弟子を作るのに助けとなる集会
3月30日に始まる週
10分: 会衆の発表と「発表」。4月と5月の提供物に「見よ!」の小冊子が加えられたことに注意を引き,十分に備えて野外にでかけることを励ます。月の第1日曜日の野外奉仕の取り決めについてすべての人に思い起こさせる。4月に補助開拓奉仕をしたい人はだれでもまだできる。次週に1985年12月15日号「ものみの塔」を持参するようすべての人に勧める。
20分: 「霊に燃えなさい」。質問と答え。3節のところで,記念式の出席者で以前に研究をしていた人に,再び関心を燃え立たせる目的でどのように再訪問を行なうことができるかを示す手短な実演をする。結びに,夏を霊的にさわやかにする時期とするようすべての人を励ます。4月の補助開拓者として何人が承認されているかを発表する。
15分: 「会話するための話題」。話題を討議し,最新の提供物を用いて実演する。人間が行なおうとしている事に比べて神がもたらされる平和と安全が勝っていることを示すため,「平和」の本8ページ11,12節から抜粋して読みたいと思うかもしれない。「見よ!」の小冊子を用いて再訪問のための取り決めをしているところで実演を終える。一人の伝道者に,詩編 119編165節を4月1日号「ものみの塔」の聖書に関する幾つかの記事に結びつける実演をしてもらうこともできる。4月15日号,5月1日号,そして5月15日号にも「会話するための話題」中の最後の聖句と結びつけることのできる幾つかの記事があることを述べる。このようにして,書籍の提供が受け入れられない時に雑誌を提供することができる。
162番の歌と結びの祈り。
4月6日に始まる週
10分: 会衆の発表,会計報告。「仏壇に手を合わせることや焼香することをしないで,先祖を粗末に扱っているのはなぜですか」という質問に答えるため,「論じる」の本の187,188,283ページを用いて伝道者に手短に実演してもらう。次週に4月15日号の雑誌を持参するよう兄弟たちに勧める。
15分: 「自制 ― クリスチャンにとって肝要な特質」。1985年12月15日号「ものみの塔」の記事に基づく,聴衆の参加を交えた話。会衆に実際的な適用をする。
20分: 「良いたよりを伝える ― 効果的な街路の証言を通して」。質問と答え。資料を討議したのち,3節から5節までの提案を実演で示す。今週土曜日の雑誌活動を支持するよう励ます。
107番の歌と結びの祈り。
4月13日に始まる週
12分: 会衆の発表。4月15日号を用いて雑誌の提供を手短に実演する。時間の許す範囲で,論点に関してさらに提案があるか聴衆に尋ねる。
18分: 『すべての人に対して良いことを行ないなさい』。質問と答えによる討議。時間の許す範囲で聖句を読み討議する。新しい人たちを歓迎するようすべての人を励ます。
15分: 幾人かの正規および補助開拓者たちにインタビューし,どのようなことによって開拓奉仕をしたいと思うようになったか,開拓奉仕をするためどのように調整したか,そして克服した障害や問題にはどのようなものがあったかを尋ねる。注解が実際的で役立つもの,そして開拓奉仕に向けて進歩している他の人々に励ましとなるものであるよう,前もって準備する。
116番の歌と結びの祈り。
4月20日に始まる週
10分: 会衆の発表。「これまでのパンフレットを活用してください」。どのパンフレットを入手できるか会衆に知らせる。伝道者たちは,野外で使うために伝道かばんに入れておくべきパンフレットを家に置いているかもしれない。見苦しくないものだけを用いるべき。月の第4土曜日の雑誌活動にあずかるようすべての人を励ます。
20分: あなたは何を宝として蓄えますか。霊的な種々の目標を前面に保ち,エホバの力が供給されることを信頼し続けることを強調する,聴衆の参加を幾らか交えた話。わたしたちが生活の中で最も高く評価しているものに心が集中しているゆえに,この質問にふさわしく答えることは大切。(マタイ 6:21)動機の座である心を守り,その欲望を正しい方向に向けることは,永遠の命に関係する。(箴言 4:23)富んでいても貧しくても,物質上のものに対する間違った見方をすることは,信頼の置きどころを間違えたり,物質的な益を得損なうことを過度に心配したりしかねない。(箴言 10:15; 18:11。ルカ 12:15)最も価値ある所有物はエホバとの良い関係。(詩編 63:3,4; 73:27,28)物質上のものは裁きの日に何の価値もない。(箴言 11:4)霊的な種々の目標を追い求めることの間に今ふさわしい平衡を保つことは大切。(箴言 30:8,9)クリスチャンは,補助および正規開拓奉仕,ベテルの奉仕,あるいはエホバへの賛美の犠牲を増し加えることや改善することなどの霊的な目標を持つよう励まされているべき。霊的な目標を若者の前に置けば,彼らの将来の危険について親が恐れる必要は何もない。(詩編 37:25)生活の中で大切な決定をしなければならない時,わたしたちは,自分の愛情がエホバや王国の関心事に集中しているか,それともほかのものに集中しているかを確かめるか。(この点で立派な手本となっている会衆内の幾人かの人から注解を得ることができる。)永遠に続くものの上に愛情を傾け続けなさい。―詩編 91:14-16。コリント第二 4:18。
15分: 若い人たちが証言の業にあずかるよう助けなさい。インタビューと実演。親は,幼い時から若い人たちを教える主な責任を有している。(テモテ第二 3:15)すべての人は,奉仕で若い人たちと共に働く時に目ざとく助けることができる。若い人たちは,戸口で何もしないで立っているのではなく参加することを好む。子供を持つ一人か二人の親に,戸口での証言に子供をどのように参加させるか尋ねる。ある程度の年になっているなら,子供たちは聖書や文書を入れた伝道かばんを持っているか。どのように子供を紹介し,聖句を読んだり提供したりすることにあずからせているか。年長の伝道者の提供が断わられる時に,若い人が家の人にどのように無料のパンフレットを提供することができるかを手短に実演で示す。また,親あるいは年長の伝道者がどのように会話を切り出し,次いで若い人に聖書を読んでもらえるかを手短に実演で示す。戸口で証言の業にあずかるよう若い人たちを目ざとく助けるようすべての人を励ます。―マタイ 21:16参照。
210番の歌と結びの祈り。
4月27日に始まる週
8分: 会衆の発表。5月の第1日曜日の奉仕にあずかるようすべての人を励ます。
22分: 「宣教のあらゆる分野で『論じる』の本を用いなさい」。奉仕監督あるいは他の資格ある長老によって扱われる,質問と答えの討議。時間の許す範囲で,「論じる」の本12ページの「将来/安全」の見出し,また13ページの「戦争/平和」の見出しの部分にある紹介の言葉を,「平和」の本を提供する際,どのように用いることができるかを示す。4節を討議する際,「論じる」の本8ページ4節で述べられているように,答え方を単に暗記するよりも,自分自身の言葉でその考えを言い表わす能力を身につけるよう励ます。
15分: 会衆で取り決める。この週までに1986年1月5日付の長老団への手紙の内容が扱われていなければ,ここで扱う。輸血して手術することが必要な事態が持ち上がったなら,長老たちに連絡するのはなぜ大切か,伝道者はどのように自ら信仰上の立場について医師に弁明できるかについて明確な指針や情報を伝える。
209番の歌と結びの祈り。