2月の提供に備える
1 2月中,わたしたちは以前に出版された古い書籍,あるいは「世界的な安全」の本を提供します。それらの出版物は,いずれも良いたよりを伝えるため様々な仕方で活用できます。以下に提案されている提供方法の一つ,あるいはすべてを習得して用いるなら,それが実際的であることに気づかれるでしょう。
2 地球 ― 人間の永続する住みか: 地球やその環境について心配している人と会話しようと思う場合,「人類の住みかとして永久に存続する地球」という論題を用いてみることができます。この話題は,家庭第一主義の人々や自然愛好家,環境保護論者などの注意を引くことのできる融通性に富んだものです。聖句は伝道の書 1章4節を用います。この論題と聖句に関しては,「世界的な安全」の本の98,99ページ,2節と3節に説明されています。
3 自己紹介の後,次のように言えます:
■ 「多くの人が深い関心を寄せている一つの問題について共にお話しするため,短く訪問しています。地球はわたしたちの住みかですから,それがどのように損なわれているかについてきっと関心を持っておられるに違いありません。科学者や環境問題の専門家たちは,このまま汚染が続くなら,地球は人の住めない所になってしまうだろうと警告し続けています。何か解決策があるでしょうか。[家の人が答えることを望むなら休止を置く。]聖書が伝道の書 1章4節で地球の将来に関して何と述べているか,手短にお見せしたいと思います」。聖句を読み,「世界的な安全」の本の98,99ページ,2節と3節の注解を見せます。
4 悪が取り除かれる: 犯罪や暴力,戦争などについて心配している人の関心をとらえるため,「神を愛する人々が生活を楽しみ平和を享受できるよう悪が取り除かれる」という論題で会話したいと思うかもしれません。詩編 37編9節から11節はこの点を強調しており,「世界的な安全」の本の118ページから120ページ,13節から15節にその点が説明されています。
5 通常の自己紹介に続いて,次のように言えます:
■ 「犯罪や暴力に煩わされなくなる時がいつか来ると思われますか。[家の人に答えてもらう。]聖書の詩編 37編9節から11節には永続的な解決策が示されています」。聖句を読み,「世界的な安全」の本の118ページから120ページを開き,13節から15節の中で選んでおいた部分を読みます。
6 復活の希望: これまで長い期間にわたって,だれもが愛する人を死によって失ってきたため,「王国の支配は,亡くなった愛する人々を楽園の状態のもとによみがえらせる」という話題を取り上げるのは慰めとなるでしょう。ヨハネ 5章28,29節か,ルカ 23章43節のいずれかを用い,「世界的な安全」の本の166,167ページ,12,13節にあるこの話題と聖句に関する注解を示すことができます。
7 「論じる」の本の14ページにある5番目の紹介の言葉を用いて会話を始め,それから次のように言えます:
■ 「大抵の方は亡くなった愛する人々のことを時々考えるものですが,あなたはそうした人々と再会できると思われますか。[家の人に意見を述べてもらう。]わたしたちがお話しする多くの方は,神の言葉が約束している事柄や,その見込みがまさにこの地上で実現するということを知って驚かれます。聖書の次の約束に注目なさってください……」。ヨハネ 5章28,29節か,ルカ 23章43節のいずれかを用い,「世界的な安全」の本の166,167ページ,12,13節の注解か164,165ページのさし絵に結びつけてください。
8 今月,これらの提供方法の一つ,あるいはすべてをよく準備して用いてください。どの出版物を用いるにしても,その中からふさわしい引用文やさし絵を探し出すのは難しくないはずです。取り上げる論題に少ししか関心を示さない人なら,関連した問題について扱ったパンフレットを渡すことができます。