覚えておられますか
あなたは最近の「ものみの塔」誌を注意深く読まれましたか。そうであれば,次の点を覚えておられるでしょう。
● 神の王国とはなんですか。
それはイエス・キリストの手中にある,神の天の政府。―164,165ページ。a
● 「神が昔のご自分の聖なる預言者たちの口を通して話された,すべての物事の回復の時」の始まりはいつですか。―使行 3:21,新。
神が話された「すべての物事」とは,メシヤによる王国と地上におけるその権利であるゆえ,その「時」は西暦1914年に始まった。その年にイエス・キリストは王として天で就任させられ,全地に対する王権を行使しはじめた。―244,245ページ。
● 進化論を受け入れながら,同時に真のクリスチャンであることはできません。なぜですか。
なぜなら,進化論の教えを受け入れる人は,聖書の創造の記述および人間が罪に陥ったことについて聖書が述べる事柄を退けねばならないから。そうする人にとって,イエス・キリストのあがないの犠牲は意味をなさなくなる。―274,275ページ。
● 「良いたよりをもたらす者……の足は,山々の上にあってなんとうるわしいのだろう」という預言は何を意味していますか。―イザヤ 52:7,新。
イエスの油そそがれた弟子たちの足は,彼らが携える王国の良いたよりのゆえに,苦しんでいる人々にとって快く映るものである。―303ページ。
● 聖書のすぐれた知識は,人を永遠の命に至らせる助けとなりますか。そうした知識は命を保証するものですか。
それは人を命に至らせる助けとなる。なぜなら,思いは心が正しい方向に働くのを助けられるから。しかし,知識だけでは命を保証するものとはならない。「命の源」は頭からではなく,心から出ているから。―360,361,370ページ。
● 情欲をいだいて女を見つづける人は,心の中で姦淫を犯した,とどうして言えるのですか。
なぜなら,心の動機付けはあるが,機会がない,もしくは,『うまくやりとげる』のは無理ではないかと恐れて,思いとどまるかもしれないから。―366ページ。
● 現代において,エホバの証人の主要な敵対者たちの実体はどのように明らかにされましたか。彼らはだれであることが明らかにされましたか。
キリスト教世界の僧職者は,王国の良いたよりを宣布した神の民に対する迫害の主要な扇動者であるゆえ,神に敵する者であることをみずから明らかにした。―407ページ。
● クリスチャンの妻は,不信者の夫をどのように「救う」ことができますか。
クリスチャンとしての自分の行ない,神への忠誠を堅く守ること,および聖書を調べるよう夫を励ます機会を愛の気持ちから追い求めることとによって。それに答え応じて信者となる夫は救いを得ることになる。―426ページ。
[脚注]
a すべて1971年の「ものみの塔」のページ数をさします。