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  • 「弟子とし…彼らにバプテスマを施す」
    目ざめよ! 1971 | 11月22日
    • の看護婦のうち少なくともひとりが勉強しています。彼女は後楽園大会でバプテスマを受け,いまは開拓奉仕者になることをめざしています。

      ある男の人は,社員1,600名のかまぼこ・はんぺん製造会社に21年間勤務していました。その会社の社長は,たいへん信心深い人でしたから,各職場には神棚が飾られ,20箇所におよぶ社員寮にはそれぞれ仏壇がまつられていました。そして毎月,東京の一番大きな寺のひとつである本願寺の住職が招かれて,精神講和が行なわれました。こうした宗教行事は,20年間勤めていたこの人の担当でした。しかしその夫人と娘さんはエホバの証人になり,まもなくその人をいくつかの集会に誘うようになりました。彼は,それらの集会に,けんそんさや愛のこもった励ましがあるのに深く感動し,考え方を変えました。そして1970年の10月から聖書の勉強をはじめ,エホバの証人と定期的に交わりはじめました。1971年の2月には偽りの宗教に染まった職をひき,収入は3分の1に減りましたが新しい職につきました。今やその人は良いたよりを伝道する資格を得ました。そして,それを喜びをもって行なってきました。10か月にわたるエホバの組織との楽しい交わりののち,後楽園でバプテスマを受けました。

      良いたよりの伝道がいっそう自由に行なえるように職を変えた人はほかにもたくさんいます。妻といっしょにバプテスマを受けた受浸者のひとりは,町田市に住むタクシーの運転手でした。彼は仕事を調整し,特別の取り決めによって,月水土だけ働き,ほかの日は奉仕や会衆の集会のために当てました。しかしバプテスマを受けた後は,エホバに奉仕するためにさらに多くの自由を得るには,もう一度職を変えねばならないと考えています。彼はとぎやをしようかと考えています。この仕事は自分の好きなときにできるし,多くの人に証言することもできるからです。

      イエスが地上におられたとき,「大なる群集は喜びてイエスに聴き」イエスの弟子になりました。(マルコ 12:3)今日でも同じです。あらゆる身分の人々が聖書の貴重な真理を学んでいます。熱心な勉強によって信仰を築いたのち,彼らはエホバ神に献身し,その献身を水のバプテスマによって象徴します。もし,1971年8月6日,後楽園競輪場でバプテスマを受けた879名全員の体験を集めることができれば,その記録は何巻もの本になり,たいへん感動的な物語になることでしょう。しかしわたしたちは,前記のわずかな例からも,救いをエホバ神とそのみ子キリスト・イエスに帰して,今全世界から出てきている『大いなる群集』の献身,喜び,そして目的をある程度理解することができます。―黙示 7:9,10。

  • ともに集まり合う
    目ざめよ! 1971 | 11月22日
    • ともに集まり合う

      ● ニカラグアのある区域では今なお,エホバの証人の集会に出席するにはたいへんな努力がいりますが,非常に大きな障害を克服しなければならない人のほうがより定期的に出席している場合がしばしばあります。その地方を旅行する地域の監督奉仕者の報告によれば,12人の伝道者は出席するのに片道2時間歩かねばなりませんが,めったに集会を欠かさないそうです。巡回する一監督奉仕者は,ひとりの婦人の伝道者が集会のたびに最初の15分間ほど涙を流しているのに気づき,会衆の監督奉仕者に,その婦人がなぜ集会の初めにいつも泣くのかわけを知っていますかと尋ねました。監督奉仕者の説明によると,彼女は血圧が高いうえ,リューマチで脚が痛むため,泣かずに苦痛をがまんできる程度におさまるまで10分ぐらいかかるとのことでした。ところが,寝込まないかぎり,その婦人の伝道者はだれよりも定期的に集会に出席しています。

      ― エホバの証人の1971年度年鑑より

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