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目ざめよ! 2001
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地球上の種を救えますか

「人間は,類人猿からアホウドリやトンボに至るまで,他の生物をあまりにも急速に絶滅寸前に追い込んでいるため,自らの生存をも危うくしている」と,カナダのグローブ・アンド・メール紙は述べています。この論評は,スイスのジュネーブにある世界自然保護連合(IUCN)の発行した「絶滅の恐れのある種のIUCNレッドリスト2000年版」に関するものです。「レッドリスト」は,1万1,000種以上の動植物が深刻な絶滅の危機にさらされていると警告しています。特に,哺乳動物が危機的な状態にあります。「現在,地球上に生息する哺乳動物の全種類のおよそ4分の1,すなわち24%に絶滅の危機が忍び寄っている」と,グローブ・アンド・メール紙は報じています。

こうした危機の原因は何でしょうか。科学者は,それらの種がますます急速に姿を消していることの理由として,ペットの国際的な取引,はえなわ漁業,生息に適した環境の減少を挙げています。加えて,原生林に伐採作業用の道路が次々と建設されるにつれ,「人々は,以前には接することのできなかった多くの野生動物にますます手が届くようになり,それらを殺して食べている。そうしたことがあるレベルまで行なわれると,種は死滅してしまう」とのことです。

これは人類にとっても危機である,と科学者は警告しています。世界自然保護連合の,種の生存委員会の委員長デービッド・ブラケットはこう述べています。「我々は,種を絶滅に追いやるとき,自らの生命維持システムもひっかき回しているのだ。……動物園で見られる程度の生物の多様性では,地球は存続できない」。

IUCNの報告書は,全地球的な人間社会に行動を促し,「この危機に対処するには,現在の10ないし100倍の人的および財政的資源をつぎ込まねばならない」と述べています。しかし残念なことに,地球の資源を保護しようとする誠実な努力は,貪欲によって妨げられることが少なくありません。

では,地球上の種を救えるのでしょうか。最初の人間とその子孫には,地球上の多様な生物を世話する仕事が与えられました。「エホバ神は人を取ってエデンの園に住ませ,それを耕させ,またその世話をさせた」と聖書は述べています。(創世記 2:15)人間は義務を果たしそこなっていますが,地球に対する神の目的は変わっていません。神は地球のことを気にかけておられ,不注意や強欲のせいで地球が台なしになるのをお許しにはなりません。(啓示 11:18)神の言葉はこう約束しています。「義なる者たちは地を所有し,そこに永久に住むであろう」。―詩編 37:29。

[31ページの図版のクレジット]

U.S. Fish & Wildlife Service, Washington, D.C./J.D. Pittillo

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