  • 子供を売る
  • 世界展望
    目ざめよ! 1981
  • 世界展望
    目ざめよ! 1980
  • ガンという疫病に光を当てる
    目ざめよ! 1979
  • 世界展望
    目ざめよ! 1976
もっと見る
目ざめよ! 1981
目81 5/8 30–31ページ

世界展望

良心の自由を守る

◆ 最近ニューヨーク・タイムズ紙の論説欄に,法律によってある“宗教集団”の活動を制限しようとする動きがアメリカ国内で活発化していることを取り上げた記事が寄せられた。その筆者はそうした法律が「人気のない少数者の宗派を選択的に抑圧することを推し進めるために制定・施行されることがない」ようにと述べ,「信教の自由が[正統派の諸団体]だけに当てはまると考えられることがあまりにも多かった」ことに注意を向けている。「事実,エホバの証人のような結束の固いグループが良心の自由を求めた結果,我々の市民的自由の発展に拍車がかけられた」。

凶器になる血液

◆ アメリカ医師会ジャーナル誌は最近,「輸血による死者」と題する報告を掲載した。その報告を要約して,同誌はこう述べている。「1976年4月3日から1979年12月31日までに,輸血や血液製品の[後遺症]のために113人が死亡したと食品医薬品局に報告されている。死者のうち33人は輸血後の肝炎のために死亡している」。輸血による死者のうち55人は,血液を与える際の病院や研究所の職員の犯した様々な過ちの結果として死亡している。

「恐れを抱くアメリカ」

◆ これは犯罪が国民に及ぼす影響を探る最近の調査に付された副題である。「犯罪に対する恐れ」に関するフィギー報告は,「犯罪に対する恐れで地域社会は崩壊しつつあり,個々の人は孤立して自衛に走ることを余儀なくされている。今日,アメリカ人は互いを恐れるようになっている」と述べている。その調査によると,10人中4人は暴力的な犯罪の被害者になることを「非常に恐れて」いる。女性の55%は婦女暴行を恐れている。人口のほぼ4分の1は強盗に遭うことを恐れており,17%は殺人を恐れている。全米で調査の対象になった人の半数以上が自衛のために銃を入手していた。1980年の上半期に重大犯罪が10%増加したという最近のFBIの報告は,この調査結果を明確にするものとなった。

最高のコンピューター?

◆ 日本電気が,世界最高のコンピューターと銘打ったコンピューターを造り上げたといわれる。同社によると,その装置は米国最大の装置の数倍の情報を処理できるという。アコス77/1000として知られるこのコンピューターの情報処理装置には6,400万字の記憶能力がある。それでも,ロンドンのデーリー・テレグラフ紙は,「この日本の装置の潜在的な知力は人間の頭脳の1,000分の1にも満たない」と述べている。

“気密”建築は危険?

◆ エネルギーの節約のために“気密”建築物が急激に増加しているが,それに対する警告が出されている。カナダのニュース雑誌マクリーンズによると,断熱が十分に施された建築物の中で働く人が訴える無感覚状態やアレルギー性の過敏症の原因として,新鮮な空気を十分に循環させて空気中の汚染物質を排出する換気システムの欠陥が挙げられる場合のあることを研究は示している。安物のフィルターを使っていたり,換気システムや空調設備の管理維持が適切でなかったりすると,汚染物質を循環させることになりかねない。

断熱材を取り付ける前は問題のなかった家屋も,ガスストーブや暖炉や薪ストーブから出る一酸化炭素などのガスの蓄積を防ぐに足るだけの換気が行なわれなくなっていることがある。同誌はまた,そのような密閉された家屋ではホルムアルデヒドやラドンガスの量が危険水準に達することにも注意を促している。「これらのガス,およびいつも立ちこめているたばこの煙は慢性的な呼吸器疾患や肺ガンと結び付けられている」。

番犬代わりのラマ

◆ 米国ワイオミング州で牧羊業を営む一夫婦は,幾年もの間にコヨーテに幾百頭もの羊を奪われた末,新たな試みをすることにした。二人は南米のラマを3頭借りて羊の群れを守ることにした。その主人は,「ラマは何かが少しでも動くと関心を示します。何かを見付けると,それが何であるかを調べるために跳んで行きます」と語っている。この動物の鋭い視力とつばをはきかける能力がコヨーテを寄せつけない力になっていると言われている。最近の報告によると,“番犬代わりのラマ”に守られた羊は1匹も失われていない。

教科書を書くための創作

◆ ドイツの科学雑誌ファクトゥムに,「化石: 原始的形態の生物か,すでに完成した形態の生物か」と題する記事が載った。動植物の化石を現代の形態の生物と比較する研究が行なわれたのである。甲殻類の化石と現存する甲殻類を比較研究した後,その記事の筆者は次のような結論に達した。「進化論に基づいて原始的な形態の生物を見いだそうと度々努力が払われてきたが,我々はそうした動物にお目にかからなかった。化石中に見いだされるどの甲殻類も,今日目にするのと同様の高度な組織を持つ完全なものだった」。「原始的な形態の動物? 高等な形態の甲殻動物?……それは動物学の教科書の中にのみ存在する」というのがその記事の筆者の見解である。

ファンそれとも“動物”?

◆ 英国の一部のサッカーファンについて,トロントのグローブ・アンド・メール紙は最近次のように報じた。「今月,ロンドンのチーム,ウエスト・ハムの支持者たちがマドリードの試合で暴れたが,スペインのある新聞はそれについて次のように報じた。『これほど野蛮で動物的な行為はスタジアム開設以来目にしたことがない。英国の海外派遣応援団はアッティラの送り込んだ野蛮人の大集団以下である』」。

ニューヨーク・タイムズ紙はサッカーの試合でこのような暴力行為が増えていることを取り上げ,次のように述べた。「過去10年間サッカーの観客の暴力行為が増加の一途をたどっているが,これは一部の人の目に,伝統的に礼儀と行儀の良さを誇りとしていた社会において法と秩序が全般的に低下していることの象徴,また都市の内部にうっ積している新たな不満を不安な仕方で想起させるものと映っている」。

石油採掘量の新記録

◆ 世界最大の石油産出国であるソ連は1980年の上半期に,日産平均1,200万バレル以上という石油生産の新記録を達成した。これに対し1979年の石油産出量は,日産1,170万バレルであった。世界第二の産油国サウジアラビアは同期に1日当たり950万バレルの石油を生産した。

増大する交通禍

◆ 1979年に交通事故で死亡したアメリカ人は5万人を上回った。死者の数は増加傾向にある。全米交通安全委員会の委員長ジェームズ・B・キングは次のように語った。「航空機の事故や列車の事故でこのようなことが起きたら,我々は憤りを覚えることだろう。だが人々は,車を運転する時,事故は自分で防げると考え,このように大量の死者が出ていても余り驚いていないようである」。大きな問題となりつつあるもう一つの点は,燃費をよくするために従来よりも軽量で小型の新型車が造られており,それに伴って大型の自動車やトラックと衝突した際に乗っている人の死傷する危険が大きくなっていることである。キングはこう語っている。「すぐに壊れるように作ってある道路標識は車が衝突すると壊れるはずだが,小型車が衝突するとレンガ塀のようになることがある。中央分離帯は車を元の車線に戻すように造られているが,それも標準車を対象にしている。小型車が同じ角度でこうした分離帯にぶつかると,一回転してしまう恐れがある」。

苦い結果に終わった甘い陰謀

◆ スイスからの報道によると,一組の男女が機密情報を東ヨーロッパの幾つかの国々に売り渡そうとした企てが発覚したとのことである。司法省の一当局者は,「諸外国を利する経済スパイ活動未遂」という言葉を口にした。問題となっている機密情報はミサイルや原子爆弾に関するものではなく,スイスのチョコレートに関するものであった。二人は,女性の方が製菓会社で働いていた時に手に入れた約40種のスイスのチョコレートの製法に関する情報を売り渡そうとしたのである。

尾を引く地震の影響

◆ 1976年に中国の唐山<タンシャン>で起きた地震で,幾十万もの人が命を落とした。その結果,妻を失った人や夫を失った人が数多く出た。その後,配偶者を失った人同士が幾千組も結婚した。しかし,配偶者を失ったという両者に共通する感情そのものは,永続する結婚の堅固な基盤とはならなかった。「中国建設」誌はこう報じている。「こうした再婚のほぼ3割が離婚に終わっている。夫婦の間に共通点が余りに少ないことや,子供たちがなじまないといったことがその原因の一部にある」。

『第一級の水』

◆ ニューヨーク市には良くないものが数多くあるが,伝えられるところによると,飲料水はそうではない。市当局とは関係のないあるグループの厳重な管理の下に同市の水の検査が行なわれ,その結果,その水は「第一級」のものと判定された。ビン詰めの高価な水を含め,様々な水が検査の対象となったが,同市の水は「最上級」と判定されたわずか3種の水の一つであった。また,それは検査の対象となった水の中で唯一の余分なお金のかからない飲料水であった。水の鑑定家によると,「第一級」の水には,沈澱物や色や臭いが全くなく,味蕾をかすかに刺激する味わいがなければならない。また,当然のことながら,気分をそう快にするものでなければならない。しかし,大半が州北部の貯水池から送られて来るにもかかわらず,ニューヨーク市の水には微量の化学物質が加えられているとのことである。

記録を更新する軍備費

◆ 米国,英国,カナダの軍縮促進グループの共同研究は,1980年中に全世界で5,000億㌦(約120兆円)以上が軍事目的に費やされたことを指摘している。1970年代の年平均額は(1979年の通貨換算基準で)3,700億㌦(約88兆8,000億円)であった。新兵器開発の研究だけを例に取っても,諸政府は昨年,エネルギー問題の解決に費やした額の8倍もの資金を投じている。

子供を売る

◆ 「第三世界の幾百万もの家庭では,望まれない子供を始末するために,これを間引いたり,奴隷業者や売春業者に売り飛ばしたりすることが行なわれている」とトロントのグローブ・アンド・メール紙は伝えている。例えば,英国の新聞ガーディアンによると,英国の人権擁護運動家ティム・ボンドは,東南アジアの一都市だけで毎週500人以上の子供が奴隷に売られており,自分もそのうちの二人を35㌦(約8,400円)で買い,その子供たちを家に返したことを国連に報告している。それに加えて,アジア,アフリカ,ラテンアメリカの「すべての大都市」の貧民街では,数えきれないほど多くの子供が捨てられ,自活していくことを余儀なくされていると,米国ワシントンの人口危機委員会の前調整者,ページ・ウィルソン夫人は語っている。こうした悲惨な状態をもたらしている主要な原因の一つ,貧困がその度を強めているため,専門家もその解決策を見いだせないでいる。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする