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目ざめよ! 1983
目83 5/8 29–31ページ

世界展望

「平時における戦争」

● ロンドンで出版された「平時における戦争」と題する新しい本は,第二次世界大戦以来,100以上の国々で130ほどの軍事衝突が生じ,約3,500万人が殺されたと述べている。「これらの衝突の大半において,国連安全保障理事会の最初からのメンバーである四大国 ― 英国,フランス,米国,およびソ連が顕著な役割を演じてきた」と,カナダのトロント・スター紙は述べ,さらに1968年以来の四大国の軍事活動の80%は国際法に違反すると指摘している。違反した国は処罰されたであろうか。「安全保障理事会の拒否権の制度のおかげで,制裁は一度も加えられたことがない」と同スター紙は答えている。加えて,「大国は,他の西欧同盟諸国と共に武器を製造販売して,食糧をしのぐ現金収入をもたらす世界の主要な商品とすることにより,戦争を好む世界の傾向を育んできた」。

無血手術を支持するさらに多くの証拠

● 米国ミシガン州のウエイン州立大学ハッツェル病院でエホバの証人の女性が受けた大きな手術に関する最近の研究によると,165人の証人たちと同規模の対照標準グループの間に回復に関してほとんど相違が見られなかった。医学雑誌「産婦人科」は,「この研究は,エホバの証人の患者に対して輸血あるいは血液製品を用いることなく,大手術を施すことができるという証拠を増し加えるものである」と述べている。「エホバの証人の患者の医療に対して責任を引き受ける医師は,彼らの身体的な福祉と同じくその霊的な福祉にも配慮を払うべきである」。

この医学雑誌は法律に関して次の点も指摘している。「厳密な法解釈によると,患者の意志に反して輸血を行なうことは殴打の行為に値する。この点に関する医師の選択は次のいずれかに限られる。すなわち患者が課す制限に従うか,あるいはその制限を喜んで受け入れる人に患者の女性を紹介するかである」。

攻撃にさらされる宗教

● 最近,フィリピンのローマ・カトリック教会の司祭や修道女の幾人かが破壊活動分子として逮捕されたり殺されたりした。加えて,「軍部は二人の司祭の名を反抗者のリストに載せ,懸賞金をかけるという異常な手段に出た」とニューヨーク・タイムズ紙は報じている。また,フィリピンの一将軍は,「北方のイロコス地方の4人の反抗司祭に対し,降伏するように,さもなくば」,さきに殺された司祭と,「同じ運命をたどると警告した」。BBC(英国放送協会)のインタビューの際に,その4人の司祭の一人は「貧しい者たちや虐げられた者たちと共に聖体を受けたいがために,政府に対抗して武器を取ったのである」と,説明したと伝えられている。

● 自分の体は銃弾に害されることはないと信ずる宗派の者たちが地方の警察に四日間抵抗を続けた時,ナイジェリアの多数の一般市民や警察官が殺されたということである。迫撃砲火を浴びせることによってはじめてこの宗派の人々を鎮圧することができた。「警察が進入したその時においてさえ,その宗派によって異端者そして邪宗徒とみなされた大勢の普通の人々が剣で切り倒されたり手足を切り取られたりした」とタイムズ紙は伝えている。「これはナイジェリア北部の長い宗教的不穏の年代記に残るもう一つの出来事であった」。

ドミニオンかキングダムか

● カナダの建国記念日の名称をドミニオン・デーからカナダ・デーに変えることに関して国内で持ち上がっている論議は,その背景に関して幾つかの点を明らかにするものとなった。一人の証人が上院小委員会で指摘したところによると,英国の当局者は「キングダム・オブ・カナダ」(カナダ王国)という国名は隣国の共和国である米国の感情を害するのではないかとの理由で,その採用に反対したということである。その代わりに,それほど反論が起こらないであろうと思われる名前が詩編 72編(欽定訳)からとられた。「彼はまた海から海へ,川から地の果てに至るまで領土(ドミニオン)を持つであろう」。カナダの君主制主義同盟を代表する別の証人は,「ドミニオン」が採用された理由をこう説明した。「それが本当に意味したことは王土または王国<キングダム>であったが,彼らはアメリカ人たちがその意味をはっきり理解しないであろうと願ってそうしたのであった」。

ピウス12世とユダヤ人大虐殺

● 「法王ピウス12世が第二次世界大戦中,ユダヤ人を助けなかったという非難に対し,法王を擁護しようとするバージニア・オファーの努力を,わたしはカトリックの司祭として賞賛したいと思うべきなのかもしれない」と,ニューヨーク・タイムズ紙に寄せられたオファー女史の手紙に対する答えとしてジョーゼフ・G・ベイリーは書いている。「しかし,現代入手できる歴史上の証拠に照らしてみると,女史はユダヤ人大虐殺が行なわれた当時の記録をわい曲し,バチカンの外交の汚名をいいかげんな仕方ですすごうとしているとしか言いようがない」。その証拠として,ベイリーは次のように述べている。「セトン・ホール大学の司祭で,歴史家であるジョン・モーディーは,最近出版した『ユダヤ人大虐殺の時期におけるバチカン外交』の本の中で非常に異なった結論を引き出している。言うまでもなく,モーリー神父には自分の教会の指導者たちに対する論争を開始する理由は何もなかった。彼の評価は冷静で,控え目の表現を取ってはいるが,同時に,それは彼らを断罪するものである」。豊富な証拠を提出した後,モーリー司祭の本はこう宣言している。「バチカンの外交はユダヤ人大虐殺の間,ユダヤ人を見捨てたと結論せざるを得ない」。

同様に,カナダのマニトバ大学法学部の教員バーネット・M・スナイドマンは,法王がバチカン放送を通じて,「ドイツ国民に対して聖務禁止令を科し,ユダヤ人大虐殺に関与したすべてのドイツ人カトリック教徒を破門することを伴なう,きつい表現をもった抗議をユダヤ人殺害に対して」放送することができたはずであると書いた。ところが,スナイドマンによると,「法王は何もしなかった。一人のカトリックの新聞記者が彼になぜ何もしなかったかと尋ねたとき,法王はこう答えた。『友よ,幾百万ものカトリック教徒がドイツの軍隊に従軍していることを忘れないで欲しい。わたしは彼らを良心の闘いに陥れてよいだろうか』」。

再び初めに戻った暦

● 世界のほとんどの場所で用いられているグレゴリオ暦は,昨年10月15日に二度目の400年の周期に入った。どの日も400年前の日と同じ曜日に当たるわけである。つまり,手元に1583年度の暦があるならば,それが今年もそのまま使えるというわけである。教皇グレゴリウス13世は1582年10月15日にグレゴリオ暦を実施に移した。

教会は同性愛者に友好的になる

● 米国の合同メソジスト教会司法委員会は最近次のように裁定した。「我々は同性愛的傾向が叙任に不適格であるとする条項を[教会法の中に]見いだせない」。同委員会は,メソジスト牧師の個々の叙任は教会の年ごとの地方会議において決定されるべきであると述べた。明らかに,聖書は教会法の一部とはみなされていないのである。

ミネソタ州の教会員の半数以上を代表する同州の教会協議会は,同性愛者を迎え入れるよう会員教会に促した。万場一致で承認された宣言はこう述べている。「人の性的特質の創造的および全的表現は男と女の関係,男と男との関係および女と女との関係に見いだされてもよいものである」。

カトリックの女の同性愛者たちの会議としては教会史上最初のものと思われる会議が,米国ペンシルバニア州のバンゴールで開かれた。「会議の基調演説者であり,4,500人の会員を擁するマーシー・オブ・ザ・ユニオン修道女会の会長で,マーシー修道女のテレサ・ケーンは,110人の女性たちに話をした」と,ナショナル・カトリック・リポーター誌は伝えている。この集まりを組織したケアレン・ドーアーティは歓喜して,こう語った。「会議は革命的であった。女性たちは,『我々は女の同性愛者であり,同時にカトリック教徒でもある』と言っていたからである。もはや両者を分かつものは存在しない」。

人工衛星に救われた飛行機の乗員

● 人里離れた山あいの谷に不時着した3人のカナダ人が,自分たちの発した遭難信号がソ連の人工衛星コスモス1383号に受信され,救出された。当局者の話によると,その飛行機は48㌔以上も航路から離れていたので,遭難現場は普通なら数日間捜索されることのない場所である。これは,米国,カナダ,ソ連およびフランスが開発中の人工衛星による新しい捜索救助システムの最初の実用例であると言われている。コスモス1383号は昨年6月に打ち上げられた。それに相当する米国の衛星は今年早々に打ち上げられることになっている。これらの自動操作による人工衛星は広い地域を監視し,四つの国とノルウェーにある地上局に緊急信号を電送することができる。

アルミニウムに関する新事実

● 近年,科学者たちが老衰した人々の脳の中にアルミニウムを発見し,それが老衰の原因の一つであろうと結論するまでは,アルミニウムは人体に無害であると考えられてきた。しかし現在,「サイエンス」誌は,アルミニウムが筋萎縮性脊髄側索硬化症(ALS,別名ルー・ゲーリッグ病)という別の退化性の病気と関係があるのではないかと伝えている。ALSの発生率が異常に高い,太平洋のグアム島に住む人たちから取られた脳組織の検査の結果,それらの組織には対照標準グループから取られた脳組織よりもかなり多くのアルミニウムが含まれていることが分かった。科学者たちによると,アルミニウム製の調理用器具が人体に有害であるかどうかはいまだに解答が得られていない。

高く跳ぶ

● ユーゴスラビア,ベオグラードの「ポリティカ」紙は,ターザンが活躍するアメリカの古いジャングル映画が最近テレビで数本放映された時,骨折や他の傷の件数が跳ね上がったと伝えている。「ここ数週間というもの,木には子供たちが群がり,屋根の上は彼らの目標物となり,至る所でジャングルの王ターザンの叫びをまねする子供たちの声が聞かれる」。

コーヒーは酔いをさますか

● 飲み過ぎたときには,一杯の濃いコーヒーが酔いざましによく効くと昔から考えられているが,英国のハル大学のジェフリー・ロウ博士によると,結局のところ効き目がないらしい。酒を4杯飲んだ被験者のグループは,同じ量の酒を飲んだうえコーヒー2杯を飲んだ別のグループよりも,手と目の協働実験において実際には良い成績を示した。アルコールとコーヒーを一緒に飲むと,それぞれの効果が消去されるという考えには明らかに根拠がない。ロウ博士は,「一緒に飲むと,コーヒーとアルコールは脳に余分の負担をかけ,混乱を招く」可能性のあることを指摘した。

百薬の長

● 笑いが体によいことを研究していた科学者たちは,最近,笑いが適度の運動と同様の効果があることを発見した。ニューズウィーク誌はこう報じている。「腹部,胸部,肩および他の部分の筋肉が引き締まり,心拍数と血圧は上がる。大笑いすると,脈は60から120へと2倍になり,心臓収縮期の血圧は平常の120から非常に興奮した状態の200へと跳び上がることもある」。スタンフォード大学の一医師は,これを一種の「静的ジョギング」と呼んでいる。笑ったあと,筋肉はより緩んだ状態になり,血圧は普通以下に下がる。これはストレスが減少したことを示すものである。大学の心理学者たちは,「笑いは幾つかの仕方で長寿に関係している」と述べている。

人口最大

● かつてないほどの規模で行なわれた国勢調査の後,中国本土は人口が10億817万5,288人で,さらに2秒ごとに新生児が生まれている,と発表した。新華社通信によると,500万人の国勢調査員が動員され,この数字の誤差は150万未満であるということである。二番目に人口の多い国インドには約7億の人々が住んでいる。

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