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  • 読者の声 ― 子供に対するわいせつ行為の問題
  • 目ざめよ! 1985
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目ざめよ! 1985
目85 7/22 26–28ページ

読者の声 ― 子供に対するわいせつ行為の問題

「目ざめよ!」誌の1985年1月22日号(日本語版は1985年4月22日号)には,「子供に対するわいせつ行為 ― お子さんの身を守ることは可能です」と題する3部から成る記事が掲載されました。今の世の中では,このような不愉快な問題も親が知っていなければならない事柄の一つです。そして,その雑誌に載せられた情報に対する感謝を表わす手紙が大勢の読者から寄せられました。そのうちの幾つかをご紹介しましょう。

『載せられていた提案はたいへん有益でした』

米国から寄せられた手紙には一部こう書かれていました。「子供に対するわいせつ行為に関する情報にたいへん感謝しております。姉も私も子供の時にいとこからわいせつなことをされました。私たちは二人とも現在家庭を持っており,子供の身を守るためならどんなことでもしたいと考えています。この記事に出ていた理にかなった忠告をしっかり当てはめてまいりたいと思います」。

次の手紙も米国からのものです。「『子供に対するわいせつ行為 ― お子さんの身を守ることは可能です』という記事に心から感謝しています。載せられていた提案はたいへん有益な,分かりやすいものでした。皆さんに二,三お伝えしたい点があります。子供が自分の名前の付いたシャツを着ていると危険な場合があります。見知らぬ人でも自分の名前を知っている人だと,子供はその人に付いて行ってしまいやすいからです。また,子供が手に負えないと親はよく,『おまわりさんに捕まってしまうわよ』と言って子供を脅しますが,そのようにすると子供は怖がって,助けの必要な場合でも恐らく警察に行きたがらなくなるでしょう」。

これも米国からの手紙です。「『目ざめよ!』誌の1月22日号の,子供に対するわいせつ行為に関する記事を読み返してみて,今までこれほど優れた記事を読んだことはあまりないことをお伝えできればと思いました。当然のことながら,数年前に,つまり私の二人のかわいい孫娘がとてもひどく残酷に虐待される前にこの情報を得ていればよかったと思います。でも,ほかのお子さんが,この情報によって孫娘たちの経験したような苦しみを経験せずにすむのなら,それはうれしいことです」。

『私は犠牲者でした』

子供に対するわいせつ行為は痛ましい害をもたらすことを多くの手紙が裏書きしています。例えば英国から次のような手紙が寄せられました。「子供に対するわいせつ行為の問題を扱った最近の記事に感謝しています。私は児童虐待の犠牲者で,その記事の中に出ていたのと同様の感情を味わいました。何年もたった今でも,そうしたことが子供たちに起きていることを読んだり聞いたりすると,感情がとても高ぶってしまうので自分を抑えなければなりません」。

英国から寄せられた別の手紙にはこう書かれています。「私は5歳ごろから数年間にわたって近親相姦の犠牲になっていました。加害者にあたるのは私の継父です。父によって経験させられたことで幼い私の心は深く傷つき,その経験の多くはほんの二,三か月前まで潜在意識の中に残っていました。何かのきっかけがあると,悪夢のようにすぐに記憶がよみがえりました。

「『目ざめよ!』誌の記事は極端に走りすぎていると考える人がいるかもしれません。そして,たとえ身近な親族でも,だれかが子供の陰部に触ったとき,あるいは子供にその人の陰部を見たりそこを触ったりするよう求めるときどうすべきかを子供に話すということを聞いてショックを感じるかもしれません。そのような人たちに,私は『その記事の助言はすばらしい』と申し上げたいと思います」。

「だれがお前の話を信じるだろうか」

わいせつ行為をする者の術策がどんなものかを明らかにしている手紙もありました。英国のある読者は次のように書いています。「私は幼い時,自分のたいへん尊敬する男の人に虐待されました。『目ざめよ!』誌の記事にも述べられていたように,淫らな愛撫(それだけに限られていた)はふざけたりくすぐったりするように見せかけられていました。そのようなことをされて私は非常な罪悪感と恥辱を味わいました」。

米国の一読者は,子供にわいせつなことをするのが大人だけではない点に注意を促し,「9歳半の少女がうちの4歳の娘に不穏当な愛撫をするとは夢にも思わず,私は大人に気をつけるよう子供たちに言っていました」と書いています。

英国の別の読者はこう述べています。「私の養父は判事でした。ですから,父が私にわいせつなことをし始めても,いけないことだとは思いませんでした。12歳になって,それがいけないことだと分かりましたが,だれにも言えませんでした。『だれがお前の話を信じるだろうか。それに恩知らずになってはいけない。お前が得ているものを見てみなさい』と耳にたこができるほど言われたからです。十代の初めには兄たちとおじが私を虐待しました。それで14歳になるころには,幸福になる道はこれしかないと考えて,麻薬を使用するようになっていました。そして,乱交にひたりきった大人になってゆきました。麻薬を手に入れるにはそうするしかなかったのです。その記事に重ねて感謝いたします。今なら,自分の息子に私のような苦しみを決して経験させないようにすることができます」。

米国の一読者はこのように書いています。「『目ざめよ!』誌の1985年1月22日号に出ている『子供に対するわいせつ行為』の記事を読み終えたところです。私は涙を押さえることができませんでした。というのも,5歳の時に私もわいせつ行為をされたからです。それをしたのは,母が付き合っていた男性でした。母が留守で,兄たちが外へ遊びに行っている間に,その男性は私に対して性的になれなれしいことをしたものです。私は忘れようとしてきました,そのことを頭から完全にぬぐい去ろうとしてきました,あれは悪い夢だったと思うようにしてきました。でもそれは夢などではなく,実際に起きたことでした。これまでの年月(私は現在27歳です),だれにも絶対にそのことを話しませんでした。子供に対するわいせつ行為に関する記事を載せてくださってありがとうございます。その記事に勇気を得てこの手紙を書くことができました」。

この問題が恐るべき規模に達していることを示す手紙はほかにも多数寄せられており,紹介したのはそのうちのごく一部にすぎません。わたしたちは全く退廃的な時代に住んでいます。(テモテ第二 3:1,3)クリスチャンの家族が巻き込まれて,会衆の長老たちが扱わなければならなかった事例すらあるのです。普通,子供に対するわいせつ行為の罪を犯すのは大人ですが,その重荷を負うのは子供たちであることを決して忘れてはなりません。自制心のない大人のために子供らしく生活する時期を失ってしまう子供がきわめて多いのは痛ましいことです。それら幼い子供たちが受ける感情的な痛手は一生消えないかもしれないのです。

[27ページの囲み記事]

米国のオレゴン州で,機会を目ざとくとらえて「目ざめよ!」誌を用いる

米国のオレゴン州に「目ざめよ!」誌の1985年1月22日号(日本語版,4月22日号)が届いたとき,エホバの証人のジョイという奉仕者は友人を伴って最寄りの警察へ行き,子供に対するわいせつ行為を扱った記事を防犯担当の巡査部長に見せました。その巡査部長は,実は,子供に対するわいせつ行為に関するセミナーを開くためにちょうど地元の地域大学へ行くところだと言って,その雑誌を1部持って行きました。その日の午後,その人はジョイに連絡してきて,セミナーでその雑誌を使いたいと言いました。ジョイは機会を目ざとくとらえ,「目ざめよ!」誌の1984年4月22日号(日本語版,7月22日号)には行方の分からなくなった子供のことを特集した一連の記事が載っている,と伝えました。その巡査部長は,セミナーの出席者に1部ずつ配るため,両方の雑誌をそれぞれ200部注文しました。

その後巡査部長は雑誌の注文数をそれぞれ250部に増やしました。地元の警察が行なっている電話相談サービスで使えるよう何冊か用意しておくためです。その巡査部長はさらに,地元の児童相談所と連絡を取るようジョイに勧めてくれました。ジョイはその勧めに従い,教育セミナーに参加していた20人のカウンセラーのグループの前で証言をすることができました。そのグループの人たちは,ジョイの手元に何冊か残っていた両方の雑誌を求めました。

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