あなたの医師に接する
1 地域大会で発表された通り,4月にわたしたちは新しい「血」の小冊子とパンフレットを用いる特別活動を行ないます。しかし,どうしたらこの運動であなたは最善を尽くせますか。
2 まず第一に,掛かり付けの医師に面会することが含まれます。多分あなたは医師の診療室を訪ね,自分のカルテと一緒に保ってもらいたい資料を渡すため数分だけ話すことができるかどうか尋ねてください。または,前もって電話して,応対する人に「診察を受けるためでなく,自分のカルテと一緒に保っておいていただきたい書類をお渡しし,お伝えしておきたいことがあるので2分ほど面会できるかどうか」尋ねることもできます。訪問がごく短いものであることを明確にしてください。もちろん,通常の診察予定でもあるなら,それは小冊子とパンフレットを提供する優れた機会となるでしょう。
3 医師と話す時,簡潔に次のようなことをご自分の言葉で述べられるでしょう。「ご承知のようにわたしはエホバの証人です。それで宗教的な理由で,血を受け入れることができません。自分(または自分の家族)を扱っていただく際,役立てていただくよう,国中の医師,弁護士,そして判事に渡されている興味深い新しい小冊子を差し上げたいと思います。医学的にも倫理的にも興味深い情報であると確信しています。また,この短いパンフレットをお読みになり,それをわたしのカルテと一緒にしておいていただきたいと思います。この書類に署名しておりますから,これがわたしの立場を表わすものであることがお分かりいただけると思います」。
4 わたしたちが血を避ける主な理由は宗教的なものであるので,血の医学的な面に関し医者と議論する理由は何もないことを覚えておきましょう。医師の示してくれている世話や配慮に感謝を表わしてください。そして医者が自分の宗教的な信念に従って自分(と家族)を扱ってくれる際,その医師の手腕と献身的な態度に敬意を表わしていることを是非とも知ってもらうようにしてください。
5 医師を訪問する前にパンフレットの4ページの下の部分に,次のようなことを書いておくことができます。
「前略:
上記のことはエホバの証人の一人として,わたくし自身の信念を表わすものです。宗教上の理由でわたくし(と家族)は輸血を受け入れることができません。このことに関するすべての責任をわたくしは喜んで負います。そしてわたくしの信念を尊重していただければ幸いに存じます。
(署名)」
6 あなたは前もって署名しておくこともできますし,医師のところでそうすることもできます。つとめて親しみ深く,親切で理解ある態度を示してください。もし医師が質問したり意見を述べるなら,小冊子かパンフレットの適切な部分に注意を向けることができます。どんな場合でも,それを自分のカルテの中にしまってしまう前にパンフレットを読むように是非勧めてください。
7 あなたの家族が弁護士を用いておられるならパンフレットと小冊子を渡し,司法の分野におられる多くの方が直面する問題について情報を含んでいると述べてください。そしてすべての医師,弁護士,判事がこれを受けていると伝えてください。
8 また,もしあなたが個人的にだれか看護婦,弁護士,判事または医師(医学や司法研習生なども)を知っているなら,その人にパンフレットと小冊子を提供することにつきこの運動を調整している兄弟と打ち合わせてください。それら知人と話す際,この話題の重要性とこの資料がどの程度まで配布されているのかについての簡潔な意見を述べてください。この新しい資料を読むよう強く勧めましょう。