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  • 「エホバの家に行こう」
  • わたしたちの王国宣教 1993
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わたしたちの王国宣教 1993
宣 93/4 3–4ページ

「エホバの家に行こう」

1 ダビデは「エホバの家に行こう」という招待に熱意をもって応じました。(詩編 122:1)神殿が表わしていたエホバの「家」は,まことの神を崇拝することを願う人々が集まる場所でした。それは平和と安全の宿る聖なる所でした。今日,世界的なクリスチャン会衆は神の「家」であり,「真理の柱また支え」となっています。(テモテ第一 3:15)救いのための備えはすべて,この経路を通して供給されます。そのため,約束されている神の王国の支配下での祝福にあずかることを望むなら,「すべての国の民は必ず流れのようにそこに向かう」必要があります。―イザヤ 2:2。

2 この「家」を構成しているのは,229の国や地域にある,6万9,000を超える会衆です。400万人以上の奉仕者が,「来なさい!……だれでも望む者は命の水を価なくして受けなさい」と,熱心に招待しており,人々には世界中のどこにある王国会館であれ自由に出席する機会が与えられているのです。(啓示 22:17)すでに多くの人がこの音信を聞き,感謝してそれにこたえ応じてきました。また,音信には接したものの,クリスチャン会衆と交わることによってエホバの家にまだ来ていない人たちもいます。こうした「霊的な必要」を感じている人たちの必要を満たせるのは会衆内にある備えをおいてほかにはありません。(マタイ 5:3)わたしたちは危機の時代に生きており,この体制の終わりは急速に近づいています。無関心,あるいは気乗りのしない態度は,取り返しのつかない後れを招きかねません。人々がエホバの組織に近づくことによって「神に近づ(く)」のは急を要する事柄です。(ヤコブ 4:8)その人たちをどのように援助できるでしょうか。

3 組織に関心を向けさせる: わたしたちは,関心のある人に初めて会った時から,組織に注意を向けさせなければなりません。わたしたちは個人として聖句を見つけ,基本的な教理を説明できるかもしれませんが,その知識はわたしたちから出ているわけではありません。わたしたちが学んできた事柄は皆,『時に応じた食物』を備える奴隷級という経路を通して組織から出ています。(マタイ 24:45-47)清い崇拝に関係しているのは単にわたしたちだけでも,地元の会衆だけでもないということを,新しい人たちは初めから知る必要があります。エホバの導きのもとに機能している,世界的規模の組織された神権的な社会があるのです。

4 わたしたちが受ける指示はエホバから出ています。エホバはわたしたちを導き,教えると約束しておられます。(詩編 32:8。イザヤ 54:13)この教えは主に出版物を通して広められています。関心のある人が出版物を高く評価し,命を救う教えの情報源と認めるようわたしたちが援助するなら,出版物をすぐに捨てることなく,その音信を読んで自分に当てはめる見込みはずっと高くなるでしょう。わたしたちは常に出版物に対する敬意を育むような仕方でそれを提供したり用いたりすべきです。そうすれば,組織を認め,組織の備えに頼るよう新しい人を教えることができます。

5 関心のある人には,その地域に中心的な集会所があって,そこで定期的に教育が行なわれていることを知らせましょう。王国会館の住所と集会の時間も知らせます。また,わたしたちの集会が,過去においてその人が出席したかもしれない他の宗教の集いとどう違うかを説明してください。だれでも歓迎されます。寄付を集めたり,資金を個別に求めたりするようなことはありません。プログラムを司会するのは割り当てられた奉仕者ですが,注解したり,プログラムの一部にあずかったりして参加する機会はすべての人に開かれています。家族も歓迎されており,聖書の討議に子供たちも加わります。奉仕者は特別な僧服を着用しません。王国会館には趣味の良い飾りつけがなされますが,ろうそくや彫像や偶像はありません。出席するのは主に近くの人たちです。

6 聖書研究の度に,漸進的に関心を高める: 聖書研究の主な目的は,神の言葉の真理を教えることです。それはまた,研究生のうちにエホバの組織に対する認識を築き,組織に属することが大いに必要であることに気づかせるものでなければなりません。イエスと弟子たちが1世紀に行なった偉大な業は誠実な人々を引きつけ,彼らは中心を成す統治体のもとで一致して業を行ないました。反応の良い場所には会衆が設立されて,定期的に訓練や教えが施されました。会衆と交わった人々は霊的に強められ,それは患難の時期に耐え忍ぶ助けとなりました。(ヘブライ 10:24,25。ペテロ第一 5:8-10)今の時代におけるエホバの目的は,「すべてのもの(を)キリストにおいて再び集めること」です。(エフェソス 1:9,10)その結果,わたしたちには世界中に「仲間の兄弟」がいるのです。―ペテロ第一 2:17。

7 週ごとの聖書研究には,組織を認め,救いのための備えを活用するよう研究生を助ける教えが含まれていなければなりません。毎週数分を費やして,組織とその機能について話したり視覚に訴える仕方で説明したりしてください。その際に役立つ話題は「ものみの塔」1984年11月1日号にあります。「20世紀におけるエホバの証人」と「世界中で一致して神のご意志を行なうエホバの証人」のブロシュアーは,組織の主な面と,組織がわたしたちにどのように益を与えているかを述べています。聖書研究生のために,「エホバの証人 ― その名前の背後にある組織」というビデオを見る機会をつくるなら,研究生は組織が成し遂げている事柄を自分で見ることができます。「年鑑」から選んでおいた報告や経験を用いるなら,外国で,また文化の異なる土地で業が成功している様子を示す機会になります。同様に他の出版物を使うこともできるでしょう。わたしたちが家から家に行く理由,集会の目的,業を財政面で支える方法,世界中で活動が行なわれていることなどを,一定の期間にわたって漸進的に説明してください。

8 他の証人たちと知り合うことは新しい人たちを活気づけ,会衆に対する見方が広くなるかもしれません。そういう目的で,時折他の奉仕者に研究に参加してもらうことができます。同じような背景や関心事を持つ会衆内の人を知るなら,研究生の視野がさらに広がるかもしれません。紹介するだけの目的で,長老に一緒に行ってもらうこともできます。巡回監督やその妻に研究に参加してもらうよう取り計らうなら,本当に祝福となるでしょう。近所にエホバの証人が住んでいる場合,その人を聖書研究生に紹介するなら,研究生は会衆の集会に出席してみようという一層の励みを得るかもしれません。

9 集会に来るよう新しい人を励ます: 新しい人たちは,集会の出席の大切さを知る必要があります。関心を高めるよう努めてください。「ものみの塔」研究で扱われることになっている記事を見せてください。近々行なわれる公開講演の主題にも触れます。神権宣教学校や会衆の書籍研究で扱われる資料の際立った点について話しましょう。これらの集会で学ぶ事柄について,また出席する必要を感じている理由について,自分の考えていることを話してください。可能なら,交通手段を提供しましょう。集会の前に電話をかけるなら,出席しようという気持ちが強くなるかもしれません。

10 聖書研究生が実際に集会に来たなら,歓迎されていることを研究生が感じられるようにしてください。研究生を他の人たちや長老たちに紹介しましょう。公開講演に出席しているなら,講演者に紹介することができます。王国会館の中を案内してください。出版物や雑誌のカウンター,寄付箱,図書棚,年句などの目的を説明します。王国会館は崇拝の家であるばかりでなく,地元での宣べ伝える業もここを中心として組織されるということを知らせてください。

11 集会がどのように司会されるかを説明してください。用いている出版物を研究生に見せます。主な教科書は聖書であることを指摘してください。幼い子供を含め,だれでも参加できます。歌の本の曲や歌詞は,崇拝で用いる目的で,全部エホバの証人が作詞・作曲したものであることを説明してください。出席している人が様々な背景を持っていることに注意を向けます。友好的で,もてなしに富む精神について積極的な意見を述べてください。このように親切で誠実な関心を示すなら,研究生はまた来てみようという強い動機づけを得るでしょう。

12 ある人たちがためらうかもしれない理由: 司会者が手を尽くしても,組織に近づくのをためらう人がいます。すぐにあきらめないでください。その人たちの立場に自分を置いてみてください。宗教的な集まりにこれまで一度も出席したことのない人もいるに違いありません。家族や親しい友人の圧力があるのかもしれません。また,近所の人からけなされて,おじけづいていることも考えられます。それに,社交的な事柄や娯楽に関連した,気を散らす様々な事柄に本人が心を奪われている場合も,もちろんあるでしょう。こうした事柄をその人たちは越えがたい障害物とみなしているかもしれません。ですから,釣り合いの取れた見方をして,「より重要な事柄を見きわめる」ことができるよう援助する必要があるのです。―フィリピ 1:10。

13 たゆまず努力する理由を聖書から示します。わたしたちは皆,共に交わることから励みを得て霊的に築き上げられることが緊急に必要であることを強調してください。(ローマ 1:11,12)家族の反対はしりごみする正当な理由にならないことをイエスは明示なさいました。(マタイ 10:34-39)自分がイエスの弟子であることを公にするのを恥じてはならない,とパウロは説きました。(テモテ第二 1:8,12-14)個人的な事柄の追求や,気を散らすものは制御しなければなりません。そうしなければそれらの事柄はわなになります。(ルカ 21:34-36)エホバの祝福に値する人は,中途半端ではなく,魂をこめて物事を行なわなければなりません。(コロサイ 3:23,24)このような聖書の原則に対する認識を徐々に育てていくなら,その人たちの霊的進歩の道が開けるかもしれません。

14 機会は開かれている: エホバの真の崇拝の家は,他の何ものにも勝って高められています。世界の229の国や地域で,「来なさい。エホバの山に……上ろう。神はご自分の道についてわたしたちに教え諭してくださる。わたしたちはその道筋を歩もう」という招待がなされています。(イザヤ 2:3)積極的にこたえ応じる新しい人たちは,命を救い出すことができます。新しい人の関心をエホバの組織に向けさせることは,彼らを助ける最善の方法の一つなのです。

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