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  • 輸血に代わるもの
    目ざめよ! 1970 | 1月22日
    • を受け,輸血なしで手術を行なう医師のいることを聞いた判事は,そうした可能性を確かめるよう時間の猶予を与えました。そしてそのような医師がみつかりました。ところが麻酔医からの横やりのため,別の病院をさがさねばならなくなりました。しかし3番目の病院の主任医師は,「承知しました。輸血なしで手術をしましょう」と言って快く引き受けたのです。手術は2時間を要しましたが,輸血なしで完全に成功しました。実際のところ数滴の血を失ったにすぎませんでした。

      昔の賢人はかつて,「知恵ある者はすすめを容る」と述べましたが,確かにこのことばは,輸血に代わる血漿増量剤の使用に関する問題で前述の判事評議会の勧告に従う判事にあてはまります。―箴言 12:15。

  • 「地に平和」東京大会に出席した人々
    目ざめよ! 1970 | 1月22日
    • 「地に平和」東京大会に出席した人々

      エホバの証人の全時間開拓奉仕者として働く65歳の一未亡人は収入が少なかったため,この大会の出席を危ぶんでいました。ところが忠実に奉仕を続けるにつれ,問題は順調に解決しはじめたのです。仲間の数人の奉仕者からは直接おかねを寄付され,また,ものみの塔協会から送られた開拓者用の食券で大会の6日間の食費の問題を解決しました。彼女の交わっている会衆の奉仕者たち25人余が一緒に東海道新幹線の乗車券を申し込んだところ,団体割引きで一人分の切符が無料になり,それをこの開拓者に振り向けました。この忠実な開拓者はそうした助けを受けて物質面の必要を満たされ,無事大会に出席し霊的に多くのものを得ることができました。彼女は他の若い人々にとって大きな励みとなっています。

      12歳をかしらに10歳,6歳,3歳そして1歳の5人の子供を持つ広島のひとりの姉妹は,それら5人の子供を伴い,東京までの長途の旅行をして大会の初日から最終日まで出席しました。岐阜の7歳になる一少女は毎日20円のこづかいを貯金し,またバスにあまり乗らないようにして4,000円以上のおかねをたくわえ,大会の費用にあてました。

      またこの大会に出席するため,多くの児童は学校を休む特別の許可を得なければなりませんでした。しかしたいていはあらかじめ担任の先生に大会のことをはっきり話し,先生の了解を得ることができました。この点では昨年の7月22日および9月22日号の「目ざめよ!」誌の特別な記事が父兄や児童にとって大きな助けとなりました。子供たちのこうした問題に関し,それらの「目ざめよ!」誌を用いてふたりの先生と話し合ったある母親は,先生から「そのような大会で受ける教育は学校教育以上の益があるかもしれません。どうぞお子さんを連れて大会に出席してください」と言われました。

      ふたりの子供をもつ沖縄のある特別開拓者は,これまで10年間,必要なものをいつも備えられながら忠実に奉仕を行なってきました。しかしふたりの子供と一緒に東京への旅行をするのはかなりの問題でした。ところが,日本に行く船の切符を申し込まねばならなくなった時,それまで彼女の援助を受けて聖書の真理を学んできた近くの奉仕者のひとりが,この家族の旅費を全額負担したいと申し出たのです。彼女はここでもまたエホバの恵みを深く味わいました。

      ある若い奉仕者は大会の前日まで学校の試験を受けねばなりませんでしたが,何か月も前から貯金をしていたので,飛行機の切符を買い,大会当日上京し,初日から大会に出席できました。15歳の別の証人は親から金銭面の援助を受けられませんでしたが,昨年の夏休み中,休暇開拓奉仕とパートタイムの仕事をして貯金し,この大会のための費用をまかないました。

      甲府の一証人は牛乳配達の仕事をしていましたが,代わりの人を見つけることができなかったので,大会中毎朝いつもよりずっと早く起きて配達をすませ,3時間汽車に乗って大会に毎日出席しました。なかには2年も前から少しずつ貯金をして,この大会に出席できた姉妹もいます。

      ひとりの特別開拓者は,集会に出席するほどの進歩を示さなかったある婦人との聖書研究をやめました。ところが,その区域で次に戸別訪問をしてその婦人に会ったところ,彼女は昨年の9月22日号「目ざめよ!」誌の大会に関する記事を全部読んで,(彼女は「目ざめよ!」を予約していた)自分も出席したいと述べました。こうして彼女はふたりの幼い子供とともにかなりの長い旅行をして東京大会に出席し,心ゆくまで楽しみました。彼女は今,自分の土地で行なわれている集会に出席する計画をたてています。

      なかにはこの大会に出席するため1万1,000キロ余の旅行をした人もいます。彼は観光旅行団に加わってオーストラリアに滞在していたとき,そこで日本人の熱心な一証人に会い,聖書研究をすることになりました。それからわずか3か月後,それが真理であることを認めた彼は,観光旅行を中止して帰国し,東京大会に出席することにしたのです。そして大会に出席し,大きな喜びを得ました。

      ある若い人は自分の兄が求めたものみの塔協会の出版物を読んで,聖書に深い関心を持ちました。それから自分でエホバの証人をさがし,その集会場を見つけ,直ちに集会に出席しはじめました。それは「地に平和」大会の前の週のことでした。彼は初めて集会に出席したのち,2時間聖書研究を行ない,その場で,自分はエホバの証人になりたいこと,また大学をやめたいと考えているということを打ちあけたのです。そして東京大会に全日出席し,エホバの証人になりたいとの決意をいよいよ固めました。

      旭川のある食堂で働いているひとりの若い調理士が昨年の9月,聖書研究をはじめました。そして10月に開かれる東京大会に出席するようにとの勧めに応じて,大会に全日出席し,職業がら,炊事部門で働くことを申し出,その部門の責任を持つ兄弟を大いに助けました。彼は実に仕事の早い人で,一度に4本の包丁を使って野菜を切ることができます。大会の終わりに感想を求められた彼は,「ほんとうにすばらしい大会です。信じられないほどです。みなさんはほんとうに兄弟姉妹ですね。ここでの仕事は仕事とは感じません。すべての人がほんとうに優しくて親切です」と述べました。彼は今何を計画していますか。春までには今の仕事をやめてパートタイムの仕事につき,多くの時間を奉仕にささげ,ゆくゆくは開拓奉仕をすることです。彼は今,仕事の都合上,週3回午後10時半から聖書研究を行なっています。

      親の反対に会って家を去り,別の町に行って働いているひとりの若い女性の奉仕者がいます。その親族が彼女の行くえについて証人たちに尋ねましたが,答えてもらえず,ひどく怒った母親は,エホバの証人は若者を誤導

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