もっと多くの人々に達することができますか
1 多くの場所で良いたよりを携えて人々の所に達することはだんだん難しくなりました。わたしたちが訪問する時多くの人は留守です。みなさんの区域でも同じことが言えますか。王国の音信を携えてもっと多くの人々に達するためにどうしたらよいでしょうか。―テモテ第一 2:3,4。
2 あなたが野外奉仕をしている時,普通あなたはどうするか考えてみてください。一軒の家から次の家に行く時,庭で仕事をしている人,家の前の道路で自動車を掃除している人,玄関の所に立っている人などに立ち止まって話しかけていますか。それとも容易に近づけそうな人を通り越して,それから何の応答もない家やアパートのベルを押すようなことが時々ありますか。だれでも近付きやすい人と話し合い,野外奉仕でもっと多くの人に達することを目標としてはいかがですか。
3 家の人が留守の時,わたしたちはそのことをノートに書き留めますが,わたしたちはこれらの人々に達するよう根気よく努力しますか。例えば先月中,あなたの奉仕時間の幾らかを割いて不在の人々を再び訪ねる努力を払ってみましたか。できれば家の人に会うまで二度でも三度でも努力してみましたか。言い換えれば,割り当てられている区域の中の人々に達する努力を本当に行なっていますか。それともただ区域を回っているだけですか。
4 最近ある群れの伝道者たちはある区域の家々を訪問しましたが関心ある人々にあまり会いませんでした。しかし次の週に二人の伝道者たちは不在の家々を訪問し,何軒かの家で大変良い話し合いを行なうことができ認識を示す人々に文書を配布することができました。
5 日が延びていますから,ある人々はこれを活用してまだ明るい間に晩の証言活動を行なえるかもしれません。これは在宅している人に会う「最良の時」です。他の時間には留守をしている人々の多くにこのような時間なら会うことができ,一日のうちのこのような時間には人々は良い気持ちでいます。また別の時間には会うことができないような家族の成員とも接することができます。ある人は晩の一時間で,週末数時間かかって会えるほどの人々に会うことができることに気付きました。もちろん晩の時間はあなたのいつもの野外奉仕の時間でないかもしれません。しかし,もっと多くの人々に会える見込みがあるならば,調整を加えることができますか。会衆の長老たちはこれから秋まで,週の間に一晩か幾晩,群れの証言を取り決めることができるかもしれません。
6 それで,野外奉仕にささげる時間をとっておくことや,割り当てられた区域を網らすることに加え,人々に達すること ― 会うのがどこであっても,そしてふさわしい機会にはいつでも,良いたよりを分かち合うことをさらに考えてみることにしましょう。