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正しい土台の上に王国宣教 1970 | 3月
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記念式と特別講演に,ほかにだれを招待できますか
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予約切れ用紙王国宣教 1970 | 3月
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予約切れ用紙
1 会衆に届いた予約切れ用紙は直ちに伝道者に配られ,伝道者がさっそく訪問できるようにします。それらの人々を熱心に訪問するのは大切です。くり返し訪問しても家の人に会えない場合,予約が切れたこと,およびその予約者に会うため何度か訪問したことなどをしるしたメモといっしょに雑誌を戸口に置いてくることもできます。同時に,聖書研究を勧めるちらしやパンフレットに名前と電話番号をしるし,電話で連絡していただきたいと書いて置いてくることもできます。あるいは,手紙を書くこともできます。
2 家の人に会えたなら,雑誌を予約していただいたかたを尋ねていますと最初に話すのは効果的です。そうすれば,相手の人はあなたが家の人の住所を入手できたいきさつを察することができるでしょう。次に最新号の雑誌の中のある点を用いた簡単な話をし,少し話し合ったのち,その点が雑誌のどこに書かれているかを示します。そうすれば,家の人は雑誌の実際的な価値を知り,再び予約したいと考えることでしょう。あるいは,聖書研究を勧めるちらしを用いて無料の聖書研究を行なうことを勧め,それから,雑誌を再び予約するように勧めることもできるでしょう。
3 再び予約をするように勧めるとき,次のように言うこともできます。「大ぜいの人々は1年間400円で雑誌を郵送してもらっていますが,この雑誌はたいへん有益です…」。家の人が予約の金額を覚えていない場合,ちょっとした機会に金額を知らせることができるでしょう。そのような人の関心を呼びさまして深めることができるなら,それは確かにすぐれた成果と言えるのではありませんか。
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良いたよりを伝える ― 世の中の情勢に注意を払って王国宣教 1970 | 3月
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良いたよりを伝える ― 世の中の情勢に注意を払って
1 互いに関心のある事柄を話し合うのは喜びではありませんか。確かにそうです。そして,そうした事柄を話し合うには,たいてい相手の考え方に関心を持つことが必要です。わたしたちの宣教において,未知の人の関心事をすばやく察知するには洞察力が必要です。次に,巧みに気転をきかせて話を進めて,聖書の証言に結びつけることができます。
2 宗教関係のニュースはわたしたちの区域の事情に照らして検討できます。地方のニュースを話の中に取り入れるのは一番良いことです。そのようなニュースを活用する方法をよく考え,区域の人々のさまざまな態度や考え方に効果的に対処できるように備えましょう。
3 法と秩序の崩壊に関するニュースについて話し合う際には,簡単な紹介のことばの後,次のように話すこともできます。「あなたもきっと,今の世の中に不法と無秩序の傾向が見られることにお気づきでしょう。家にかぎをかけないで外出したり,夜間,なんの恐れもなく町を歩ける時代がいつか訪れるだろうと考えておられますか。(家の人の考えを述べてもらう)人間が今の状態で生活することを神がもくろまれたと思われますか。わたしたちのまわりに見られる現在の状態は,神がすべての従順な人々のための正しい新しい体制を建てられる前に起きる事柄であると聖書が預言していました。あなたはこのことをご存じですか」。それから,「ものみの塔」の適当な記事や「真理」の本の第10章に注意を向けます。
4 世の中の情勢に注意を払い,適当なニュースを用いて聖書の話を進めるなら,家の人に自分の考えを述べてもらい,相手に益となる事柄を確かめるよい機会が開かれるでしょう。こうしてわたしたちは証言をする際に,家の人の必要にほんとうに合った,つまり個人個人にかなった話をすることができ,わたしたちの宣教をいっそう十分に果たすことができます。―テモテ後 4:5。
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神権的ニュース王国宣教 1970 | 3月
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神権的ニュース
◆ 巡回大会のニュース。新居浜: 公開講演の出席者数226人。これは3年半前に同地で開かれた大会の出席者数の3倍余に相当します。バプテスマを受けた人は17人。先回の大会以来,正規開拓者は6人から15人にふえました。神戸・灘: 公開講演の出席者数は驚くべき1,202人。バプテスマを受けた人42人。伊勢崎: 公開講演の出席者数は582人。バプテスマを受けた人は27人。この巡回区の伝道者は驚くべき平均36%も増加しました。東京・荻窪: 公開講演には1,402人が出席しました。バプテスマを受けた人は43人。
◆ 17の巡回大会の公開講演の出席者数は合計1万1,336人で,前回に比べて1,719人増加です。これらの大会は国際大会の前後に開かれたにもかかわらず,合計451名がバプテスマを受けました。1970奉仕年度の初めの5か月間にバプテスマを受けた人は1,006人です。これに比べて,1969奉仕年度中にバプテスマを受けた人は1,023人でした。1970年1月までの18か月間に2,277人がバプテスマを受けて新しい兄弟・姉妹になりました。
◆ ザンビアの一連の地域大会中,12番目の大会は警察当局の許可が得られなかったため開かれませんでしたが,他の11の大会は無事終了しました。出席者合計は13万7,908人というすぐれた記録で,4,637人がバプテスマを受けました。
◆ ナイジェリアの全国大会には9万7,201人が出席しました。プログラムの一部は17のことばで行なわれました。バプテスマを受けた人は3,425人です。
◆ 昼夜操業を行なっているブルックリンの印刷工場では,昨年9月から12月までの4か月間に,合計1,153万1,787冊もの驚異的な分量の本を印刷製本しました。
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質問箱王国宣教 1970 | 3月
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質問箱
● 宗教にかかわりを持つ学校に通っている生徒の場合,伝道者として報告を出したり,バプテスマを受けたり,休暇開拓奉仕をしたりする資格がありますか。
公立の学校があればエホバの証人は宗教にかかわりを持つ学校を避けて,公立の学校に自分の子供を通わせます。しかし,真理を受け入れていない父親あるいは両親が,未成年の子供を宗教にかかわりを持つ学校に入れる場合,真理を学んでいる子供は公立学校に転校することを親に願い出ることができます。もしその願いが聞き入れられないなら,少なくともそのような学校の礼拝その他の宗教的活動にいっさい参加すべきではありません。偽りの宗教に基づく慣行すべてを避けているなら,その種の学校に通っている未成年者(そして成人)が他の面で資格にかなえば,協会はそのような人を伝道者として認め,その人のバプテスマも認めます。また会衆の委員の推薦を受ける未成年者は休暇開拓者として認められるでしょう。しかし成年に達した若者が宗教にかかわりを持つ学校から公立の学校に転校する自由を持っているにもかかわらず,教育上の利点のゆえにそうした学校にとどまっているのであれば,どんな意味においても,大いなるバビロンから離れているとは言えません。(ほかにもそうした学校にとどまらざるを得ない事情があるかもしれません)成年に達していながら,宗教にかかわりを持つその種の学校に籍を置く人は,伝道者として報告し,バプテスマを受けることはできても,休暇開拓奉仕,しもべの責任,公開講演や講話の割り当てのような特権にはあずかれないでしょう。大いなるバビロンとのそうしたかかわりを持っている人は,祈りの中に事情を考慮し,あらゆる手段を講じて,そのような事態から自由になることが望まれています。―黙示 18:2,4。
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