この記事に関心を持つのはだれだろうか
1. 「ものみの塔」誌や「目ざめよ!」誌を読む時に,どんなことを考えるとよいですか。なぜですか。
1 「ものみの塔」誌と「目ざめよ!」誌は世界中の人々を対象にして編集されています。そのため,いろいろな話題が取り上げられています。雑誌の一つ一つの記事を読む時は,この記事に特に関心を持つのはだれだろうかと考えてください。そして,そのような人に提供することを目指しましょう。
2. 雑誌のどんな話題が人々の関心を誘うかもしれませんか。
2 最新の「ものみの塔」誌に,少し前に職場の人と話した聖書の話題が載っていますか。家族生活を扱った記事で,親族の助けになりそうなものがありますか。「目ざめよ!」誌で取り上げられた国への旅行を計画している人を知っていますか。区域内のいろいろな業種の人や種々の役所の人たちの興味を引きそうな雑誌がありますか。例えば,介護施設には,高齢者の世話に伴う問題を取り上げた雑誌を持って行くとよいかもしれません。警察署なら,犯罪に関係した内容の雑誌がよいでしょう。
3. 特定の号を,それに関心を持ちそうな人に提供することの大切さを,どんな経験が示していますか。
3 成果: 「目ざめよ!」2011年10月号の「責任を担えるよう子どもを育てる」という特別号を受け取った南アフリカの一夫婦は,会衆の区域内の25の学校に電話をかけました。22校が雑誌を受け取って児童や生徒に配りました。その国の別の夫婦も同じように考えて区域内の学校に雑誌を配布しました。一つの学校では,教師たちが毎週の学級活動や朗読の時間でその雑誌を用いることにしました。この夫婦が自分たちの経験を巡回監督に話したところ,巡回監督は,巡回区内の他の会衆にも学校を訪ねてみるよう勧めました。支部事務所には,雑誌の追加依頼が数多く寄せられ,その号を再印刷しなければなりませんでした。
4. わたしたちが雑誌をできるだけ多くの人に配布したいと思うのはなぜですか。
4 わたしたちの雑誌は,現在の出来事について背後の真の意味を説明し,聖書と神の王国に注意を向けています。「救いを言い広める」雑誌は世界中でほかにありません。(イザ 52:7)ですから,これらの雑誌をできるだけ多くの人に配布したいと思います。そのために大切なのは,『この記事に関心を持つのはだれだろうか』と考えることです。