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わたしたちの王国奉仕 1976
宣 76/12 3–6ページ

「大群衆」をさらに集めることにおける,開拓者の果たす役割

「この開拓者は本当にエホバを正しく代表する方です。彼は献身的で,忠節です。また他の人に心からの関心を示しています。彼はその土地の会衆ばかりか巡回区全体からも愛され尊敬されています。王国の関心事が彼の生活全体の中心を成しています」。これは25年間開拓者として奉仕してきた一人の長老に関する巡回監督の所見です。

2 22歳になるある姉妹はこう書いています。「わたしは開拓奉仕に対する愛と,エホバへの奉仕を拡大したいという願いを表わすために手紙を書いています。この時代が邪悪で,本当に短いことを知って,わたしはすべての人々がエホバとエホバの王国について聞く必要がある,ということを自覚するようになりました。年若い今,この業を行なって,多くの祝福がありました。今わたしは開拓奉仕を始めて1年半になるところです。そして,その間に霊的な事柄に対する愛は深くなりました」。

3 この二人に見られるように,いったい何に動かされて王国伝道者たちは開拓奉仕に入り,それを生涯の業とし,その業から大きな喜びを得るのでしょうか。それはエホバに対する彼らの深い愛であり,命に至る道を学ぶよう他の人々を助けたいという彼らの心からの願いです。

4 彼らは使徒ヨハネが啓示 7章9節に書いた,今集められつつある「大群衆」についての記述をよく知っており,他の人々をその祝福された群れに集め入れることに精一杯あずかりたいと願っています。この終わりの時に200万以上の人々がエホバの側にしっかりと立場を取ることができたのは,勤勉になされた宣べ伝え,教える業をエホバが祝福してくださったためであるのを彼らは知っています。そしてさらに,この同じ業によりエホバが現在あわれみを示しておられる他の人々をエホバが導き入れてくださることをも十分に承知しています。

5 そうです,「大群衆」がいよいよ大きくなっていくことを示すあらゆる証拠があるのです。ある国々では増加がゆるやかなように見えるかもしれませんが,他の国々では大勢の人々が真理を受け入れています。エホバは教えることのできない「大群衆」に属するさらに大勢の人々が「救いはみ座にすわっておられるわたしたちの神と,子羊とによります」と言うための道を愛あるご親切のうちに開いたままにしておられます。(啓示 7:10)今は幸福の時であり,関心を抱く他の人々をサタンの手から救い出し,新秩序の生活にかなうよう彼らを整えて神の是認へと導く聖書の原則を愛をこめて教える喜びの業に,勤勉に携わるべき時です。

6 わたしたち自身の働いている区域に,エホバとその義なる目的を学ぶことを願う心の正直な人々が大勢いることを示す証拠が数多くあります。例えば,巡回や地域監督たちは様々な地方で働いて多くの関心を持つ人々を見いだし,彼らと研究を始めていることを報告しています。研究を始める目標をもって働く他の経験を積んだ伝道者たちも同様に多くの研究を見いだしている,と彼らは述べています。研究を始めることに関して6人の旅行する監督たちが述べていることに注目してください。「備えのできている伝道者は,目標を持って働くなら聖書研究を持つことができます」。「多くの人は今も家から家の伝道で聖書研究を始めています。研究を始めることに成功している人たちは,自分の奉仕に関して真に良心的な人たちであり,研究を始めることを自分の真の目標にしている人たちです」。「研究を目ざして働く伝道者のほとんどは,必ずしも最初の訪問でできるわけではないにしても,研究を始めることに問題を持っていません。司会できる数に関して制限を設けている人もいます」。「わたしは月に20から30の聖書研究を始められるのに気付きました。そのうちの少なくとも半分は文書を持たない人とのものです」。「今日研究を始めることはもはや過去におけると同じほど難しいものではありません。ある意味では容易になっています」。「概して昔よりも多くの人々が真理に関心を寄せているとわたしは感じています。もっともこのことは土地によって異なることでしょう」。そうです,ルデアのような人はまだ大勢いるのです。彼女はパウロを通して宣べ伝えられた良いたよりを聞いた時,答え応じました。エホバは「彼女の心を開いて」くださり,彼女は真理を受け入れたのです。―使徒 16:14。

7 この「大群衆」をさらに集めることにわたしたち各自がどのようにあずかるかはわたしたちの状況によるでしょう。他の人々と同じ愛と熱意を持って奉仕しているものの,家族や他の責任があって会衆の伝道者として奉仕する必要のある人たちもいます。補助開拓者として奉仕できる人もいるでしょうし,別の人々は正規開拓者として奉仕する立場にいるでしょう。もし,あなたの個人的な事情が開拓者となることを許すようなものであるなら,あなたはそのことをどう感じますか。もしあなたが開拓者になれる自由な立場におられるなら,この特権に対する新鮮な見方をもって,ここで述べられる事柄が自分に当てはまるかどうかを確かめてごらんになりませんか。

開拓者の業における調整

8 正規開拓者の業における新しい取決めは,毎月100時間の要求を満たすことに困難を覚えている多くの開拓者にとって,そのこよなく愛する奉仕を継続することを可能にするものでしょう。そうした人たちの多くにとって,年に1,200時間の要求は易しいものではありませんでした。そしてこれら献身的な兄弟姉妹が開拓奉仕を続行するためにどれほど勤勉に働いてきたかは深く認識されています。正規開拓者たちは今は毎月90時間の目標を持っており,その時間の大部分を家から家に宣べ伝える業や再訪問に用いることができるものと期待されています。月に90時間のこの目標に達することによって年に合計1,080時間を入れることが可能です。しかし,このうちの幾らかの時間は,二つの巡回大会と一つの地域大会に出席することや,もし望むなら休暇期間を楽しむことに用いても良いのです。それで,1,200時間の代わりに合計でちょうど1,000時間が,正規開拓者の名簿にとどめられるために要求されます。

9 益を受ける,これら既に開拓者名簿にのっている人たちに加えて,開拓者になることへの強い願いを持ちながら時間の要求が自分の力には及ばないことを知った人々があります。彼らはそのために,開拓の業を始めてもスケジュールを保つことができず,しばらくして取消しを求めることが必要になりはしないかと案じてちゅうちょしてきました。おそらくこれら熱心な伝道者たちの多くは今や月に90時間を野外活動にささげるはっきりとした見通しを得,とりわけ,少なくとも年に1,000時間を報告できる限り,奉仕年度の終わりに開拓の業をやめる必要がないとの安心感を得ていることでしょう。この引き下げられた要求は,インフレやそれに関連した要素のために多くの人が経験している経済的またその他の圧迫を考慮に入れたものであり,成功への一層大きな確信をもって開拓者としてエホバに仕えることを可能にするものでしょう。こうした新しい取決めを思うとき,わたしたちは多くの人が開拓の業を取り上げることを確信をもって期待しています。それは平均して毎日わずか3時間,王国奉仕にあずかることを意味するのです。

補助開拓の業はあなたの手の届くところにありますか

10 補助開拓奉仕が発表された時,大きな喜びが起こりました。王国奉仕の目標として達成可能であると多くの人が感じたものがそこにあったのです。補助開拓の業に連なることのできる人は疑いなく大勢います。これは一時開拓の業に代わるものなので,その要求のあるものがそのまま残っていることを認められることでしょう。例えば,その人はバプテスマを受けており,クリスチャンとしての良い振舞いがあるとの評判を得ていなければなりません。協会に手紙を送るのではなく,むしろあなたご自身の会衆でこの奉仕に入る手続き全部が取り扱われます。主宰監督は申込書を持っています。それを受け取り,始めたいと思う日付よりも十分前もって書き込むのは良いことです。新しい用紙が入るまで古い用紙を使うことができます。委員は申し込んだ人が資格にかなうかどうかを考慮し決定する責任があります。月に60時間という要求は,この奉仕をしたいとの強い願いを持ちながら事情が許さなかった多くの会衆の伝道者たちがそれに達することを可能にしたにちがいありません。今では一日に2時間を野外奉仕にささげられるなら,その人は補助開拓の業に参加する喜びにあずかれるのです。この奉仕は一度に一か月だけあずかることのできるものですが,きっと大勢の方は継続的に補助開拓を行ないたいと願われるでしょう。こうした開拓者たちは開拓者価格で雑誌を求め,予約を提供できます。しかし,他の文書には会衆の伝道者価格で支払います。

11 補助開拓奉仕はだれのために意図されたものですか。それは一層十分にエホバに仕えたいとの熱意と願いを持つ人々のためです。ある人々は正規開拓者として奉仕することを望んでいるもののそのための時間,境遇あるいは体力を持ち合わせておりません。しかし確かに開拓者精神を持っています。エホバと仲間の人間に対する愛を抱いており,彼らに仕えたいと願っています。彼らの必要にまさにかなうこの新しい取決めに魂を込めた仕方で参加する時,彼らのためにとって置かれた多くの祝福を間違いなく得るでしょう。

12 補助開拓の業にあずかる人々の中には主婦の方々もおられることでしょう。多くの姉妹たちは家の務めをよく組織することにより,その奉仕にあずかることが決して難しいものでないことに容易に気付かれるでしょう。世話をすべき子供のいない人や世俗の仕事に携わる必要のない人たちの場合,このことは特に真実でしょう。パートタイムの仕事だけをしている,あるいは退職した年配の兄弟たちもこれが報いをもたらす奉仕の道であることに気付かれるでしょう。ある人たちは世の休日のシーズン中に奉仕できるでしょうし,巡回監督が会衆を訪問する時に参加するよう特別の努力を払えるかもしれません。夏休みに1か月かそれ以上を取ることのできる,学校に行っている子供たちも補助開拓者となれます。他の多くの方々も,1年の間のいつか,予期しない状況が生じて少しの計画をすればこのすばらしい特権を楽しめるような月があることを見いだされるでしょう。

開拓者を励ます

13 会衆全体は開拓の業に関心を持つべきですか。確かにその通りです。会衆の全員が,開拓者たちまた開拓の業に入ることを考えている人たちに対しても励ましとなることができます。イスラエル人がバビロンの捕らわれから帰還してエルサレムで神殿再建に着手した時,幾つかの要素が絡み合って彼らの意気をくじこうとしました。彼らには励ましが必要だったのです。そこでエホバは預言者ハガイを起こされました。ハガイは障害物にかまわず前進するように勧め,エホバが「我なんじらとともにあり」と言われたことを付け加えました。記録はこう続きます。『エホバ,シャルテルの子ユダのつかさゼルバベルの心とヨザダクの子祭司の長ヨシュアの心およびその残れるすべての民の心をふりおこしたまひければ彼ら来たりてその神万軍のエホバの殿にてわざをなせり』。(ハガイ 1:13,14)わたしたちもエホバとハガイの模範に倣い,開拓者たちの真の励ましとなるようにしましょう。

14 長老や奉仕のしもべたちはその言葉と行ないによって確かに開拓の業を励ますことができます。開拓者になれる立場にいてもいなくても,彼ら自身が開拓者精神を持つのは良いことです。そうすれば物質主義的な見方を育てるのを避け,神権的な目標を培うよう他の人々を助けることができます。積極的で励ましを与える長老たちの言葉はパウロがテモテに告げた言葉のように築き上げ,霊的に強めるものです。彼はこう述べました。「自分の祈願の中であなたについて思い出さないことは決してないからであり……あなたに会(うことを)……夜昼切望しているのです。それはあなたのうちにある少しも偽善のない信仰を思い起こすからです。それは初めあなたの祖母ロイスとあなたの母ユニケに宿ったものですが,それがあなたにも宿っていることをわたしは確信しています。そのゆえにこそ,わたしは,自分が手を置いたことによっていまあなたにある神の賜物を,火のごとく燃え立たせるべきことを思い出させているのです」― テモテ第二 1:3-6。

15 親たちも子供たちの心を開拓の業に向ける上で多くのことを行なえます。心を込めて野外奉仕にあずかり,できる時にはいつでも補助開拓の業に参加する親たちは子供たちの前に従うべき立派な模範を示しています。わたしたちの知る最良の開拓者の多くは,子供がごく幼い時からその前に開拓の業の目標を置き,できる時はいつでも奉仕に彼らを伴って行って働いた親を持つ人々の間から生み出されました。そうした親たちは開拓奉仕の真実の姿,それがエホバ,兄弟たちおよび人類に仕える機会であることを理解するよう子供たちを助けたのです。

開拓者たちの言っていること

16 合衆国では現在1万5,000人余(日本では9月に5,283人)の正規開拓者がいます。長年開拓の業を行なって来た人たちもいればごく短期間の人もおり,若い人もあれば年配の方もいます。彼らは開拓の業についてどう感じているでしょうか。また,他の人々は彼らについてどう言っているでしょうか。

17 カンサス州の必要の大きなところで奉仕するために移動した一人の開拓者に関してある巡回監督はこう述べています。「彼はとても能力のある立派な若い兄弟ですが,エホバの助けによりその能力を会衆内の他の人たちや野外において活用しています。優れた証言を行ない,伝道者たちとよく働きます。現在持っている研究は6件ですが将来区域を網らするにつれてきっとさらに多くなるでしょう。熱心な働き人で恐れを持たず,良い教え手であり,遣わされるならどこへでも進んで行く人です。ここでの割当てに大きな喜びを見いだしています」。

18 開拓の業はベテル奉仕への良い基礎をすえます。もう一人の若い兄弟は開拓者の隊伍からベテル家族の成員となるよう移された時,手紙の中でこう述べています。「わたしの人生のうちでも正規開拓者として過ごした過去3年間は現在に至るまで最も豊かで意義深いものであったことに間違いありません。それによってわたしは,今ある中でも最も緊急な業において肝要な経験と訓練を受けることができました。それを通してわたしはエホバにとても近く引き寄せられ,また人々についてたくさんのことを学び,彼らを愛するようになりました」。今ベテルにいるほかの大勢の人たちもここに来る前に開拓者として奉仕しており,彼らはこの訓練もやはり色々な仕方で自分の大きな益になったと述べています。彼らは依然として野外奉仕への愛,人々を助けたいとの願いを保っており,その経験は割り当てられた会衆で週末や晩に奉仕する時価値のあるものです。

19 開拓の業は若い人のためだけのものではありません。人生の後期からでも始めることができ,効果的に,喜びをもって奉仕することができます。ノース・カロライナ州出身の一姉妹は次のように語っています。「わたしはただ自分の喜びと幸福をみなさんと分かち合いたいのです。4月のピンクのカードをお送りしました時,それは40年の開拓奉仕を意味しました。わたしは現在83歳ですから,ほとんど人生の半分になります。教えて弟子を作りつつエホバに仕えることはこの上ない喜びと特権でした。今,わたしがそのご両親と研究をした時にはほんの赤ちゃんに過ぎなかった人が長老として演壇で話をされるのを見るとき,わたしの心は,み言葉とみ名を他の人々に知らせるようわたしを用いてくださる至高の神への賛美と感謝の気持ちに満ちあふれます」。多年にわたる忠実な奉仕を振り返ることのできる時,人は真の満足感を覚えます。そのような人は,自分が貴重な時を浪費せず,むしろ賢明に用いたことを喜びます。

20 1907年以来全時間奉仕に携わっている一開拓者は次のように語っています。「現在わたしは自分の奉仕が多いとは感じませんが,わたしの創造者に仕えることは大きな喜びです。『王国ニュース』の配布にあずかることができて感謝しております。それは1906年にわたしが行なう特権にあずかった最初の奉仕を思い起こさせてくれました。その時にわたしたちは「聖書研究者月刊」を戸別に配布したのです。そして最近,わたしと研究している人の一人が初めて奉仕に出かけ,以来ずっと続けているのは喜びです。かなりの関心がある限り研究を辛抱強く行なうなら報いがあるものです」。彼女について巡回監督は,「わたしが彼女に対して励ましである以上に彼女はわたしに励ましであったとわたしは信じています。彼女は開拓者精神の一助と言う以上のものを与えてくれます」と述べています。これは忠実さと熱意が長年月にわたってどれほど保たれ,93歳の年齢であっても明るく燃え続けられ得るかを示す一つの例です。

21 年取った別の開拓者は次のように言います。「わたしは全身,関節災のため,びっこで歩くことができません。でも話すこと,書くこと,電話をかけたり雑誌を送ることがまだできますから,エホバに感謝しています。このことでわたしはすばらしい結果を幾つも得ています。わたしは80歳で,真理には42年,開拓者として38年間になりますが,自分の献身した人生の一刻一秒を楽しんできました。エホバとそのみ言葉,その組織また忠実な兄弟姉妹すべてに感謝しています。わたしの人生は幸福で申し分ありません」。ここには開拓奉仕から引退しようとの願いなどはなく,むしろエホバに仕え,命への道を歩むよう他の人を助けることをあくまでも追い求める姿が見られます。

以前に開拓者であった人たち

22 過去において,体力の衰えや個人的な事情のために毎月100時間を業にささげるのが不可能であることを知って会衆の伝道者に移った開拓者たちがいました。ある兄弟はこう書いています。「わたしの仕事の予定は4日間の野外奉仕を許すだけのものでしたが,そのうちの一日を家族のために当てたため,三日の余裕しかありません。それで,1か月おきに一時開拓奉仕を行なうという希望をもって伝道者に移る必要があることに気付きました」。別の人は,「わたしは個人的な訪問や励ましにできるだけ多くの時間を費やしながら年に何回か一時開拓奉仕をしていくことにより,会衆内でもっと多くのことを行なえると感じます」と述べています。他の人は次のように書いてきました。「妻とわたしは開拓者の名簿から退くことをお知らせするため手紙を書いております。健康と経済的な問題のため,奉仕年度の要求されている1,200時間を満たすことができないように思います。わたしたちは開拓の業に費やされた時間を本当に楽しみ,多くの良い経験をしました。6か月たってわたしたちの一方か両方が開拓者としてエホバへの奉仕を新たに続けることができればと希望しています」。これら以前開拓者であった人たちは今も開拓への願いを抱いており,新しく切り下げられた時間の要求により,そのうちのある人たちは正規開拓者の隊伍に戻ることが可能になるでしょう。しかしそうできなくても,補助開拓の業にしばしばまたは継続的にあずかることができるでしょう。

23 開拓の業は『楽な』ものですか。必ずしもそうではありません。それには賢明な時間の用い方,勤勉さそして不屈の努力が求められます。最初の6か月ぐらいは,朝早く起きること,より良いスケジュールやもっとよく歩くことなどいろいろな調整が必要であると述べた人もいます。しかし,開拓奉仕に長くとどまればとどまるほど,それは彼らにいっそうの満足をもたらすものとなりました。開拓者の予定と業に合わせて時間を調整するにつれて,彼らは,『エホバを喜ぶことは彼らの力』であることを見いだしたのです。(ネヘミヤ 8:10)自分がエホバに仕え,その導きに答え応じており,人々を命に至る道に助けていることを知る満足感はあなたにとって開拓奉仕を本当に喜び多い人生の道とすることでしょう。

24 「大群衆」をさらに集める点でわたしたちが行なうべき業をエホバがまだお持ちであることは明らかです。開拓者としてこの業にあずかることを許す事情にある人々は多くの付け加えられた祝福を刈り取る特権をもつでしょう。ですから,開拓奉仕に成功している人と話し合ってください。どうすればあなたも成功できるかを見いだしてください。ご自分の事情を祈りを込めて考慮したのちに,あなたは,「大群衆」の成員をさらに集めるわざに一層あずかることができるでしょうか。

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