若い皆さん,学校でエホバを賛美してください
1 「エホバを賛美せよ……若者たちよ,また,処女たちよ。年老いた者たちも少年たちも」。(詩編 148:7,12)若者たちには,学校に行っている間,エホバのお名前を賛美するすばらしい機会があります。級友たちや学校の先生の中に,証言のための大きな畑が開かれているのです。時として,級友や先生に証言するのが難しく思えるかもしれません。しかし,きまり悪く感じたり恐れたりする必要はありません。エホバはこう約束しておられます。「わたしはあなたと共にいて,あなたを救い出す」― エレミヤ 1:8。
学校で証言する方法
2 次の質問を考えてみてください。「わたしは,学校でエホバの目的について話す機会を活用しているだろうか。わたしの行状は,他の人たちがわたしと結びつけて考える神,エホバを十分に反映しているだろうか」。―詩編 145:21。マタイ 21:16。
3 進化論の主題で話し合いがなされる時に,機会を活用してください。そのような機会を用いて,「進化と創造 ― 人間はどちらの結果ですか」の出版物を先生や級友の何人かに配布している年若い証人たちがいます。彼らはクラスの討議の際にこの本を用い,創造説に関する聖書の記録を巧みに弁護しています。性の非行や麻薬の誤用がまんえんしているため,「あなたの若い時代,それから最善のものを得る」という出版物を上手に用いているクリスチャンの若者たちもいます。この本の中で,若者たちに関心のある幾つものテーマが考慮されています。
4 学校で率先して証言してください。あるクリスチャンの若者の次の経験を考えてみてください。「自由な時間,また休日が近づいたころに,わたしは非常に多くの証言する機会を得ました。聖書の出版物を他の人の見える自分の机の上に置いておくことによって,大勢の関心を持つ生徒がわたしに近づいてきました。最も報いのあった経験はわたしの社会科の女の先生に関するものです。わたしはその先生が教えている生徒の一人に1冊の出版物を配布しました。その少女がある日教室でその本を読んでいたところ,先生がそれに気づき,どこでその本を手に入れたのかと尋ねました」。やがて幾人もの生徒たちが王国会館での集会に出席し始め,その先生も献身した証人になるところまで進歩したのです! このすべては,目覚めているクリスチャンの若者が学校で率先して証言したことから生じました。
5 級友たちとの日常の会話の中に,聖書の話題を話し合う機会を見いだせることが少なくありません。暴力行為の増加とか,核戦争がこの地のすべての生命を終わらせるかもしれないとの強まりつつある恐れを話題にして,世の状態に関する神の見方や地球の将来について級友に容易に説明できます。大胆でありたいと思うと同時に,他の人の見方に対して思いやりを示し,巧みであることも大切であることを覚えていてください。―コロサイ 4:6。
6 若い皆さん,学校にいる間にエホバを賛美して,りっぱに貢献ができることを過小評価しないでください。神は,全地にこの良いたよりを宣べ伝えさせるというご自分の目的を成し遂げるために,あなたを用いることもおできになるということを確信してください。