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わたしたちの王国宣教 2012
宣 12/7 4–7ページ

宣べ伝える相手を探す

1. 複数の言語が用いられている地域で,言語に基づいて会衆の区域が割り振られているのはなぜですか。

1 西暦33年のペンテコステの日,聖霊を受けたイエスの弟子たちは,遠方から来た人々に「異なった国語で話し始め」ました。(使徒 2:4)その結果,約3,000人がバプテスマを受けました。そうした人々の大半は,共通の言語(おそらくヘブライ語かギリシャ語)を話せたようです。それでもエホバは,人々の母語で王国の音信が宣べ伝えられるようになさいました。それは一つには,母語で聞いたほうが良いたよりを受け入れやすいからでしょう。それで,今日,複数の言語が用いられている地域では,言語に基づいて会衆の区域が割り当てられています。(「組織」107ページ2-3節)外国語の群れは,区域の割り当てを受けませんが,支援する会衆や近隣の会衆の区域の中でその言語を話す人たちに伝道します。

2. (イ)探す業とは何ですか。どんな場所で必要ですか。(ロ)複数の言語が用いられている区域で,会衆どうしがどのように助け合えますか。(ハ)別の言語を話す人が関心を示した場合,どうすべきですか。

2 一つの言語だけが用いられている場所では,家から家へと宣べ伝えることができます。しかし,複数の言語が用いられている都市部では状況が異なります。同じ場所を,別の言語の会衆も奉仕しているかもしれません。その会衆からあなたの言語を話す人の情報が送られてくるとしても,宣べ伝える相手を探す主な責任を負っているのはあなたの会衆あるいは群れです。(「互いに助け合う」という囲みを参照。)ですから,特定の言語を話す人を探す業を行なう必要があります。ではどのように,探す業を行なえるでしょうか。

3. 会衆や群れは,探す業をどこで行なうか,どれほどの時間を費やすかを判断する際,どんな要素を考慮できますか。

3 探す業を組織する: 複数の言語が用いられている地域で探す業にどれほどの時間を費やすかは,状況によって異なります。例えば,その言語を話す人は何人くらいいるでしょうか。奉仕者は何人ですか。会衆や群れはすでにどれほどの数の住所情報を持っていますか。すべての地区で同じ程度に探す必要はありません。区域内の人口の多い地区や,あまり遠くない地区に努力を集中することができます。とはいえ,探す業をよく組織することは大切です。できるだけ多くの人に,エホバの名を呼び求める機会を与えるためです。―ロマ 10:13,14。

4. (イ)探す業をどのように組織できますか。(ロ)あなたの言語を話す人をどのように見つけることができますか。

4 探す業を行なう場所での努力が不必要に重複しないよう,長老団,特に奉仕監督は,探す業を組織して監督します。(コリ一 9:26)外国語を話す群れの場合,資格ある兄弟(できれば,支援している会衆の長老団によって選ばれた長老か奉仕の僕)が率先します。多くの会衆や群れは,電話帳やインターネットを使って自分たちの言語の一般的な名前を見つけるといった組織的な方法で,予備的な調査を行なっています。その後,電話をかけたり訪問したりして探す業を行ない,どの住所情報を区域に含めるかを判断します。群れを支援する会衆の長老団は,実際的であるなら,探す業を会衆全体で行なう取り決めを時々設けることができます。―「あなたの言語を話す人をどのように見つけるか」という囲みを参照。

5. (イ)探す業を行なう奉仕者に,どんなことが勧められていますか。(ロ)探す業で何と言えますか。

5 探す業に,毎回,明確な目的を持って参加しましょう。この業は宣教奉仕の一部なので,普通,奉仕者らしい服装をするべきです。探す業を行なっている間,証言を練習したり,その言語で話したりするなら,熱意を保つとともに言語能力を磨けます。探す業に費やした時間は奉仕報告に含めることができますが,区域の地図やリストを作成するために費やした時間は含めません。自分の会衆や群れの言語を話す人を見つけたなら,良いたよりを伝えるよう努め,その後,奉仕監督あるいは奉仕監督によって指名された人に報告して,区域情報が更新されるようにしてください。その人が関心を示したかどうかにかかわりなく,そうします。探す業は大切ですが,平衡を保ち,宣教奉仕のあらゆる部分に参加しましょう。―「探す業で何と言えるか」という囲みを参照。

6. ろう者を探すことには,どんな特有の難しさがありますか。

6 耳の聞こえない人たちを探す: ろう者を探すことには特有の難しさがあり,かなりの努力と粘り強さが求められます。ろう者は,名前や身体的特徴や服装から見分けることはできません。さらに,家族や友人がその人を守ろうとして,奉仕者に情報を知らせないかもしれません。以下の提案は,ろう者を探す場合に役立つでしょう。外国語を話す人を探す場合にも,参考にしてください。

7. (イ)ろう者を探すため,住宅地でどんなことを尋ねることができますか。(ロ)家の人が不審に思う場合,どのようにして安心させることができますか。

7 手話言語の会衆や群れは,住宅地で人々に尋ねて情報を得ることもできます。家の人の近所や職場や学校に手話を使う人がいたり,親族の中に耳の聞こえない人がいたりするかもしれません。家の人が訪問の目的を不審に思う場合,親しみ深く接し,簡潔かつ正直に堂々と目的を説明するなら,安心させることができるでしょう。「お知り合いの中に耳の聞こえない方がおられますか」と尋ねる際,聖書やDVDを見せるとよいかもしれません。それから,「耳の聞こえない方に聖書の希望をお伝えしたいのです」と言うことができます。家の人は,情報を知らせてくれないとしても,あなたの住所を記したカードや会衆の集会の招待ビラを受け取って耳の聞こえない人に渡すことには同意するかもしれません。

8. 近隣の会衆はどのように手話会衆を援助できますか。

8 手話会衆は年に1日か2日,近隣の別の言語の会衆を招いて,自分たちの区域の中の都市部での探す業を手伝ってもらえます。手話会衆が奉仕のための集まりを司会し,この業に関する指示を与え,実演を行ないます。それぞれの車に手話会衆の奉仕者を少なくとも一人同乗させ,探す業を行なう地区を示す地図を渡します。

9. ろう者が交友やレクリエーションのために集まったり,公的機関のサービスを受けたりする場所で,どのように探すことができますか。

9 ろう者が交友やレクリエーションのために集まったり,公的機関のサービスを受けたりする場所があるなら,そこで探すこともできます。奉仕者は,その場にふさわしい服装をすべきです。そこにいる全員に対して話すのではなく,思慮深く一人か二人と話すほうがよいでしょう。話がはずめば,連絡先情報を交換できるかもしれません。

10. 地元の商業施設で,どのように探すことができますか。

10 地元の商業施設の地図を作成して,ふさわしい時間に訪問する,という方法もあります。ガソリンスタンドの地図や,ドライクリーニング店,レストラン,ホテルなどの地図を作ります。一つの地図に同じタイプの施設だけが含まれているなら,奉仕者は同じ近づき方を使って経験を積み,技術を磨くことができます。例えば,ホテルにはろう者も泊まることがあるので,フロント係にわたしたちの活動を説明し,ろう者の宿泊客用として,DVD1枚と会衆の集会の招待ビラを入れたパッケージを渡すことができます。施設によっては,従業員や顧客の中に手話を使う人がいないか尋ねてもよいでしょう。区域内にろう学校があるなら,図書室用にDVDを提供できるかもしれません。

11. 探す業が宣教奉仕の大切な分野であるのはなぜですか。

11 大切な業: あなたの言語を話す人を探すのは,根気の要る仕事です。そのうえ,人の出入りが激しくて住民の構成がすぐに変わる場合,区域の記録を更新していくのは大変かもしれません。それでも,ますます多くの地域で,探す業は宣教奉仕の大切な分野となっています。宣べ伝える割り当てを与えてくださったエホバは,不公平な方ではありません。(使徒 10:34)「神のご意志は,あらゆる人が救われて,真理の正確な知識に至ることなのです」。(テモ一 2:3,4)ですから,エホバと,また仲間と協力して,言語にかかわりなく,「りっぱな良い心」を持つ人を探してゆきましょう。―ルカ 8:15。

[5ページの囲み記事]

互いに助け合う

会衆や群れが,伝道の対象となる自分たちの言語を話す人を見いだす点で援助を受けることを望むなら,奉仕監督が近隣の他の言語の会衆の長老たちに連絡します。その場合,あまり遠くない会衆や,その言語を話す人の人口がかなり多い区域の会衆だけに連絡するとよいでしょう。連絡を受けた会衆は,奉仕者たちに,その言語を話す人を見つけたら住所を記録して奉仕監督に渡すようにと伝えます。奉仕監督は,その記録を依頼元の会衆や群れに送ります。関係する諸会衆の奉仕監督たちは,複数の言語が用いられている区域を回ることや,関心ある人をふさわしい会衆や群れに導くことについて,実際的な取り決めを設けることができます。

他の言語を話すかなり関心のある人(あるいは,ろう者)を見つけた奉仕者は,直ちに「訪問してください」(S-43)の用紙に記入して,それを会衆の書記に渡します。そうすれば,その人はすぐに霊的な援助を受けることができます。―宣 11/5 7ページを参照。

[6ページの囲み記事]

あなたの言語を話す人をどのように見つけるか

• 聖書研究生,家族,職場の同僚などに尋ねる。

• 電話帳を使って,その言語の一般的な名前を見つける。インターネットや電話会社から,名前を住所順に並べている逆引き電話帳を入手できるかもしれない。

• 地元の図書館,官庁,大学など,公的サービスを提供している場所で,思慮深く尋ねる。

• 地元の新聞で,外国語コミュニティーによる催し物の告知をチェックする。

• 外国語コミュニティー向けのサービスを行なっている商店や企業を訪問する。

• その言語を話す人たちがよく利用する商業施設,大学の学生センター,交通ターミナルなどに,責任者の許可を得て文書テーブルを設置する。

• 合法的であるなら,商業用の電話帳や,インターネット上を検索できるコンピューターソフトを購入する。

[7ページの囲み記事]

探す業で何と言えるか

親しみ深くて誠実かつ率直な近づき方をすれば,不審に思われることはないでしょう。最初にその言語の出版物を見せるとよいようです。

あいさつをしてから,こう言えます。「聖書の希望をお伝えするために,__________語を話す方にお会いしたいと思っています。どなたかご存じですか」。

ろう者を探している場合は,こう言えます。「これをご覧ください。[携帯型DVDプレーヤーを用いて,手話DVDのいずれかから一つの聖句を再生する。] これは,聖書の一部を手話で表わしたものです。わたしたちは,耳の聞こえない方たちに聖書の大切な教えを知っていただくために製作された手話のDVDを無料で提供しています。手話を使うろう者や難聴の方を,どなたかご存じですか」。相手の人がだれも思いつかないなら,職場や学校や近所など,ろう者に会えそうな場所の例を挙げるとよいでしょう。

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