弟子を作るのに助けとなる集会
注意: 「わたしたちの王国宣教」は,夏のあいだもすべての週の奉仕会の予定を載せます。会衆は,地域大会に出席するため必要な調整をし,続く週の奉仕会でプログラムの要点を30分間復習することができます。復習は10分ずつの三つの部分に分けることができます。簡潔な紹介の言葉の後,司会者は一日目と二日目のプログラムの要点を復習することができます。2番目の兄弟は三日目のプログラムを復習し,3番目の兄弟は四日目の要点に注意を向けることができます。用いる経験や聴衆から時折求める注解はすべて簡潔で要点を突いたものとすべきです。よく準備された復習をするなら,兄弟たちは,個人的に適用するためのかぎとなる点を思い起こし,野外で用いるよう助けられるでしょう。
6月29日に始まる週
13分: 会衆の発表。3ページの4月の野外奉仕報告および記念式の報告について励みとなる注解を述べる。「会話するための話題」のうちの一つを実演で示す。この自由に用いることのできる話題は,特に区域が頻繁に網らされている所などで,話題にさらに変化を与えるものとなるだろう。7月の第1日曜日の野外奉仕にあずかるようすべての人を励ます。
15分: 「良いたよりを熱心に分かちなさい」。質問と答えによる討議。
17分: 「聖書から論じる」。長老とこの世に引かれていると感じている年若い兄弟との話し合い。長老は,「論じる」の本419-422ページの「世の霊」の中の資料を用いる。長老は世の霊を定義し,それに染まることがなぜ心配の原因となるかを説明する。(ヨハネ第一 5:19。啓示 12:9)長老は兄弟を話し合いに招き,共に以下の点を推論する。世の霊がわたしたちの考え方や欲望に影響を及ぼすなら,わたしたちの霊性が損なわれること。世の霊は誇りやエホバへの反逆に基づいていること。世の霊から自由になるために何をしなければならないか。エバのわがままな道を避け,権威に逆らう傾向に抵抗する必要があること。世の霊が今日人々の振る舞いに明らかになる幾つかの仕方。物質主義の落とし穴,および物質主義と世の霊との関係。ふさわしくない話し方や行ないはどのように良くない精神の一因となるか。聖書は霊的な人と肉的な人との著しい相違を示す。人間を偶像視しないように。長老は,この世的な活動に携わらなくても何も真に失うことはないということを示す経験で結ぶ。アフリカにおいて9歳の少女は,業が禁令下に置かれた土地を離れて家族と共に別の国に移ることを余儀なくされ,そこの難民キャンプで14年間過ごした。十代の時をすべて聖書の研究や集会を中心とした平和な生活にささげた。今彼女は全時間奉仕をしている。彼女は世やその娯楽に近づくことはなかったが,何も失わなかった! 若い兄弟は話し合いに対する感謝を表わす。
80番の歌と結びの祈り。
7月6日に始まる週
10分: 会衆の発表および3ページの「発表」。今週土曜日の雑誌活動にあずかるようすべての人を励ます。時間が許す範囲で,二つの60秒以内の雑誌の提供を実演で示す。一つは最新の「ものみの塔」を,もう一つは最新の「目ざめよ!」を際立たせる。
20分: 「家族や親族を真理に引き寄せる」。質問と答えで扱う。家族や親族および身近な友人から証言を受けたことがきっかけで,真理に引き寄せられた人が聴衆の中にどれほどいるか尋ね,身近な人に証言することがいかに効果的であるかを示す。前もって準備した経験を幾つか話してもらう。夏の間に親族と行き来する機会が少なくない。考慮した提案を積極的に適用するように励ます。
15分: 会衆の必要に応じて取り決める。あるいは,1985年6月15日号「ものみの塔」の5-7ページ「効果的な聖書の読み方」の記事に基づく教訓的な話をする。
167番の歌と結びの祈り。
7月13日に始まる週
10分: 会衆の発表と会計報告。来週の奉仕会に,8月の提供で用いるブロシュアーを持参するようすべての人に思い起こさせる。
20分: 「わたしたちの神の家をなおざりにしない」。質問と答え。王国会館およびその敷地の世話を改善するため会衆として何ができるか特定な事柄を略述する。
15分: 親と子が王国会館や大会での振る舞いに関心を払う必要が引き続きあることを二人の長老が話し合う。会衆の状況を話し合う。以下の点が含まれるかもしれない。集会後子供たちが通路を走り回ること,近所の人々に迷惑となるかもしれないような大きな声で会館の外で話すこと,晩に駐車場の辺りを子供たちが走り回る危険。子供を制御するために努力している人たちをほめる。すべての事柄をエホバを喜ばせるように行ないたいという積極的で励みある言葉で結ぶ。
164番の歌と結びの祈り。
7月20日に始まる週
15分: 会衆の発表。第4土曜日の雑誌活動を励ます。今週野外奉仕で用いることのできる論点を最新号から話し合う。月末に大会や休暇などで会衆を離れる人たちは,野外奉仕報告をその前に忘れずに提出するように思い起こさせる。
15分: 「良いたよりを伝える ― 感情移入をして」。質問と答え。
15分: 8月の文書の提供。年若い伝道者や新しい伝道者にも効果的に用いることのできる論点をブロシュアーから討議する。
147番の歌と結びの祈り。
7月27日に始まる週
10分: 会衆の発表。
20分: 互いに励まし合うため「論じる」の本を用いる。361-365ページに基づく話と実演。バルナバは,温かい心の寛大な人として知られていた。彼は兄弟たちを助けるために喜んで自分を与えた。アンティオキアへの彼の訪問は新しい弟子にとって鼓舞されるものだった。彼の温かい言葉と考え方は,「心からの決意を抱いて引き続き主のうちにとどまるよう」新しい弟子たちを動かした。(使徒 11:23)効果的に励ましを与えることは様々な結果を生み出す。困難な状況に立ち向かう勇気や希望,また確信を得ることにより,励ましを受ける人は益にあずかる。
わたしたちすべては励ましを必要としており,また互いに励まし合っている必要がある。問題に対処し,「心からの決意」を抱いて引き続きエホバに仕えるよう互いを助けるため何を言いかつ行なうことができるか。実演: (1)伝道者が年配の伝道者を訪問する。年配の伝道者は,病気のために集会に定期的に出席することができず,落胆している。伝道者は,年配の伝道者の長年にわたる忠実な奉仕に対する感謝の気持ちを伝え,野外奉仕で年配の人と共に働いて得た経験を述べることもできる。会話は,コリント第二 4章13,16節および「論じる」の本の関連した資料につながる。(2)二人の兄弟が集会後くつろいで話している。会話は日常の活動や世俗の仕事に向けられている。兄弟は,会社がつぶれるかもしれないので自分の仕事がどれほど危なくなっているかを述べる。二人は経済的に不振な区域に住んでおり,兄弟はすでに収支を合わせるのに難しい時期に至っている。もう一人の兄弟は兄弟の気持ちに思いやりを示す。自分も難しい時期に至っている。聖書が述べていることに思いの平安を見いだしている。「論じる」の本,364,365ページ「経済上の問題で」の部分。マタイ 6章33節とローマ 8章35,38,39節に基づく話し合い。
15分: 「積極的な態度を保ちなさい」。1986年6月1日号「ものみの塔」の28ページから始まる記事に基づく励みを与える話。
52番の歌と結びの祈り。