宣べ伝えるわざの点で雑誌の助けを得ましょう

¹ 戸口に立って話をするさい，あなたは王国について家の人にどれほど話すことができますか。家の人に数分間話すことができれば，それは上できです。しかし，あとで読んでもらうように，少なくとも2冊の雑誌を家の人に配布できれば，さらにどれほど多くのことが成し遂げられるかを考えてみてください。あなたがなお他の人びとに会おうとして忙しく働いている間に，それらの雑誌は「宣べ伝える」わざに一役買うことができるのです。

² 多くの雑誌を配布すればするほど，雑誌は宣べ伝えるわざの点でわたしたちをなおいっそう助けるものとなるのは明らかです。また，雑誌配布のわざに多くの時間を費やせば費やすほど，いっそう多くの雑誌を配布することになります。あなたは最近，このわざに携わるための個人的な取り決めを再検討してご覧になりましたか。

³ 雑誌を用いる奉仕のための明確な取り決めを持っておられますか。物事を成り行きに任せようとしたのでは，めったに良い結果は得られません。あなたは会衆の雑誌の日の活動を定期的に支持できるかもしれません。もしそうしておられるなら，それはりっぱなことです。しかし，その特定の雑誌の日に外出できない場合のことを考えてみてください。もし率先して他の人たちに声をかけるなら，別の時間にいっしょに雑誌のわざを行なえる伝道者を少なくともひとりかふたり見いだせる可能性は十分あります。雑誌配布は週中のどの日でも行なえるのです。

⁴ 野外の監督が雑誌配布のための会衆の取り決めを再検討して，何らかの調整を加えることが賢明かどうか，また雑誌配布のわざにもっと多くの人が携わるよう励ますにはどうすればよいかを考慮するよう提案されています。雑誌を用いる奉仕を別の方法で自分の活動予定に組み込むことができない人は，戸別訪問による通常の証言の時間の一部を，雑誌だけを用いて働くわざに当てることができるでしょう。

⁵ 多くの会衆では雑誌の日は土曜日ですが，通常の提供物を用いる戸別訪問のわざを土曜日に行なうようにしている人がいるなら，その人は日曜日を雑誌の日として効果的に用いることができるでしょう。

⁶ 雑誌を配布するための他の機会についてはどうですか。週の全日を通じて，雑誌を配布できる機会に注意しているなら，雑誌を配布せずに過ごすような日はおそらく1日もないことでしょう。そうすれば，雑誌は家の中でたまってゆく代わりに，雑誌を求めた人びとのところで，いわば「宣べ伝える」わざを始めることができるのです。友人や親族そしてセールス関係の人びとなどが家に訪ねてくるものです。あなたもまた，たいてい商店や職場に行きますし，他の人びとを訪問する場合もあります。では，雑誌を持って出かけてはいかがですか。どんな機会も見のがさないようにしましょう。残り少ない短い期間の今，いっそうの熱意をいだき，さらに急いで宣べ伝えるわざに携わり，宣べ伝えるわざの点で雑誌がわたしたちを助けることができるよう，雑誌を配布しましょう！