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野外奉仕のための集会王国宣教 1985 | 11月
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野外奉仕のための集会
11月4日-10日
熱意
1. 何から生まれるか。
2. なぜ,宣教において大切なものか。
3. どのように示すか。
11月11日-17日
良い聴き手であること
1. なぜ大切か。
2. 何を学べるか。
3. 家の人の述べることをどのように用いることができるか。
11月18日-24日
休日の証言
1. なぜ積極的な態度を示すか。
2. 紹介の言葉でどんなことを述べるか。
3. なぜ識別力が特に大切か。
11月25日-12月1日
証言用かばん
1. 何を入れてゆくべきか。
2. なぜ,きちんとしていて,整とんされているべきか。
3. なぜ聖書は良い状態であるべきか。
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宣教における熱心さを保つ王国宣教 1985 | 11月
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宣教における熱心さを保つ
1 あなたは,良いたよりを宣べ伝える業における熱心さをどれほどの間保ってきましたか。5年ですか,10年ですか,それとももっと長い期間ですか。20年,30年,あるいはそれ以上にわたって宣べ伝えており,依然として強さを保っている兄弟たちがいます。それら兄弟たちを疲れ果てることがないようにしているのは,何なのでしょうか。わたしたちは,エホバの組織と,またエホバが『その時に速やかに行なって』おられる業とどのように歩調を合わせることができるでしょうか。―イザヤ 60:22。
エホバの熱心を反映する
2 王国奉仕にきちんとあずかっている人たちは自分を神と共に働く者とみなします。(コリント第一 3:9)彼らは,義に対するエホバの熱心を認め,それに見倣います。エホバは幾千年も前にまず良いたよりを告げ知らせることをなさり,引き続きご自分の民によって良いたよりが宣明されるよう熱心に見守っておられます。(ガラテア 3:8)人間の歴史におけるこの末の時期においてさえ,エホバはご自分の王国の目的に対する関心を失ってはおられません。むしろ,予告された国際的な王国の証しを含む,約束されたすべてのことを「エホバの熱心」が生じさせているのです。―イザヤ 9:7。マタイ 24:14。
3 どれほどの期間宣べ伝える業を行なってきたかにかかわりなく,わたしたちは,王国の真理を思いの中で新鮮なものにし続けることにより,神のような熱心さを保つことができます。聖書を研究することによってわたしたちはその霊を吸収しますが,それはエホバの霊です。それによってわたしたちは,音信を宣べ伝えるための熱心さで燃え続けることができます。―ローマ 12:11,12。エフェソス 5:1。
イエスのことを深く考えなさい
4 エホバは,み子イエス・キリストのうちに熱心な奉仕者としての完全な模範を置かれました。イエスは,苦しい,しかし勝利を得た地上の生涯の終わりに至るまで熱心さを保たれました。ヘブライ 12章2,3節は,イエスがしっかりと立ち続ける助けとなった一つの事柄を指摘しています。それはイエスの前に置かれていた報いでした。エホバがあなたの前に置いてくださった輝かしい希望について考えるとき,あなたの熱心さは新たにされるのではありませんか。とこしえの命という幸福な報いをわたしたちにもたらすのは,わたしたちがどれほどの期間熱心であったかということではなく,最後まで忍耐することであるという点を忘れないでください。―マタイ 24:13。
5 エホバの業を行なうということ自体,わたしたちの熱心さを強めます。ヨハネによる書 4章に述べられているイエスの手本を考えてください。イエスは疲れ切っておられました。休息や食物また飲み物を必要としておられました。弟子たちは食物を求めるため村に行っていましたが,戻って来た時,彼らの主はもはや空腹であったり,疲れていたりするようには見えませんでした。何がイエスをさわやかにし,イエスの力を新たにしたのでしょうか。それは神の奉仕においてイエスが楽しんでいた優れた経験でした。サマリアの女がイエスの宣べ伝えたことにすぐに応じ,彼女の言葉によって,その町の他の人々がイエスの言葉を聞くためにやって来たのです。永遠の命のために集められる用意の整った人々がそこにいたのです! イエスは,それらの人々の必要に直ちにこたえられました。この感動的な例は,活発であるようわたしたちを励まします。わたしたちは,耳を傾けて好ましい反応を示す人々に壮大な命が待ち受けていることを知っています。
今月の提供
6 11月中わたしたちは,「新世界訳聖書」に「平和と安全」,「真理」,「良いたより」の本のいずれか1冊を添えて提供します。反対したり,答え応じるのが遅かったり,神や聖書に対してただ無関心であったりする人々にしばしば会うかもしれませんが,わたしたちは,それによって落胆してはなりません。わたしたちの生き生きとした熱心な提供の仕方によって,神の言葉を心に取り入れる人にそれが及ぼす影響を認めるよう助けられる人がそれらの人々の中にいるかもしれないのです。(ヘブライ 4:12)彼らも「生き続け」て,「ヤハのみ業を告げ知らせる」ことができるよう,神の活力を与える言葉を喜んで共に学びたいと思っていることを知らせてください。―詩編 118:15-17。
7 わたしたちは,宣教における熱心さを保つときに,敬虔な熱心さの源であられるエホバが,11月中の宣教におけるわたしたちの一致した努力を豊かに祝福してくださることを確信しています。
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わたしたちの進歩を明らかにする王国宣教 1985 | 11月
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わたしたちの進歩を明らかにする
1 だれかが「ものみの塔」研究で初めて注解するのを耳にするとき,あるいはだれかが神権宣教学校で初めて話をするとき,あなたはどのように感じますか。その人の進歩を見て励まされるのではないでしょうか。あなたご自身の霊的な進歩についてはいかがですか。それはあなたにとって,また他の人々にとって明らかなものですか。あなたは,今日エホバの組織の成長と歩調を合わせていますか。わたしたちは,パウロが述べた人々のようになりたいとは思いません。『あなた方は,神の神聖な宣言の基礎的な事柄を,もう一度だれかに初めから教えてもらうことが必要です』。(ヘブライ 5:12)わたしたちはどのように『自分の進歩がすべての人に明らかになるように』することができるでしょうか。―テモテ第一 4:15。
教えと行状における進歩
2 パウロはテモテに「自分自身と自分の教えとに絶えず注意を払いなさい」と告げました。(テモテ第一 4:16)奉仕会は教える能力を改善する面でわたしたちを教え諭してきました。それは,家庭聖書研究で,再訪問をする際,そして家から家の宣教でどのように教えるかに関する「わたしたちの王国宣教」の記事を主に扱います。わたしたちはその助言を適用し,奉仕のすべての分野における技術を向上させていますか。―箴言 22:29。
3 神権宣教学校は,他の人々に良いたよりを伝えるようわたしたちを助ける優れた指示を与えます。あなたは,それを自分の霊的進歩を図るためのエホバの備えとみなしますか。神権宣教学校に参加することによりあなたは,宣べ伝える業における効果性を改善し,他の人の良い模範となれるでしょう。―「案内書」8,9ページ参照。
4 わたしたちの行状や語ること,また態度を神の言葉に合わせることによっても進歩を明らかにすることができます。この目標に向かってわたしたちは,会衆の書籍研究で再び「崇拝において結ばれる」の本を研究します。この出版物は,特に『円熟に向かって進む』ようわたしたちを助けるために備えられました。(ヘブライ 6:2)あなたは,徹底的に準備し,聖句を調べ,提供されている情報について黙想していますか。引照聖句について注解することを含め,会衆の書籍研究で定期的に注解することを是非目標にしてみてはいかがですか。毎週討議される助言を個人的に適用するよう努めてください。エホバの言葉があなたの中で働いていることをすべての人に明らかにしてください。―テサロニケ第一 2:13。
とらえようと努める
5 霊的な進歩は,奉仕の特権をとらえようと努めることによっても示せます。あなたはこれからの月々,補助開拓奉仕を行なえますか。増し加わる正規開拓者の隊伍に加わることができますか。必要のより大きな所で奉仕したり,宣教者の奉仕やベテル奉仕をとらえるよう努めることができますか。(「奉仕の務め」9章参照。)会衆内の兄弟たちは,奉仕の僕や長老の「りっぱな仕事」をとらえようと努めることによって進歩を示すことができます。(テモテ第一 3:1,13)このことにつき,会衆の長老たちや巡回監督と気がねなく話し合ってください。
6 わたしたちがとらえようと努めて,進歩を明らかにすることのできる事柄としてどのようなものがあるでしょうか。すべての人は,霊の実を一層表わすよう努めることができます。(ガラテア 5:22,23)また,集会に定期的に出席し,良いたよりの熱心な宣明者となり,会衆内の他の成員にとって助けまた励ましとなることを目指すのは大切です。あなたはこれらの分野で努力していますか。あなたは「自分の奉仕の務めを十分に果たし」ていますか。(テモテ第二 4:5)あなたは自分の神権的な割り当てを忠実に果たし,神の言葉を,また「奴隷」によって与えられる最新の霊的食物を勤勉に研究することにより,今の真理に遅れずに付いて行きますか。―マタイ 24:45-47。
7 新しい人たちがエホバの家の山に着実に流れて来ることは,わたしたちすべての側の霊的な成長を求めるものとなります。(イザヤ 2:2,3; 60:22)この体制の終わりは近づいています! 円熟した人が責任をとらえる必要は今までになく大きなものです! それゆえ,『これらのことをよく考えてください。それに打ち込んで,あなたの進歩がすべての人に明らかになるようにしてください』。―テモテ第一 4:13-15。
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弟子を作るのに助けとなる集会王国宣教 1985 | 11月
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弟子を作るのに助けとなる集会
11月10日に始まる週
10分: 「わたしたちの王国宣教」からのふさわしい「発表」と会衆の発表。会計報告。
20分: 「宣教における熱心さを保つ」。質問と答え。幾年にもわたって熱心さを保つ面で優れた手本となっている一人か二人の人にインタビューする。何が王国奉仕において熱心であるよう彼らを励ますものとなったか。
15分: 「良いたよりを伝える ― 積極的な態度で」。質問と答え。困難に直面した際の積極的な態度がどのように積極的な結果を生み出し得るかを示す。その地方の状況を用いる。どのような消極的な態度を避けるべきか,そしてなぜか。ある区域が他の区域のように産出的ではないと思えたり,そこに行くまでの距離が遠かったり,あるいは他の不便があるとしても,会衆に割り当てられているすべての区域を網羅することの大切さを強調する。
66番の歌と結びの祈り。
11月17日に始まる週
8分: 会衆の発表。11月23日の休日の証言に関する取り決めを会衆に知らせる。その日に特に話題にできる点を雑誌から復習する。次週の奉仕会に,新しい「創造」と「論じる」の本を持参するように勧める。
20分: 「アパートでの証言という挑戦に応じる」。折り込みの1-24節までを質問と答えで扱う。区域の実情に適合したどのような方法があるかを討議する。
17分: 「わたしたちの進歩を明らかにする」。聴衆の参加を幾らか交えた熱意をこめた話。4節の後,良い霊的進歩を遂げてきた伝道者に短くインタビューする。進歩を遂げるための個人的な責任を強調する。
191番の歌と結びの祈り。
11月24日に始まる週
8分: 会衆の発表。12月の第1日曜日の野外奉仕を支持するよう励ます。
20分: 12月の文書提供の方法。「12月中,新しい『創造』の本と新しいパンフレットを用いる」の中にある情報に注意を引く。本とパンフレットのどの部分,どの文また言葉に注意を引きたいか,聴衆に述べてもらう。前もって割り当てておくこともできる。会衆の区域にとってふさわしい幾つかの手短な提供方法を提案し,実演する。日曜日の野外奉仕で用いるため,十分の「創造」の本と「王国ニュース第33号」を求めるようすべての人を励ます。
17分: 「『聖書から論じる』の本を活用してください」。質問と答え。この新しい出版物が会衆の区域内でどのように役立つものとなるかを討議する。
173番の歌と結びの祈り。
12月1日に始まる週
10分: 会衆の発表と「日本の1985奉仕年度の報告」及び「『忠誠を保つ人々』地域大会」。
20分: 「アパートでの証言という挑戦に応じる」。25-43節までを扱った奉仕監督による話。囲み記事に関して注解する。会衆の区域に適用する。
15分: 「あなたは神のように親切を示しますか」。1985年9月15日号「ものみの塔」の10-12ページにある記事に基づく話。
156番の歌と結びの祈り。
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