会衆の書籍研究の取り決めはどのように助けになるか
1 週ごとの五つの集会はどのように助けになりますか。
1 週ごとの五つの集会は,それぞれ異なる形式と目的がありますが,どれも重要であり,『互いのことをよく考えて愛とりっぱな業とを鼓舞し合う』助けになります。(ヘブ 10:24,25)会衆の書籍研究の取り決めには,ほかと異なるどんな有益な特徴があるでしょうか。
2 書籍研究に少人数で集まることにはどんな益がありますか。
2 霊的に進歩するための助け: 一つの書籍研究の出席者数は,会衆の他の集会の出席者数よりずっと少ないのが一般的です。そのため,霊的な支えとなる交友関係を築きやすいと言えます。(箴 18:24)宣教奉仕で一緒に働くよう誘うなどして,自分と同じ群れのすべての人を知るように努力してこられましたか。書籍研究の取り決めにより,書籍研究の監督が群れの個々の成員の状況をよく知り,個人的な励ましを与えることもできます。―箴 27:23。
3 書籍研究の取り決めには,聖書研究生の出席や注解の面でどんな利点がありますか。
3 書籍研究に一緒に出席するよう聖書研究生を誘ったことがありますか。関心を持つ人は,大きな集まりへの出席はしり込みするとしても,小さな集まりへの出席にはそれほど不安を感じないかもしれません。個人の家での集まりであればなおさらです。親しい雰囲気で行なわれるので,若い人や交わり始めたばかりの人も注解に参加しやすいでしょう。群れの集まりは人数が少ないので,参加してエホバを賛美する機会が多くあります。―詩 111:1。
4 書籍研究の取り決めはどんな面で便利ですか。
4 書籍研究は通常,区域内の幾つかの便利な場所で行なわれます。すべての人が一番近い場所に割り当てられるわけではありませんが,割り当てられた書籍研究に行くほうが会衆の他の集会に行くより楽でしょう。書籍研究の場所は,便利な野外奉仕の集合場所にもなります。
5 書籍研究の監督から,どのように宣教奉仕の助けが得られますか。
5 宣教奉仕のための助け: 書籍研究の監督は,各成員が宣教に定期的に有意義な仕方で喜びのうちに参加できるよう援助したいと思っています。ですから,群れの全員と一緒に奉仕するように努め,宣教の様々な面で個人的な援助を与えます。再訪問など,宣教の何らかの分野で難しさを感じる人は,書籍研究の監督に知らせてください。同じ群れにいる経験ある奉仕者と一緒に働くように取り決めてもらえるでしょう。書籍研究の司会の際に監督が用いる良い教え方に細心の注意を払うなら,聖書研究で教える能力に磨きをかけることができます。―コリ一 4:17。
6 書籍研究の取り決めから十分に益を得ようとすべきなのはなぜですか。
6 会衆の書籍研究は本当に祝福です。エホバのこの愛ある取り決めは,現在の難しい時代にあって霊的にしっかり踏みとどまる助けになるのです。―詩 26:12。