1990年「清い言語」地域大会においでください
1 1990年の地域大会では「清い言語」というテーマが取り上げられます。そして,あなたも出席するよう招かれています。日本では40の大会が計画されており,7月21日に始まり,その後約5週間にわたって行なわれる予定です。ほとんどの大会は日本語で開かれるものの,英語,スペイン語,ポルトガル語の大会も計画されており,それに加えて手話通訳も五つの大会で行なわれます。―「ものみの塔」1990年2月15日号30ページをご覧ください。
2 ゼパニヤ 3章9節にはエホバの預言的な言葉が次のように述べられています。「その時わたしはもろもろの民に清い言語への変化を与える。それは,すべての者がエホバの名を呼び求め,肩を並べて神に仕えるためである」。今年の大会では「清い言語」とは何であるかが明らかにされるだけではなく,清い言語を学びそれを流暢に語ることがなぜそれほど大切なのか,また清い言語を用いる能力がどのように世界的な兄弟関係の一致を強めるものとなるかを認識するよう助けられるでしょう。
3 早めに到着する: エホバの組織はエホバの霊的食卓で養われるようわたしたちを招いています。時間までに到着することは敬意と感謝の表われです。実際このことは毎日早めに到着し,プログラムが始まる前に席に着いていることを意味しています。そのためには,車を駐車することや家族のために席を探すことなど必要な事柄のために用いる時間を十分に見込んでおくことが求められます。―コリント第一 14:40。
4 昨年ポーランドでの大会に出席した人々は,兄弟たちの間に見られる敬虔な専心,愛,そして一致に感銘を受けました。大会で提供されようとしていた霊的備えに対して深い認識が示されていたのは明らかでした。毎朝兄弟たちは大会会場に早めに到着し,席に着き,開会の歌と祈りに十分加わることができました。そして兄弟たちは閉会の歌と祈りが終わるまでそこにとどまり,プログラム終了後も兄弟たちと交わるために,会場をなかなか離れようとしませんでした。
5 兄弟たちの秩序正しさは模範的なものでした。兄弟たちは聴いて学ぶためにそこに来ていたのです。ポズナニとホジュフの競技場には屋根がありませんでしたが,雨でさえ,プログラムから兄弟たちの注意をそらすものとはなりませんでした。出席していた若者たちや幼子たちはよくしつけられており,静かにプログラムに注意を払っていました。家族は一緒に座り,エホバの食卓に対する深い敬意を表わす面で模範的な態度を示していました。そのような模範からわたしたちはどのように益を得ることができるでしょうか。
6 他の人々の良い模範に見倣うのは聖書的なことです。(テサロニケ第二 3:7)置かれた状況はそれぞれ異なっているかもしれませんが,わたしたちは皆大会から最大限のものを得たいと願っています。大会会場に出かけるのが遅くなって不安やいら立ちが募るのを避けるため,ふさわしい就寝時間を決めておくのがよいことに気づいた家族もいます。予定にしっかり従うなら,十分な睡眠を取り,早朝の出発準備も一層容易になります。そうすればプログラムの進行中に到着し,すでに席に着いている人たちの気を散らしたり,いら立たせたりしないですむでしょう。この面で思いやりを示すなら,エホバに対する崇敬の念や敬意,また兄弟たちに対する愛や気遣いを表わすものとなります。
7 四日間の大会: 「清い言語」地域大会は四日間にわたって行なわれます。大会は初日の午後1時30分に始まり,午後5時10分に終わります。二日目と三日目は午前9時30分から午後5時ごろまで,最終日は午前9時30分から午後4時までの予定です。毎日のプログラムは清い言語を語ることに関する大切な情報で満ちており,話・実演・経験・シンポジウム,そして二つの聖書劇が提供されます。
8 毎日,午前も午後も欠かさず出席する決意をしてください。そのためには何らかの個人的な犠牲を払ったり,自分の予定を調整したりすることが求められるかもしれません。雇い主と特別な話し合いをすることが必要な人もいるでしょう。すべてのプログラムに出席するために経済上の好機を断念する人も少なくありません。しかし昨年のポーランドでの大会に出席するために,多くの兄弟たちが払った犠牲や,成し遂げなければならなかった事柄について考えてみてください。それは大会のすべてのプログラムに出席するよう皆さんすべてを一層鼓舞するものとなるのではないでしょうか。このことを誠実な祈りに含め,かつ出席するために懸命に努力する人を,エホバは必ず祝福されることでしょう。―ヘブライ 10:24,25。
9 わたしたちは皆さんが,ご自分の家族はもちろんのこと,研究生とその家族を特に大会最終日に招待なさるよう心からお勧めいたします。午前中は,わたしたちの思いと心を引き締める一連の話が行なわれ,それに続いて,エホバに対するわたしたちの熱意を燃え立たせる教訓的な劇が演じられます。また午後に行なわれる公開講演は一般の人を対象にしており,午後4時すぎにはすべてのプログラムが終了することになっています。大会四日目はエホバが出席者のためにまさに「油を十分に用いた料理の宴」を催してくださる日です。それでたとえ四日間すべてに出席できないとしても,最終日にはできるだけ大勢の人々が出席できるよう力を尽くしていただきたいと思います。―イザヤ 25:6。
10 一心に聴きなさい: 詩編 50編7節でエホバは「わたしの民よ,聴け。わたしは話そう」と述べておられます。それで大会のプログラム中,演壇から提供されている事柄に関係のない景色や音に心を奪われないようにしましょう。清い言語を流暢に語りたいとの願いを抱いていれば,イザヤ 55章2節にある,『わたしの言うことを一心に聴くように』とのエホバの求めに十分こたえ応じるよう動かされるはずです。
11 この大会で提供されるすべての資料は,わたしたちが霊的に健全な状態を保つためのものであり,エホバに仕える面で堅く立ち続け,兄弟たちとの一致を保ちたいとのわたしたちの決意を強めるものとなるでしょう。この大会を通して,わたしたちは今必要としている情報を最新のものにし,エホバの組織と歩調を合わせる面での助けを得ることができます。注意を払わないなら,取り残されることになりかねません。プログラムから十分に益を得,学んだ事柄を実行に移すためには,プログラムに没頭しなければなりません。―ヤコブ 1:25。
12 プログラムに一層の注意を払い,提供される情報を覚えるためにわたしたちにできることがありますか。確かにあります。多くの大会出席者はプログラム中ノートを取る有益な習慣を培ってきました。大会に出席する際,聖書や歌の本はもちろんのこと,ふさわしい筆記用具も常備するようにしましょう。ノートを取ることには大して益はないといった見方を抱いているなら,「清い言語」地域大会中,ノートを取ってみるのはいかがですか。そうすることが話に集中するのに良い方法であり,思いがさまよわないようにするのに役立つということに気づくかもしれません。
13 こまごまとした手の込んだノートを取る必要はありません。普通,一つの要点に対して一,二の文で十分です。ノートをきちんと取っておけば,長老たちは大会のプログラムを奉仕会で復習する際,意味深い仕方で司会することができるでしょう。また教える業や牧羊の業の際に,大会で学んだ数多くの事柄を織り込みたいと思うかもしれません。
14 歌と祈り: わたしたちはエホバへの賛美を歌うことによりエホバをたたえます。それはわたしたちの崇拝の一部です。エホバはまた,ご自分の民が切なる祈りをもって近づくとき喜びをお感じになります。(箴言 15:8後半)地域大会は,非常に大勢の兄弟姉妹たちが一つに結ばれて歌と祈りによってエホバを賛美する,たぐいまれな機会となります。しかし,中には崇拝のこれら肝要な部分に対する敬意の欠如を示している人たちがいます。どのようにですか。これといった理由もないのに,開会の歌と祈りの最中あるいは終了後に大会会場に到着することによってです。また一日のプログラムが終わる際,祈りの前の歌の間に席を離れる人もいます。なぜでしょうか。そのようにする正当な理由もまれにはあることでしょう。しかし,早く車のところに行ったり食事をしたりするだけのために歌う特権と祈りにあずかる特権を放棄する人がいるなら,それはエホバの食卓に対してふさわしい敬意や認識を示していると言えるでしょうか。―マタイ 6:33。
15 個人の便宜を図ろうとして,世に見られる自分第一主義的な態度や,貪欲や利己心などの不敬虔な特質によって自分の霊的進歩が阻害されることのないよう注意を働かせましょう。神聖な事柄に対して,昨年のポーランドでの大会に出席した兄弟たちが示したのと同様の認識を示せますように。そしてわたしたちの崇拝において重要な面であるエホバへの祈りと賛美を歌うことに対するふさわしい敬意を示すことにより,それらの兄弟たちと肩を並べて歩めますように。―詩編 69:30。
16 クリスチャンらしい振る舞い: 大会でのクリスチャンらしい振る舞いと服装や身繕いにより,エホバの証人に対して良い評判がもたらされてきました。これは,わたしたちがエホバへの崇拝に真剣な態度であずかり,大会に出席することが単なる行楽地に出かけるようなものではないとの認識を持っているからにほかなりません。こうした特別な機会に共に集まり合う際,わたしたちはクリスチャンとしての威厳と霊的な思いを持っていることを示し,いつでも奉仕者としてふさわしく振る舞うべきです。―コリント第一 10:31-33。
17 しかし一部の大会出席者の中に,態度や服装,話し方,行状の面でくだけ過ぎた人のいることが観察されたのは残念なことです。地元の会衆においてあるいは大会中に,そうしたことが明らかに観察されるなら何を行なえるでしょうか。霊的に資格のある人々は再調整することを目的として愛ある助言を与えてください。(ガラテア 6:1。エフェソス 4:11,12)清い言語を語ることにより,良い評判を保つよう,また行状における高い規準を維持するよう鼓舞されるに違いありません。
18 大会に出席したある人は寄付箱に次のようなメモを入れていきました。「皆さんの大会のプログラムを十分に楽しませていただきました。私は今,兄弟の一人と聖書を学ぼうと思っています。大会に出席したのはこれが初めてです。日曜日は教会に行く日なので,土曜日だけ出席するよう計画しました。しかし今日ここにやってきて,また家族全員を連れてきて,非常に感銘を受けました。ただ,講演者が話している間に大声でしゃべっている大人がいたのは残念でした」。
19 幾つかの大会会場においても,幾人かの十代の子供たちが上段の座席や離れた場所に座って,メモを回し合ったり,おしゃべりをしたりして,全体としてプログラムに注意を払っていないということが観察されました。このような行状は,そうした子供たちが引き続き親の監督を必要としていること,そして家族と一緒に座るべきことを物語っています。責任ある親はこうした事柄に注意を払い,子供たちに必要とされる指導を与えます。(エフェソス 6:4)兄弟姉妹たちも年若い皆さんも,プログラムが進行している時は,話す時ではなく聴く時であるということを認識してください。―申命記 31:12。
20 配慮と礼儀を示すべき別の分野は宿泊施設での振る舞いです。この点についてはこれまで多くの助言が与えられてきました。大半の人々はそれらに進んでこたえ応じ,宿泊施設の従業員に十分に協力するよう努めています。(ガラテア 6:10)こうした協力が示されているにもかかわらず,場所によっては証人たちに対する否定的な態度が今なお見られているようです。なぜでしょうか。兄弟たちの大多数はエホバのみ名に誉れをもたらしていますが,少数ながら苦情の原因となった家族がいたことも認めなければなりません。
21 部屋を見苦しい状態にしたままホテルのチェックアウトを済ませたという苦情がありました。わたしたちの服装や行状の面だけではなく,他の人の所有物の扱い方においても清潔さや配慮が示されるべきです。泊まった部屋をきれいに片付けて帰らなくてもよいという理由が何かあるでしょうか。配慮に欠けた振る舞いはわたしたちの良い名を損なうものとなります。近づく地域大会の期間中,「すべての事においてわたしたちの救い主なる神の教えを飾る」ため,ふさわしい行状を示す努力を皆が払うようにしましょう。―テトス 2:10。
22 大会開催地の周辺の駅や電車は例年かなり混雑しているようです。エホバの証人が数千人も1か所に集まるので,ある程度やむを得ないのかもしれませんが,その駅や電車をいつも利用している一般の人は迷惑に感じることでしょう。それで駅やその周辺の道路など混雑しているところでは,不必要に立ち止まって人の流れを妨げることがないようにし,機敏に行動したいものです。人の流れを整理する係がいるならば,その指示によく従って整然と行動し,一般の人々への配慮を欠くことのないようにしてください。
23 電車やバスなどの乗り物の中でも礼儀正しく振る舞って,エホバのみ名を担う民にふさわしく行動しなければなりません。久しぶりに会った兄弟姉妹たちと電車の中で大声で話して周りの人に迷惑をかけたり,子供たちが車両の中を走り回ったりすることがないよう注意し,お年寄りや体の不自由な方などには特に目ざとく席を譲るなど,クリスチャンらしい振る舞いをするように心がけていただきたいと思います。
24 親の皆さんへ: 幼い子供や十代の若者たちも「清い言語」地域大会に招待されています。彼らも清い言語を流暢に語らなければなりません。すべてのクリスチャンの集会において細心の注意を払うことを学び,大会のプログラムに深い関心を抱く若者たちを見るのは何とすばらしいことなのでしょう。(詩編 148:12,13)とはいえ,親の模範と監督に多くのことが依存しています。若者たちの多くはノートを取るよう訓練されてきました。もし親の皆さんで,まだお子さんにノートの取り方を教えていない方がおられるなら,大会までに時間を取って教えてみるのはいかがですか。子供がごく幼くても,引照聖句や話し手の述べる鍵となる言葉を書き留めるよう教えることができるのです。中には,宿舎に帰ってから,また家に帰る旅行中にその日のプログラムを復習する計画を立てている親もいます。
25 大半の親の皆さんは,子供がもともと遊び好きな傾向を持っていることに同意なさるでしょう。人生経験が浅く,まだまだ未熟な面があります。ですから,注意を払うべき時はいつなのか,集会ではどのように行動すべきなのかを教えなければなりません。そのために親の良い監督が必要です。しかしながら,この面で子供を甘やかしてきた親がいるようです。祈りの間,親はふさわしい敬意を示しているものの,子供たちが遊んでいて他の人々の注意をそらしている様子が時折観察されます。親は,祈りの間でさえ子供がどうしているのかを知っているべきです。また子供たちがプログラム中に席を離れる場合,子供たちは何をしていますか。大会のプログラムの最中や終了後,子供たちが監督されないままになっていますか。―箴言 29:15。
26 子供たちが保護者のふさわしい監督のないまま,ホテル内のエレベーターで遊んだり,ロビーや通路を走り回ったりして,いたずらをしているといったことがありました。こうしたことはふさわしくありません。中には懲らしめられることもないまま無規律に行動していた子供たちや,彼らを親切な仕方で正そうとした年長の兄弟姉妹たちに対して敬意の欠けた態度を示した子供たちさえいました。このようなクリスチャンらしからぬ無規律な振る舞いは,家庭での何でも許容する傾向や訓練の不足の結果である場合が少なくありません。こうした状態は明らかに正されなければなりません。すべてのクリスチャンの親は「エホバの懲らしめと精神の規整とをもって」育てている子供をいつでも注意深く監督すべきです。―エフェソス 6:4。
27 皆さんのあらゆる面でのご協力に感謝いたします: 大会出席者すべてに十分な座席や文書,食物,その他の備えを提供するため,多くの計画や仕事が成し遂げられてきました。これらの取り決めが十分にその効果を発揮できるよう,それぞれの会衆は特定の大会に割り当てられています。収容人数をふさわしい状態に保つため,皆さんの協力が必要です。確かに,ある方々は必要があって別の地域の大会に出席しなければならないかもしれません。しかし,ほとんどの人々は割り当てられた大会に出席できるに違いありません。―コリント第一 13:5。フィリピ 2:4。
28 席を取ることに関しても,皆さんの十分な協力が必要です。席を取ってもよいのは,あなたの直接の家族の成員およびあなたと同じ車で通っている人たちのために限られるという点を思いに留めてください。ほかの人たちのための席を取っておくことはできません。時折,特に座る人がいないのに余分の席を取る人がいるようです。これは愛に欠けたことですし,会場整理係や空いている席を探している他の人の判断を迷わせることになります。聖書の助言にしたがい,兄弟の愛情を示すように努め,席を取ることに関して定められた取り決めに十分協力するようにしましょう。会場に慣れていない新しい人が席を見いだすためあちこちを探し歩き,疲れ果ててしまうことがあるという報告を受けています。自分のためにいちばん良い席を確保するよりも,他の人のことをも考えて,ふさわしい席を見いだすようにしたいものです。―ペテロ第二 1:5-8。
29 大会会場に個人用の物品を持ち込むことに関しては健全な判断力を働かせてください。過去において,座席の下に置けないほどかさばるものを持って来て,通路や座席の上に置いていた人たちがいました。そのため,そこに座れるはずの人が座れず,場合によっては消防法などに違反するといったことがありました。わたしたちはこのような点にも配慮を示す必要があります。
30 大会会場でビデオカメラや録音装置を用いることは差し支えありません。しかし,そうした装置を用いる人は他の人々の邪魔をしたり注意をそらしたりしないよう注意しなければなりません。その種の装置を通路や出口に設置すべきではありません。また個人用の機器を音響部門の機器や会場のコンセントにつないでもなりません。フラッシュなどを用いることはできません。聴衆の気を散らしているということや,上に述べた指針に反しているということに気づいたなら,直ちに従うようにしてください。会場整理係や他の関係者は,これらの指針が守られているかどうかに目ざとくあってください。同時に,これらの装置を用いる人は,係の人たちに惜しみなく協力していただきたいと思います。
31 文書と給食: 今年からすべての文書および給食は完全寄付制で提供されます。加えて,給食の取り決めの一層の簡素化により,仕事は大幅に軽減し,すべての人にさらに早く食物が提供されることになるのです。何とすばらしい取り決めでしょう。神の組織の側のこうした寛大さを考慮してみるとき,明らかにわたしたちの感謝を実際的な仕方で表わすよう動かされることでしょう。―箴言 11:25。
32 準備されたすばらしい霊的プログラムから益を得るべく,毎年立派な施設で集まり合えることをエホバの民は確かに感謝しています。またそうした集まりにおいて多くの便宜が図られていることにも感謝しています。多大の労苦と協会の側の多額の出費により,十分の数の座席を確保し,高価な音響機器を設置し,能率的に食事を提供する取り決めが設けられ,ほかにも大会の出席を喜ばしい,そして霊的にさわやかなものとするための数多くの取り決めやサービスが設けられました。
33 こうした費用は協会の全世界的な業を支持する皆さんの自発的な寄付によって賄われます。皆さんの便宜を図るため,はっきりと表示された寄付箱が大会会場各所に設置されます。すべての寄付は大いに感謝されます。こうした仕方で王国の関心事を寛大にまた一致して支持してくださることに協会は前もって心からの感謝を表わしたいと思います。すべての皆さんがここに述べられた調整に関して個人的な責任を担うよう動かされ,事情が許す限りそうした責任を受け入れ,十分の協力を示してくださることを確信しています。―ルカ 6:38。
34 「清い言語」地域大会においでください: 「清い言語」地域大会に出席し,プログラムに細心の注意を払うことにより,エホバがわたしたちに清い言語を授けられた理由や,仲間の兄弟たちとの一致を妨げ得るいかなる利己的な傾向に対しても常に警戒すべき理由について一層十分の認識が得られるでしょう。開会の歌を初めとして,四日目午後の閉会の祈りまでのすべてのプログラムに出席するよう,ぜひ今から計画なさってください。
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地域大会の覚え書き
宿舎: 大会都市に泊まる計画で,まだ申し込みをしていないなら,直ちに申し込むことが必要です。宿舎をキャンセルしなければならないなら,できるだけ早くその旨を手紙か電話で直接,宿舎と大会の宿舎本部の両方に知らせてください。会衆の大会調整者は「宿舎請求用紙」を,出席する大会の宿舎本部の住所に正しく速やかに送るようにしてください。
バプテスマ: バプテスマ希望者は,三日目午前のプログラムが始まる前に,指定された区画に座るようにしてください。バプテスマを受けることを計画している人は,各自慎み深い水着およびタオルを持参してください。話し手によるバプテスマの話と祈りの後,ステージ司会者はバプテスマ希望者に手短に指示を与えた後,歌を紹介します。歌の3番が始まったなら,会場整理係は浸礼場あるいは浸礼場に行くための乗り物の所までバプテスマ希望者を誘導します。その間,残りの聴衆は歌を最後まで歌います。バプテスマは人の献身の象徴であり,当人とエホバとの親密で個人的な性質の事柄ですので,二人以上が抱き合ったり手をつないだりしたままバプテスマを受けるような取り決めはありません。
自発奉仕: 大会組織が円滑に機能するためには,自発奉仕者の助けが必要です。大会中,ほんの少ししか働くことができなくても,その奉仕は感謝されます。奉仕することができるなら,大会会場に到着後,自発奉仕部門においでください。16歳未満の子供も大会の成功に貢献できますが,親または責任ある大人が共に働くよう求められています。
バッジ: 大会中また大会会場への往復の途中,特別にデザインされたバッジを着けてください。そうすることによって,旅行中,優れた証言を行なう機会がしばしば開かれます。会衆名と名前がはっきり記されたバッジを着けて,大会出席者であることを明示するなら,簡素化された給食の取り決めが円滑に運ぶ助けとなります。大会会場でバッジを入手することはできませんので,会衆を通して求めておく必要があります。
注意をひと言: 車をどこに駐車するとしても,いつも車に鍵をかけ,車内には品物を見えるまま残さないでください。できれば所持品をトランクの中に入れ,鍵をかけて保管してください。また,人の大勢集まる所にやって来る窃盗やすりに警戒してください。それには,会場の座席に貴重品を置いたままにしないようにすることも含まれています。どうぞ,注意してください。
不道徳な内容の映画やポルノ映画に簡単につなげるテレビが備えられたホテルのあることも報告されています。ですから,宿泊場所で監督もせずに子供たちにテレビを見せることのないよう十分注意しなければなりません。