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目ざめよ! 1984
目84 5/22 29–31ページ

世界展望

グレナダのエホバの証人

● 昨年の10月,世界地図の上では小さな点にすぎないグレナダが国際的な関心の的となった。カリブ海に浮かぶその島に住む300人のエホバの証人たちは,最近のその問題以後どんな暮らしをしているだろうか。すべての証人たちが元気で,活発に宣教を続けている。隣接するバルバドス島では,証人たちがグレナダの仲間の証人たちのため1㌧以上の食糧を二日もかからずに集めた。グレナダの空港が再開されるや,バルバドスのものみの塔協会のチャーターした飛行機が同地の証人たちに配給するため寄付された1,400ポンド(約635㌔)の食糧を直ちに運び込んだ。霊的食物も準備された。その同じ日にグレナダでは,バルバドスのエホバの証人の代表者とニューヨーク市ブルックリンの世界本部の代表者が主催した宗教的な集会に274人が出席した。エホバの証人の統治体も困窮している人々に経済的な援助を差し伸べた。

死をきたすアルコール

● 米国の疾病対策センターは,アルコールが致死的なけがと結びついていると報告している。米国では,殺人,自殺,事故が主要な死因となっており,アルコールはそれらすべてに共通する重要な要素の一つと目されている。ジョージア州のフルトン郡メディカル・イグザミナー誌は,1982年に同郡で致死的な傷を負い死亡したすべての人を調査した。傷を負って6時間以内に死亡した人全員の95%を調べた結果,次の事実が観察された。殺人の被害者となった人々の51%以上は法的には酩酊していた。死者を出した自動車事故の85%において,少なくとも一方の運転者は酩酊していた。さらに,自殺を遂げた人々の20%は,死の時点で酩酊していた。

ガーナの「雨後の竹の子教会」

● ガーナ共和国では信仰治療を行なう教会が非常な勢いで増加しているためガーナ人はそれらを「雨後の竹の子教会」と呼ぶ,とオランダで発行されているローマ・カトリックの月刊誌「バイジーン」は述べている。司祭であり,ガーナのローマ・カトリック教会世界教会運動事務局の代表者でもあるジョー・レフェリンクは,「ガーナだけでも,このようなペンテコステ派風の教会が500ほどある」と述べている。これらの「雨後の竹の子教会」は既成教会から大勢の人々を引き寄せているため,カトリック教会はこの流れを逆転させることを試み,「要求に答え応ずるべく[我々独自の]いやしの奉仕」を導入した,と同誌は述べている。

ドイツの僧職者兼政治家

● ドイツ連邦共和国のプファルツ地方のルーテル教会では,「説教壇から行なわれる選挙運動」を望んではいないものの,僧職者の政治活動は許している。ドイツの週刊誌「現代におけるキリスト」は,「同教会の全国教会会議は,選挙民からの政治的な委任を受けようとしている僧職者たちに,選挙期間中全体,あるいは一部を休暇として認める予備的な法令を成立させた」と伝えている。

一方,ドイツのローマ・カトリック教会は同教会の僧職者が政治的な職務に就くことを一切許していない。ドイツの雑誌「ベスターマンズ・モナーツヘフテ」によると,「立法府で働くようにとの委任を受け入れる人は,破門を覚悟しなければならない」。なぜルター派の立場とは異なっているのだろうか。同誌は次のような一つの理由を挙げている。「ドイツ帝国の1933年の協約 ― バチカンとナチ党員との間で結ばれた ― はカトリック教会内の役職に就いている者が政治権力を得ることを禁じているが,それが今なお有効なのである。この協約によって,ヒトラーは望ましからぬ敵対者と道徳的に影響力を持つ敵対者を除くことができた。ワイマール共和国の時代には,司祭たちが国会の議員としての重要な役割を担っていた」。

「死の工場」

● 軍需産業に従事するローマ・カトリック教徒は苦境に陥っているかもしれない。法王ヨハネ・パウロ2世は核兵器に言及した強力な声明の中で,世界中の科学者たちに対し,選択の自由を行使し,「死の研究室や工場」での研究を放棄して,代わりに「命の研究室」に努力を集中することを勧めた。法王はこの呼びかけを,バチカンで開かれたローマ法王科学アカデミーの会議の席上で,20人のノーベル賞受賞者を含む少なくとも29か国から集まった約115人の科学者たちに対して行なった。法王はさらに,「科学的な発見が戦争,専制,テロに奉仕することはないという保証を与えるのは,科学界のかけがいのない仕事である」と述べた。

ローマ・カトリック教会のドイツ人の一司祭の場合は,核兵器に関する見解がもっと率直だった。ナショナル・カトリック・リポーター誌はこう述べている。「カール・ラーナー神父は核兵器にかかわる仕事について,カトリック教徒は,堕胎に“協力”することを拒むべきであるが,それと同じように,また同じ理由でその仕事を拒むべきであると語った」。このことは,一部のカトリック教徒にとって,雇用に関する頭の痛い問題となるかもしれない。

ゲール語

● スコットランド高地の道路標識は,間もなく英語とゲール語という二種類の言語で書かれることになるかもしれない,とロンドンのデーリー・テレグラフ紙が伝えている。スコットランド高地に住む人々は,ゲール語によるラジオとテレビの放送を増やすことも求めており,そうすることによって自分たちの母語を保存することを願っている。スコットランドの500万の住民のうちゲール語を話すのはわずか3ないし4%にすぎないが,高地に住むスコットランド人でゲール語を用いる人は60%に達する。高地地区議会の議長であるブルース・ブラックは,「ある課ではグジャラティー語,ヒンディー語,ウェールズ語の用紙を出しているのに,ゲール語の用紙がないのは大変残念なことだ」と述べた。

新しいエネルギー源

● ブラジルでは車を走らせるためにガソホールを用いてきたが,エンジンの調整が必要だった。サウス誌の伝えるところによると,ブラジルの研究者たちは,エンジンを変えることなく,植物油を用いて13㌧のトラックを走らせることに成功した。「やし油,大豆,ピーナッツ,セイヨウ・アブラナ,ひまわりの種から取れた油はどれも,軽油に代わるものとして,あるいはそれを補うものとして等しく有効である」と同誌は述べている。しかもそれらの油の製造にはあまり難しい技術がいらない。一方,ブラジルの成功に触発されたイラクでは,ナツメヤシから取れるアルコールを使った燃料で実験を行なってきた。ズージと呼ばれる種類は砂糖の含有量が多く,最適であることが分かった。ナツメヤシはイラクの輸出品の第2位を占めている。また米国では,農家の人々が発電のため牛のこやしを用いている。こやしを燃料とする「高圧ガマ」が電気を起こし,その電気が電力会社に売られる。有用な副産物としては,メタンガス,液体肥料,固形物がある。

人形熱

● 北アメリカではクリスマスシーズンにキャベツ畑人形がおもちゃのヒット商品となった。客であふれた店は需要に追いついて行けなかった。親が,表示されている小売価格の2倍以上のお金を喜んで払ったため,製造業者は1週間に20万個の人形を忙しく作り続けている。昨年の終わりまでにカナダと米国では,約300万個が売れたものとみられている。この人形には電子装置などついていない。顔も美しくはなく不器量であるが,愛きょうはある。なぜこれほどの需要があるのだろうか。各々の人形の顔は,コンピューターのデザインにより,ほかのどれとも異なっているからである。したがってどの人形も一種類しか存在しない。加えて,「養子縁組証明書」が添付されているので,子供たちは人形が本当に自分のものであると感ずるようになる。心理学者のジョイス・ブラザーズはニューヨーク・ポスト紙上で,この人形熱をもたらした別の理由をこう述べている。「今の子供のおもちゃの大半は,9割までが電池で動き,1割が子供の手で動くようになっている。何もしないおもちゃに戻る時が来たのである」。

「会話のない」結婚

● ドイツの科学者であるH・W・ユルゲンス教授は,ドイツ人の夫婦の「コミニュケーション行動」に関する6年に及ぶ研究の末,結婚して長くたてばたつほど互いの会話は少なくなると述べている。ドイツのマインツで発行されているアルゲマイネ・ツァイトゥンク紙によると,結婚後2年の時点で夫婦は互いの会話に1日約30分を費やすとユルゲンスは述べている。一つの説明となるのは,結婚後の年数を経た夫婦は,配偶者がある特定の問題についてどう考え,何を言いそうか,前もってはっきり分かるということである。しかし同紙はこう付け加えている。「結婚後年数を経ていても互いに話すべきことをたくさん持っている夫婦が多いことは,必ずしもそうなる必要がないことを示している。しかし,主導権を取るのはだいたい妻である」。

痛みをもたらすクレジット

● 英国の医師たちは,男子の座骨神経痛の症例に首をひねっていた。その答えは,長く暑い夏が終わった後にやっと明らかになった。ビジネスマンは暑くなると背広を脱ぎ,クレジットカードがぎっしり詰まったありふれた札入れを背広からズボンの後ろのポケットに移す。机の前,あるいは車の中に座っている間じゅうそのカードの束は座骨神経を圧迫し,足にひどい痛みを生じさせる。原因が解明されたので,「クレジットカード座骨神経痛」のために提案されている治療法は,もちろんごく簡単な方法,つまり札入れを移動することである。

二つの頭のほうが便利?

● 二つの頭を持った水ヘビがマイアミの蛇類飼育所で大きな呼び物となっている。米国ウェストバージニア州の有名な反目しあう氏族にちなみ,ハットフィールドとマッコイと名づけられたこのヘビは,いま長さが約1㍍ある。両方の頭とも活動的で,一方の頭を覆っても他方で見ることができる。しかし,二つ頭があったほうが一つの頭よりも便利かどうかについてこのヘビも混乱しているようである。この飼育所の所長であるビル・ハーストはこう述べている。「時々このヘビは問題に陥る。違った方向に行きたいと思うことがあるようなのだ。まるで綱引きを行なっているような,一種の震動の始まるのが観察できる」。

交通渋帯の喜び

● 交通渋帯は車を運転する人々にとって悪夢だろうか。そうお考えなら,ドイツのミュンヘンにいる当惑顔の交通問題の専門家たちの言葉に耳を傾けていただきたい。ロンドンのサンデー・エクスプレス紙によると,交通渋帯を知らせるラジオの警告をなぜこれほど多くのドライバーが完全に無視するのか,その理由を見いだそうとした彼らは,ドライバーたちが実際には「自分たちの巻き込まれている交通渋帯の長さを誇りたい気持ちになる」と報告している。その調査は続けてこう述べている。「バイエルン地方の平均的なドライバーは,何らかの理由により,交通渋帯に遭うと自分が実際にひとかどの人物のように思えてくるらしい。……それは一種の気取りのように思える……彼らは見えを張るための機会を待ち受けているようだ」。専門家たちは,明るみに出た事実を知って困り果てた,と語っている。

深く潜る動物たち

● 北極に住む鳥ウミスズメが,深海潜水艇で深海の探索を行なっていたソ連の生物学者たちを驚かせた,とスプートニク誌は伝えている。潜水艇の舷窓越しに,研究者たちは80㍍の深さに魚を求めて潜っているウミスズメの姿を発見した。この発見の前は,北半球に住むこの動物は10㍍以上は潜れないものと考えられていた。ウミスズメの潜水術と同じほど驚嘆に値するのは南極に住むコウテイペンギンである。ただし南極に住むこの動物はウミスズメを凌駕している。コウテイペンギンは200㍍以上の深さまで潜ることで知られている。

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