9月中,エホバへの賛美を増し加えなさい
1 エホバは賛美されるに値する方です! エホバは,わたしたちを含むすべてのものを創造されたゆえに,誉れを受けるにふさわしい方なのです。(啓示 4:11)わたしたちは自分の命をエホバに負っています。それゆえわたしたちは感謝の念を抱き,できるいかなる方法をもってしてもエホバを賛美したいと動かされるのを感じます。
2 9月中,あなたはどのようにエホバへの賛美を個人として増し加えることができますか。一つの優れた方法は,『永遠に生きる』の本を配布する業に十分あずかることです。そのためには,注意深く計画すること,恐らくいつもの決まった毎日の予定を幾らか調整する必要があるかもしれません。野外奉仕で共に働くよう他の人を招くことも忘れないでください。特に,家から家の宣教に定期的に出るのがむずかしいように思える伝道者たちを助けるようにしてごらんください。
3 『永遠に生きる』の本は,エホバを賛美するよう他の人々を動かす点で特に効果的であることが実証されてきました。この本は,基本的な真理を分かりやすい仕方で提供するだけでなく,わたしたちの神のすばらしい特質に対する認識を築きます。9月中,この際立った聖書研究の助けを提供し続けてください。
聖書研究を始める
4 エホバをたたえることのできるもう一つの方法は,野外で見いだす関心ある人を勤勉に訪問し続けることです。文書を配布することは始まりにすぎません。真の目標は,神を賛美することにわたしたちと共にあずかることのできる弟子を作ることです。(使徒 2:42,46,47と比較。)研究を始める努力を払ってください。『永遠に生きる』の本は研究の司会を一層容易にし,新しい伝道者もこの大切な業にあずかれるようにしてくれます。この本が発表されるまでは研究を司会したことのなかったある伝道者は後でこう報告してきました。「わたしは3件の研究を司会しており,四つ目が始まりそうです。……聖書研究の司会を容易にしてくださったことに対して感謝の申し上げようもないほどです」。あなたは,この本を用いて研究を始めようと誠実に努めてみましたか。このことについて祈りましたか。もし援助が必要と思われるなら,会衆の書籍研究の司会者か他の経験ある伝道者に援助を依頼しましたか。喜んであなたを助け,そのようにしてエホバへの賛美を増し加えている方々もおられるのです。
5 『永遠に生きる』の本は,司会される聖書研究の数を増し加えるのに役立ってきました。1982奉仕年度中,毎月平均9万5,891件の聖書研究が司会されました。しかし,野外奉仕で『永遠に生きる』の本を用い始めた1983奉仕年度中,わたしたちは,18%の増加,すなわち毎月1万7,000件以上も多い平均11万3,065件の研究を司会したのです。研究は増加を続け,1984年6月には新最高数の13万3,806件に達しました。これらの研究は,命が救われる可能性のある人々との間で司会されています。最終的な結果として,賛美を受けるに値する神の賛美者がさらに増し加わることでしょう。
だれと研究するか
6 研究をだれと始めることができますか。家から家の業で見いだされる関心を持つ人たちと始める人もいますし,親族と始める人もいるかもしれません。アンデレが自分の実の兄弟であるシモン・ペテロに良いたよりを熱意を込めて知らせた時に何が起きたかを見てください。(ヨハネ 1:40-42)またあなたは,近所の人々や同僚,クラスメートに話をして,それらの人に聖書研究を勧めたことがありますか。あなたは親しい知り合いなのですから,その上に建てることのできる土台がすでにあります。これらの機会について祈りのうちに考慮し,あなたの願いに調和して行動してください。―マタイ 7:7。
7 あなたはすでに無理なく司会できるほどの数の研究を持っているかもしれません。喜んで研究をする別の人々を見いだした場合,何ができるでしょうか。あなたが研究を始め,それから司会したいと思っている別のだれかにゆずることができます。あるいは,研究を始めて自分でそれを司会するようにだれかを援助できるかもしれません。あなたは,研究を始める時にだれかを伴って行き,次いで徐々に研究をその人にゆずることができますか。これらのどの方法によっても,あなたはエホバへの賛美を増し加えることにあずかれます。
8 確かにエホバは賛美されるに値する方です。毎日,エホバを賛美するあらゆる機会を考え,それを活用してください。(詩編 145:2)そうすることは今,わたしたちに深い満足をもたらすでしょう。そして,将来についてはいかがですか。わたしたち,そしてわたしたちが援助を与える人たちが資格にかない,とこしえにエホバを賛美する業にあずかれますように。―テモテ第一 4:16。