野外で役立つことを意図した「目ざめよ!」の新しい特色
1 「考えてみたことがありますか」。これは,「目ざめよ!」誌の4月8日号から始まる新しい記事の見出しです。それは,今までの「聖書の見方」という題で出ていた記事に代わるもので,ほとんどの場合,各号の3,4ページに載せられます。
2 なぜ変更がなされたのでしょうか。それは,宗教や聖書にほとんど,あるいは少しも関心を覚えないと言う人々の興味を捕えるためになされたのです。世界の多くの土地では,「聖書」というレッテルのついたものは何でも,人々の思いを閉ざしてしまいがちです。もちろん,この新しい記事もやはり聖書に注意を向けるものなのですが,普通,記事の初めの部分ではそうしません。わたしたちは,論題を考えもしないうちから,聖書に関心がある,と人に無理に言わせたいとは思いません。
3 その記事は,戸口で人々が喜んで話し合いに応じ,しかも聖書を用いて発展させることができるような主題を扱います。そして,ふさわしい記事の主題と共に述べられている見出しをいつも目立たせます。例えば,「考えてみたことがありますか……人は果たして傷つけ合うことをやめるでしょうか」という具合です。これらの記事は,平易で,会話的なスタイルで書かれており,目立つ字体で組まれています。また,いくつかの質問が,それぞれ肉太の活字で独立して組まれています。聖句も引用されています。このすべてが相まって,「目ざめよ!」誌のこれらの記事は,より大勢の人々に良いたよりを伝える上での効果的な手だてとなることでしょう。みなさんがこの新しい特色をお知りになり,野外奉仕でさっそく活用なさるようお勧めしたいと思います。