あなたは10月と11月に補助開拓者として奉仕できますか
1 神を崇拝するとは,神に仕えるという意味です。イスラエル人にとって,エホバを崇拝するためには,その命令に対する従順,そしてエホバに全く専心した民としてそのご意志を行なうことが必要でした。(出エジプト 19:5。ヨシュア 24:14,15)クリスチャンとして,エホバに対するわたしたちの崇拝には王国の良いたよりを宣べ伝えることと,わたしたちが学んだ真理を他の人々に教えることが含まれます。(マタイ 28:19,20)イエスの命令に従順であることにより,わたしたちは実際にはエホバに仕え,崇拝していることになるのです。
10月と11月にあなたの奉仕を増し加えなさい
2 多くの伝道者たちは1年のうち都合の良い特定の時期を選んで,他の人の救いのために肝要な良いたよりを宣べ伝える業により多くあずかるようにしています。(ローマ 10:10-15)大勢の方々が今月補助開拓者として奉仕しています。あなたは10月と11月に補助開拓者としてエホバに対する賛美の犠牲を増し加えることができますか。(ヘブライ 13:15)1か月かそれ以上補助開拓ができるような予定を立てることを真剣に考えてみたことがありますか。要求については「わたしたちの奉仕の務め」の本113,114ページに述べられています。是非このことを配偶者や親,あるいは会衆の他の伝道者と話し合ってごらんください。密接な協力のうちに努力するなら成功します。―箴言 15:22。
補助開拓奉仕から受ける益
3 野外奉仕活動を増し加えるなら,数々の個人的な益がもたらされます。毎日良いたよりを宣べ伝えることに従事することにより,心と思いを霊的な考えに集中させることになります。それによりわたしたちの霊性を向上させることができ,そのことはわたしたちの態度や物の見方や振る舞いに反映されるでしょう。神が是認しておられる業を行なっていることが分かるので,わたしたちの幸福は増大します。また,良いたよりを明快に,分かりやすく述べる能力を改善することにもなります。家庭聖書研究を始めることができれば,特別な喜びがあります。加えて,普通霊の実が生活の中で一層明らかになります。事実,野外奉仕においてより活発な時に会衆や家族の他の成員との関係がよくなると述べた伝道者たちがいました。ひと月の間補助開拓者になるために自分の物事を組織することにより,普通家でも野外でもいつもより多くのことを成し遂げると述べる人たちもいます。わたしたちのエホバとの関係は活動を増し加えることによって富んだものになるということにだれでも同意します。
4 会衆も益を受けます。一人で補助開拓奉仕に入ることをためらっているかもしれない人も,だれかから励まされれば,そうすることでしょう。補助開拓はできないものの,奉仕活動を増し加えたい人がいるかもしれず,その人たちは補助開拓をしている人々と共に働くことによりそれができます。開拓者精神,つまり全時間奉仕に対して正しい精神態度を持つことは,兄弟姉妹たちがこの特別な活動を楽しく支持する時,会衆に行き渡ります。会衆の霊的福祉は野外宣教における会衆の活動と密接な関係があると言われています。ですから,長老たちが補助開拓奉仕を励ますことにより,またできる時にそれにあずかることにより率先するなら,会衆全体が益を受けます。
5 わたしたちが奉仕を増し加えることから,わたしたちの宣べ伝える人々も益を得ます。最初の訪問か再訪問で開拓者たちはより多くの家庭聖書研究を始めることができ,その研究により命の道を歩むようになる人がいるのです。区域でより多くの文書が普通配布されますが,そのことは羊のような人々が真理を学ぶ機会が広がることを意味しています。世の状態を嘆き悲しむ人々を探し出す真剣な努力が払われます。人々は差し迫った神の裁きについてふさわしく警告を受けていますし,この業を果たし行なうわたしたちの責任は一層十分に成し遂げられます。(エゼキエル 9:4; 33:7-9)エホバのみ名と王国の音信は人々の前にさらにしっかりと置かれますので,人々は『彼らの中に預言者がいたこと』を知ることでしょう。―エゼキエル 33:33。
10月に補助開拓をするよう今計画しなさい
6 そうすることのできる人にとって,補助開拓の活動は10月に野外宣教に一層多くあずかる優れた方法です。1年のうちでも気候の大変しのぎやすい10月は,野外奉仕を拡大するのにとても良い時期です。互いに誘い合って是非計画してごらんください。群れの証言の日に行なわれる野外奉仕のための集会で毎週有益な提案を復習できるようになりましたが,補助開拓奉仕をしながら毎日それらの提案を適用することにより,奉仕の喜びを一層増し加えることができるでしょう。そうです,今良い計画を立て,奉仕に十分にあずかってください!