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目ざめよ! 1970
目70 9/22 30–31ページ

世界展望

同性愛を認める僧職者

◆ 聖マシューズ・イン・ザ・シティの牧師をしている,英国教会の僧職者,M・C・ラッセルは,キリスト教徒の会衆は同性愛的な夫婦関係を認め,それを「祝福」するなんらかの方法を見いだすべきであろうと語った。聖書は,そうした関係は,神と,慎みのある人々に忌みきらわれていると述べているが,前述の,ニュージーランドの牧師によれば,互いに忠実に愛し合うふたりのあいだの同性愛的な関係が,真の愛と思いやりをほんとうに表現しているならば,それを罪と見なすことはできないという。聖書の道徳は,宗教指導者にとって,もはやなんの意味も持っていないのだろうか。それとも,彼らは,自らを高め,物事の善悪を決定する神のようになったのだろうか。

罰せられる,私生児の親

◆ 東アフリカの国,ザンジバールからの報道によれば,未婚の女性に子どもを産ませたことが証明された男性はすべて,ザンジバール政府の法令により,5年以下の重労働に服さねばならないという。未婚の女性が,その子どもの父親の名前を言わない場合,それを明らかにするまで拘留され,その女性が偽証した場合,1年以下の禁錮が言い渡される。また,妊娠していることが発見された,未婚の女学生は放校される。こうした厳格な法令が実施されるなら,不道徳な人々も少しは考えなおすかもしれない。

クジラの歌

◆ ロックフェラー大学の研究員,ロジャー・S・ペイン博士は,バーミューダ沖でクジラの歌を録音したと語った。その音は不思議なほど音楽的で,オーボエと弱音器をつけたコルネットを合わせた音に似ている。そして,その音はしだいに弱まり,物悲しい風笛の立てる,不気味でかん高いむせぶような音になる。ペイン博士は,「クジラがどうして,このような音を出すのかだれにもわからない。クジラは声帯を持っていないが,喉頭と,肺にたまった空気で,こうした音を出すものと考えられる」と述べた。交響曲の作曲家アラン・ホバニスは,この音を聞いて,非常に興味を覚え,実際に録音された,クジラのかなでる音楽の一部をとり入れた管絃楽曲を作曲することに進んで応じた。ホバニスは,欽定訳聖書の創世記の一節を引用し,この交響曲を,「神 巨なる魚を創造たまへり」と名づけた。

戦争の絶えない世界

◆ 戦争の数え方にはいろいろあろうが,少なくとも30の,戦争と呼ぶに価する紛争が,現在進行中である,とR・D・ハインル陸軍大佐は語った。1945年以来,重大な国際紛争が50以上起きたが,仮定されている「第三次世界戦争」はこれまでに起きていない。今日の人類は,ゲリラ戦,暴動,革命戦争また,かつてのソ連指導者N・フルシチョフが名づけた,「国家解放戦争」などといった異なった種類の戦争に従事しているのである。ハインル大佐によれば,おそらくこれは,今世紀の最も著しい政治軍事的現象であるという,そしてフランス人はこの種の戦争を,「現代の戦争」と簡潔に呼んでいる。歴史が始まって以来,記録されている,革命的な暴動はおよそ250件に上るが,そのうちの,ほぼ100件は今世紀に起こったものであり,さらにその3分の2は,第二次世界戦争が終わった後に起きている。わたしたちの時代に平和はないことを認めざるを得ない,とハインル大佐は語った。

食料を求めて襲撃

◆ ブラジリアからの報告によると,飢えた農民数千名が町々に侵入し,食物を求めて,商店や民家を襲った。ブラジル北東部一帯はひでりにあい,そのため20万人が被害をこうむった。空腹な人々は,家をあとにして,食物を捜しに出かけた。去る5月下旬,フォルタレザ市周辺地域で,6台の貨物列車が襲われ,すべての食料が奪われた。多くの内陸都市の銀行や商社は,恐れをなして,戸を閉ざしている。1,500トンの食料が,干ばつ地帯に送り込まれたが,飢えにおびやかされている人は,今なお多い。

性の問題と独身

◆ 精神科医の治療を受けている,ローマ・カトリックの尼僧および司祭,280人を調査した結査,独身の誓いから生ずるストレスによると思われる,著しい性的不適応が明らかになった,と,アメリカのカリフォルニア州,サンフランシスコからの一報道は伝えている。ロバート・J・マッカリスター博士が去る5月に報告したところによれば,調査の対象となった,尼僧および司祭からなる80名の外来患者のうち,75%は,習慣的な自慰,異性と性関係を持つこと,そして同性愛行為を含む,「矛盾した性行為にふけっている」。同博士はまた,調査の対象となった入院患者200人中,36%は,同様の性行為にふけっていると述べた。不適応症状の中では,同性愛行為が最も多く,入院中の司祭の17%,および入院中の尼僧の12%が,また,外来の司祭のうち28%および,外来の尼僧の28%が,同性愛行為の経験を持っていた。

「理性に対抗」

◆ 最近,ローマ・カトリックの著名な社会学者,アンドリュー・グリーリーは,アメリカ,イリノイ州シカゴにおける話の中で,アメリカのカトリック教会での,いわゆる「新野蛮人」にふれ,彼らの無分別が,「麻薬ミサ」,その他,同類の行事において力を揮っているように思われる,と語った。また,グリーリーの考えによれば,アメリカにおけるカトリック主義は,「理性に対する大々的な反抗」に携わっており,そうした反抗の傾向は,僧職者および年若い敬けんな一般信徒のあいだで特に強いとのことである。同氏はまた,こうした反抗の風潮は,教会内のあらゆる階層に浸透しつつある,と述べた。

殺虫剤による災い

◆ モスクワの自然保護論者,ウラジミール・ペスコフの報告によると,ソ連の農夫ふたりが殺虫剤を不用意に用いたため,ツル50羽・珍しい大きなガン200羽・褐色のガチョウ11羽・キツネ50匹余を殺してしまった。さらにペスコフによれば,ソ連南部のこうした災いは,ソ連の農業における農薬類の乱用の実態を示す,ほんの一例にすぎない。彼は次のように語った。「これはいたるところで起きており,問題は年ごとにいっそう深刻になっている。ガチョウやツルの群れが,4月にほとんど見られなくなったのはなぜか。イワシャコはほとんどいなくなり,森も庭も原野もいよいよ静かになるばかりである」。ペスコフは指摘しなかったが,カモが減少したため,今年のカモ猟解禁はソ連全土で取りやめになった。

変化か,さもなくば死を迫まられている国連

◆ カナダの前首相レスター・B・ピアソンは,国際連合は方針を変えなければ滅びると述べ,大改革を求めた。同氏が特に主張したのは,国連軍に安全保障理事会の,平和を確保するための命令を遂行させようという提案を再び取り上げることであった。同提案は約22年前に暗黙のうちにたな上げされた。ウ・タント事務総長を支持している彼は,タント氏が,およそ1年前に語った,つぎのような警告のことばを引用した。「国際連合は,10年以内に,有力になるか,あるいは姿を消すかのいずれかであろう」。

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