新秩序社会の助言者たちとともに働く
1 「初めのとおりに助言者たちを戻すであろう」という預言をイザヤ(1:26)を通して与えたエホバは,使徒たちの時代,そうです,わたしたちの時代をさえ見通しておられました。諸会衆は使徒時代と同様今日においても,忠節な「忠実で思慮深い奴隷」の管理指導を通して『信仰を堅められ,日ごとに数が増し』続けているではありませんか。(マタイ 24:45-47,使行 16:4,5,新)新秩序社会の出版物を通して,時宜にかなった助言をもれなく得られるのはなんと喜ばしいことでしょう。
2 しかし,それらの出版物に載せられているすばらしい情報から他の人々も益を受けていただきたい,というのがわたしたちの心からの願いでもあります。そのため,6月には,『偽ることのできない』と「神のことば」の本に,1冊の小冊子を添えて300円の寄付で配布するわざに,わたしたちすべてが忙しく携わりましょう。もちろん,「見よ!」または「良いたより」の小冊子を使うのでしたら,最初の訪問の時でさえそれをもとにして家庭聖書研究を始めることもできます。家の人が本を2冊いっしょに求めない時には,「神のことば」の本を100円の寄付で,あるいはそれに小冊子1冊を添えて120円の寄付で配布するか,そのどちらかに切り替えるとよいでしょう。
3 『偽ることのできない』と「神のことば」の本を先回野外で配布してからしばらくたちます。巻頭の絵,『偽ることのできない』の中の絵の豊富な「真実の歴史」の章,「神のことば」の目次から提起できるたくさんの興味深い話題など,それらの本には話し合えるすぐれた点が数多くあります。自分で楽しく話せる点に精通してください。簡潔な聖書の話をして会話の糸口をつかんだら,熱意をもって提供物を見せ,できれば,相手の人に手渡します。そうすれば本の内容に目を通してもらえます。寄付の額がわずか300円であることを相手の人に必ず知らせましょう。価格がそれほど少額で済むのは,非常に多くの人たちがその生産と配布に自発的にあずかっているからです。すでに「神のことば」の本を持っている人のために,「真理」か「進化」の本を携えて行くのも良いことです。再訪問のために,または不在の家に置いておくために,「真理」の本のちらしを用いることもできます。
4 雑誌の日には,望まれるなら,「神のことば」の本に雑誌2冊を添えて150円の寄付で提供し,家の人がそれを求めない場合には雑誌2冊を50円で勧めることもできます。しかし,雑誌の日には雑誌配布を第一に心がけることを忘れないようにしましょう。雑誌の日にじゅうぶんの時間働くなら,開拓者も他の人々も雑誌の目標を引き続き達成することができます。晩の雑誌活動にはできるだけ多くの伝道者が参加するよう勧められています。晩には,ほかの時間には会えないかたが在宅しているものです。しかも,くつろいだ気持ちで音信を考えうる状態にあります。そうした人と会う場合,他の晩に家庭聖書研究をするようしばしば取り決められます。
5 近所の人に証言をすることも考えてみましたか。一宮のある姉妹は休暇開拓をしていた時に,近所のある主婦と葬式について聖書からほんとうに率直な話し合いをしました。それがきっかけとなって聖書研究が始まり,その人は今では王国の伝道者となっています。姉妹はこう付け加えています。「最近,私は隣の家の奥さんとも聖書研究を始めることができました。そのかたは,もうひとりの近所の人,つまり新しく伝道者になられたこの主婦のかたの熱心な様子をみて,何かあるにちがいないと感じたのです。また,私の前の家の奥さんも私と以前から研究を続けてこられましたが,その近所の人の良い影響を受けて,最近はより深い認識を示されるようになっています。近所のかたに証言をするのはたいせつなことだと思います」。あなたも実行してみてはいかがですか。
6 新秩序社会は存続します。その助言者たちはわたしたちのために忠実に奉仕しています。まだ時間のあるうちに,この正義の社会のわざを地の四隅に拡大するのに十分にあずかりましょう。
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