感謝されている連載記事 ―「神のことばは生きている」
これまで2年以上にわたり,「ものみの塔」誌のほとんどの月の15日号に,特別さし絵の多い2ページの連載記事,「神のことばは生きている」が掲載されてきました。これらの記事は,特に若い人々や聖書の教えにまだ十分通じていない人々が興味をもって読めるよう,理解しやすい簡潔な文体で書かれています。あなたはこの連載記事を楽しんでこられましたか。他の人々を教える際にこれを用いておられるでしょうか。そのようにしてこられた方は少なくありません。読者の一人から次のような手紙が寄せられています。
「『ものみの塔』誌のすばらしい連載記事,『神のことばは生きている』に対してひとこと感謝の言葉を述べたいと思います。記事が短く,さし絵がたくさん用いられており,聖書の基本的な教理に注意が向けられているため,この記事は家で子供たちと研究するのにうってつけです。割付けも読みやすいように工夫されているので,復習しやすく,記事の中で教えられている命を与える情報をさらに強力なものにできます。
「また,私は野外奉仕の時にも『ものみの塔』のこの記事を開いたままで話すことがよくあります。家の人がちらっとしか視線を向けなくても,この記事の絵や心を引き付ける質問の形の主題が家の人に何かを教えてくれると思うからです」。
何人もの読者が,これらの記事から個人的に大きな益を得ていることを手紙に書いています。米国ワシントン州オリンピアに住むある母親は次のように述べています。
「娘はまだ1歳と2か月ですが,読み物,それも特に“大人”の雑誌を読んでもらうのが大好きです。娘がこれらの記事をどれほど気に入っているかご想像いただけるでしょう。『物語』の本も大好きですが,この記事は毎回内容が新しく,違っているので,特別気に入っているようです。記事が短いため,短時間しか続かない幼い子供の注意をそらさないですみます。また,さし絵も子供の関心をとらえておくのに役立ちます。
「その内容は私たち夫婦にとっても教訓的で,忘れていた点を思い起こさせられることがしばしばあります。切り抜いてスクラップブックを作り,何度も読み返したいと思っています。……奉仕の時にも,訪問した家に子供がいると,この記事を用います。この記事を見る大抵の人は雑誌を感謝して受け取ります」。
ドイツのケルンからも同様の内容の手紙が寄せられました。この読者はまず次のように述べています。「『神のことばは生きている』という2ページの記事に対するお礼と感謝をお伝えしたいと前々から思っていました。この記事は大人の私だけでなく,とりわけ子供たちにとても役立っています」。この人はさらにこう言葉を続けています。
「『わたしの聖書物語の本』は私たちにとってとても大きな喜びでしたが,そこから得られる情報には限りがあります。大人が霊的な食物を定期的に必要としているように,子供たちもそれを必要としています。……この点で,昨年から掲載されるようになった前述の記事の価値が分かってきました。特定の主題に基づいていますが,内容は一般に簡潔明快な文章でつづられています。いつもほとんどの場面がさし絵に描かれています。子供たちは『聖書物語』の本が大好きですが,さし絵に描かれていない事柄も幾つか論じられていることが少なくありません。また,この本では一般に歴史が扱われています。ですから,『神のことばは生きている』の記事は『聖書物語』の本と少なくとも同じほど子供たちから感謝されています。もしかすると,その本以上に感謝されているかもしれません」。
この特別連載記事を載せた雑誌が届くのを家族で待ち受けている様子を記した手紙も読者から寄せられています。米国ニューヨーク州オグデンズバーグのある母親は,「この雑誌が毎月送られて来るのを6歳になる息子は待ちわびています」と述べ,次のように書いています。
「主人はこれを息子との聖書研究で定期的に用いる資料に取り入れています。月に一度,『聖書物語』の本の追加を受け取っているようなものだ,と主人は言っています。この新しい資料は息子の関心をまさに燃え立たせています。息子は『聖書物語』の本が大好きですが,それぞれの物語の内容をよく知っています。ところが,毎月送られてくる新しい物語は内容が全く分からないので,とても興奮するのです。息子が郵便受けから郵便物を持って来るなら,息子はいち速く雑誌を取って包装紙を破ります。新しい物語が載っていることを楽しみにしているのです。この連載記事が今後もずっと掲載されるよう希望します」。
米国ワシントン州シアトルのある母親は『ものみの塔』誌の新しい連載記事に対する感謝を次のように述べました。
「今から11年前のこと,私は神に真理を示してくださるよう祈りました。最初の子供が生まれたばかりだった上,この邪悪な世にあってどうしたら子供を正しく育てることができるのか分からなかったのです。2週間もしないうちにエホバの証人から話しかけられ,研究が始まりました。何年か後の現在,私には立派なクリスチャンとなった二人の娘がいます。二人は毎日,昼食の時間になると家に戻って来て,雑誌に載っている真のクリスチャンの立派な模範や『神のことばは生きている』といった記事に耳を傾けます。助けを求める私の祈りをエホバが聞き届けてくださったことと,雑誌を通して引き続きその祈りにこたえてくださっていることに深く感謝しています」。
米国ジョージア州ダルースのある父親は,これらの記事が持つ永続的な価値について次のように書いています。
「私は『神のことばは生きている』の記事を集めていますが,時々読み返してみると,これらの記事が非常に有益であることが分かります。短い記事ですが,内容はとても豊富です。それらの記事を切り抜いてはアルバムにはることを趣味にしています。1981年の『神のことばは生きている』の記事は全部アルバムに取ってあります。ほかの人々,とりわけ自分の子供たちと一緒にこの記事を読むと,とても楽しいことが分かりました。そこに載せられている情報は野外奉仕の際にも用いました」。
この父親は,この記事に関する上記のような感謝の言葉を述べた後,手紙の結びに次のように書きました。「1982年1月15日号[英文]の『ものみの塔』誌に『神のことばは生きている』の記事がなかったので,とてもがっかりしました。連載が中止になったのではないことを願っています。来月号の『ものみの塔』誌が届くのを心待ちにしています」。
『神のことばは生きている』の記事は2月15日号に掲載されていました。それ以降も各月の15日号に引き続き掲載されています。この連載記事は今後もしばらく掲載される予定です。読者の皆さんがこの記事を楽しまれるよう,また神のみ言葉の真理を学ぶように他の大勢の人々を助ける際にこの記事を活用なさるよう希望しています。
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新しい人々を教えるのに有用
「家族の中のだれもが理解できるような非常に分かりやすい言葉が使われている点がよいと思います。人々に伝えるには,この種の記事が必要です。こうした記事が今後も掲載されるよう希望します。これらの記事は単なる物語ではなく,様々な教理の正しさをも証明しています。とてもすばらしい記事だと思います」。
―「神のことばは生きている」の一愛読者